J-GP3の予選ポールポジションは、栗原佳祐(MORIWAKI CLUB)が獲得しました。決勝はグリッドでエンジンのかからないライダーがいたことからスタートディレイとなり、19ラップから18ラップへと減算されました。

決勝ホールショットは小室旭(Team P.MU 7C)が奪いますが、古市右京(KTM)が首位に躍り出て、それを、小室、栗原らが追い、トップ争いは7台に。栗原は2ラップ目には首位を奪いますが、古市とのバトルが続きます。古市はトップに出て、栗原、小室、安村武志(犬の乳酸菌.jp/プリミティブRT)、中島元気(TEAM SRS-Moto)、船田俊希(TEAM PLUSONE)、岡崎静香(UQ&テルル・Kohara RT)、伊達悠太(BATTLE FACTORY)が僅差のトップ集団となり、激しいバトルを繰り広げながら周回を重ねました。

3ラップ目、トップ集団の中で、伊達が6番手にポジションアップ。6ラップ目には安村が小室を捉え、3番手へ浮上。8ラップ目には中島がトップ浮上と、目まぐるしく首位が入れ替わります。9ラップ目には、再び栗原がトップを奪い返します。

終盤に来て、栗原、伊達が逃げ、トップ争いは2台に絞られたかに見えましたが、後ろの集団がすぐに追いつき、再び大集団のバトルが続きました。古市が15ラップ目に先頭に立ちますが、17ラップ目には栗原がトップを奪い返します。最終ラップの最終コーナーまで攻防は続き、その中で伊達がオーバーラン。小室は行き場を失いコースアウトしてタイムロスを喫します。優勝は栗原、2位古市、3位中島となり、小室は4位、安村5位、船田が6位、伊達が7位でチェッカーを受けました。