Round07オートポリス
JSB1000 予選
2018年9月1日(土)-2日(日)
大分県
全日本ロードレース選手権第7戦が大分県オートポリスで行われました。今大会は久しぶりの4クラス開催で、JSB1000とST600が土曜日にレース1、日曜日にレース2が行われ、他クラスは日曜決勝の予定でしたが、雨、霧、雷の悪天候でスケジュールが大きく変更されました。
金曜日に行われたフリー走行は雨が降ったり止んだりの不順な天候での走行ながら、JSB1000では高橋巧(Team HRC)が総合トップタイムとなり好調な滑り出しを見せました。しかし、土曜日の午前中に予定されていた各クラスの予選は、大粒の雨、濃霧の発生で、幾度もタイムスケジュールが変更されレースは中止となりました。
午後から予選のみの実施となりましたが、J-GP3の予選は雨と霧のため中止となり、その後、天候が回復してST600の予選が行われ、亀井雄大(Honda Suzuka Racing Team)がトップタイムを記録しポールポジションを獲得しました。JSB1000の予選も天候不順で中止となり、天気の回復を待ち、J-GP2は16時から実施され、路面はウエットコンディション、水しぶきを上げながら、激しいアタック合戦が繰り広げられ岩戸亮介(Team高武 RSC)がポールポジションを獲得しました。
日曜日は、午前中にJSB1000とJ-GP3の予選が行われ、4クラスの決勝が行われる予定ですが、悪天候で予選が実施されなかった場合は金曜日に行われたフリー走行の順位でグリッドが決まることになりました。
亀井雄大(ST600 ポールポジション)
「予選開始にはレインタイヤで出たんですが、この状況でタイムアップをするのは難しいと判断して、ピットに戻り、路面の状況が変化するのを待ちました。終盤にスリックタイヤで出て濡れた路面を周回しましたが、最終コーナー、1コーナーあたりが乾き始めたのでアタックしてトップタイムを記録することができました。ポールポジション獲得は初めてなので、とてもうれしく思っています。決勝はドライで戦いたい、ドライなら逃げて、雨なら終盤に勝負を賭けられるようにトップ集団について行きたいと思います」
岩戸亮介(J-GP2 ポールポジション)
「オートポリスは地元なので、活躍したいと思っているのですが、これまで、いい結果を残せていませんでした。今回ポールポジションが取れたことは、素直にうれしいです。開始時間が16時と遅れましたが、集中力を切らさずに、待っていました。決勝は晴れてほしいですが、どちらでも全力で優勝を目指します。理想は、SUGOの時にように逃げて勝ちたい。誰よりも速いことを見せられるレースがしたいので予選のように集中して挑みます」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 21 | 中須賀克行 | ヤマハ | 1'47.955 |
2 | 5 | 野左根航汰 | ヤマハ | +0.597 |
3 | 26 | 渡辺一樹 | スズキ | +0.936 |
4 | 11 | 渡辺一馬 | カワサキ | +1.185 |
5 | 1 | 高橋巧 | ![]() | +1.484 |
6 | 12 | 津田拓也 | スズキ | +1.716 |
7 | 71 | 加賀山就臣 | スズキ | +1.850 |
8 | 090 | 秋吉耕佑 | ![]() | +1.969 |
9 | 23 | 清成龍一 | ![]() | +2.669 |
10 | 634 | 水野涼 | ![]() | +2.714 |
11 | 51 | ザクワン・ザイディ | ![]() | +2.733 |
12 | 72 | 高橋裕紀 | ![]() | +2.846 |
15 | 20 | 日浦大治朗 | ![]() | +3.236 |
16 | 8 | 山口辰也 | ![]() | +3.333 |
25 | 91 | 井上拓海 | ![]() | +6.777 |
27 | 40 | 小島一浩 | ![]() | +7.333 |
28 | 43 | 中津原尚宏 | ![]() | +7.629 |
84 | 北折淳 | ![]() | +10.686 |