全日本ロードレース選手権の開幕戦が、茨城県にある筑波サーキットで開催されました。同大会が筑波サーキットで開催されるのは、3年ぶりとなります。開幕戦では、J-GP2、J-GP3、ST600といった、3クラスのレースが実施されました。J-GP2の決勝は、土曜日に第1レース、日曜日に第2レースという日程で、2日に渡り開催。J-GP2では、2014年と2015年にチャンピオンに輝いた高橋裕紀(MORIWAKI RACING)が、参戦するクラスをJSB1000に変更しました。また、2015年にJ-GP3のチャンピオンとなった水野涼(MuSASHiRTハルクプロ)は今年、J-GP2に戦いの場を移します。同じく2015年にST600のチャンピオンとなったヤマハのライダーは、レース活動を休止するため、3クラス揃って昨年度のチャンピオンが不在の状態での戦いとなります。
J-GP2の開幕戦では、通常行われる40分の掲示予選に加えて、同クラスでは初の試みとなるスーパーポール(SP)が実施されました。SPは、各ライダーが同時に走行するのではなく、順番に単独走行を行ってタイムを計る予選方式です。掲示予選の順位で第1レースの11番手以降のグリッドと、第2レースの全グリッドを決め、さらに掲示予選で上位10番手に入ったライダーが、SPに進出します。SPのタイムをもとに、第1レースの上位10番手までのグリッドが決まります。掲示予選でのHonda勢のトップは、2番手の國峰啄磨(H43 Team-NOBBY)。SPでのHonda勢のトップは、3番手の渥美心(au&テルル・Kohara RT)となりました。
國峰啄磨
渥美心
9日(土)のSP後に行われた決勝第1レースは、渥美がスタートダッシュを決め、1コーナーで2番手に浮上。すぐに首位を奪い、オープニングラップを制してレースをリードしましたが、18周目の1コーナーでトラブルに見舞われ、リタイアしてしまいます。これにより、トップはスズキの浦本修充となりました。2番手争いは5台で行われ、三原壮紫(H43 Team-NOBBY)が19ラップ目に2番手に、國峰啄磨(H43 Team-NOBBY)が3番手に浮上し、順位をキープしてチェッカーを受けました。関口太郎(MISTRESA with HARC-PRO.)は、5位でレースを終えました。
三原壮紫
國峰啄磨
10日(日)に行われた第2レースでは、水野涼(MuSASHiRTハルク・プロ)が4番手、國峰が5番手、関口が7番手、三原が8番手、渥美9番手でオープニングラップをクリアしました。國峰はタイムを上げながら、順位を上げていき、5ラップ目にはレコードタイムとなる57秒088を記録。一気に2番手に浮上して、首位の背後に迫ると、仕掛けるタイミングを計りながら周回を重ね、18ラップ目の1コーナーで一騎打ちに持ち込みました。しかし結果は、國峰のオーバーラン。なんとかコースに復帰しますが、4番手へとポジションダウンとなります。そこから追い上げて1台を抜き、3位でチェッカーを受けました。4位が水野、7位が関口、8位が三原、9位が渥美という順位になりました。大木崇行(MOTO BUM+虎の穴)は10位でレースを終えました。
水野涼
関口太郎
栗原佳祐(MuSASHi RT ハルク・プロ)が、初のポールポジションからのスタートを切る展開となりました。決勝のホールショットは、徳留真紀(CLUB PLUSONE)が奪います。
栗原佳祐
徳留真紀
栗原は2ラップ目の1コーナーで首位に立ち、小室旭(Team P.MU 7C)と徳留とともに、トップ争いを繰り広げます。9ラップ目には、13番手から追い上げてきた菊池寛幸(H43 Team-NOBBY&ウイリー)が4番手となりますが、同じく9ラップ目の最終コーナーで転倒してしまいます。これにより、4番手は伊達悠太(BATTLE FACTORY)となり、関野海斗(Team P.MU 7C)が伊達を追います。そして、関野は16ラップ目に4番手に浮上することに成功しました。
栗原、小室、徳留の3人によって繰り広げられたトップ争いは、最終的に栗原が戦いを制し、初優勝を飾りました。2位が小室、3位が徳留で、トップ争いを繰り広げた3名が表彰台に上りました。
激しい4位争いは、最後にが制しました。5位に伊達、6位に女性ライダーの岡崎静夏(UQ&テルル・Kohara RT)となりました。
小室旭(左)、栗原佳祐(中央)、徳留真紀(右)
開幕戦の決勝は、全日本昇格13年目にして初のポールポジションを獲得した中山真太郎(TEAMしんたろうwith KRT)が先頭を走るという展開で幕を開けました。中山は、幸先よくホールショットを奪いレースをリード。それを榎戸育寛(MOTO BUM HONDA)、岩戸亮介(Team高武 RSC)が追いかける展開です。中山をパスしようと果敢に挑んだ榎戸でしたが、転倒リタイアを喫し、レースから脱落します。そこから先頭を走る中山をパスし、首位に立ったのは岩戸でした。
中山真太郎(#19)
岩戸亮介
こうして、岩戸と中山、デチャ・クライサルト(ヤマハ)がトップ集団を形成する展開の中で、名越哲平(MuSASHi RT Jr.)が後方から追いつき、トップ争いは6台となります。そんな中、クライサルトと岩戸、名越の3台が抜け出してトップ争いを繰り広げますが、11ラップ目に転倒車がコース上に出て赤旗中断となりました。
名越哲平
名越哲平
レースは15周で再開されましたが、直後に再度転倒車が出たこで2度目の赤旗中断となりました。
3度目のスタートで飛び出したのはチャランポン・ポラマイ(ヤマハ)でした。それを岩戸、高橋英倫(カワサキ)、名越、前田恵助(ヤマハ)が追うかたちでトップ集団を形成。その後、トップ争いはポラマイ、岩戸、名越の3台に絞られます。ラスト2ラップの1コーナーでポラマイをパスした岩戸でしたが、最終ラップの1コーナーで、今度はポラマイが岩戸のインに飛び込み、2台は接触。ともに転倒リタイアを喫することになりました。
そんな中でトップに立ったのは名越。そのまま、うれしい初優勝のチェッカーを受けました。5位に中山、7位には追い上げた伊藤和樹(UQ&テルル・Kohara RT)が入りました。
名越哲平
中山真太郎
伊藤和輝
栗原佳祐(J-GP3 優勝)
「序盤から引き離したかったのですが、自分が先頭を走ってレースを引っ張るのは初めての経験で、後ろからのプレッシャーも大きく、なかなかうまくいきませんでした。勝たなければならないという気持ちも強くて、いつものように走ることができませんでした。身体に力が入ってしまいました。だからこそ、勝つことができてとてもうれしいです。事前テストからしっかり走ってアベレージを上げるといった、ロングランをした成果を出せず、タイムを上げられなかったことは悔しいです。次のレースでは、リラックスして自分の走りができるようにしたいと思っています」
小室旭(J-GP3 2位)
「今回はスポット参戦で、たくさんの人の応援で走ることができました。チャンスをくれた皆さんに感謝しています。若手ライダーである関野選手のレベルアップに力を貸すことが条件だったので、彼の力を引き上げるためにも、テストには参加させてもらいました。テストがしっかりでき、いいレースができたと思います。関野選手も4位に入り、うれしく思います。1年のブランクがありますが、普段もバイクには乗っていますし、今年は鈴鹿8時間耐久への参戦を目標としているので、しっかり準備して挑みたいと思います」
徳留真紀(J-GP3 3位)
「実は16年前に痛めた右ヒザが急に痛み出し、足を曲げることができなくなって、オフの間はバイクに乗ることができませんでした。今回も走ることができるのか心配だったのですが、完全な状態ではなくとも、なんとかライディングポジションに収まるようになり参戦できました。何度もブーツのかかとや脇をこすってしまい、自分の走りとは言えない状況の中で、3位になることができたので走ってよかったと思います。今年は走りに専念できる環境になりましたので、次までには、もっと回復させて、しっかり挑みたいと思います」
名越哲平(ST600 優勝)
「筑波はCBR250で何度も走ったサーキットです。走っている量では、負けていないと思います。3月にはスポーツ走行にも参加して練習を重ねてきました。今回のレースでは表彰台に上ることができればと思って挑みました。何度も赤旗が出て、精神的にも難しいレースでしたが、ハルクプロの会長や社長が、自分のペースを守れとアドバイスしてくれました。レース中は、何度も抜こうと焦る気持ちがありましたが、それを抑えて自分の走りができたことが優勝につながったんだと感謝しています。今年の目標はレースでの優勝でしたが、今回勝つことができたので、チャンピオンを目指します」
中山真太郎(ST600 5位)
「今回は初のポールポジションを取ることができて、こんなにうれしいことはなかったです。欲張るといいことがないので、決勝も完走を目指して走りました。最初のスタートではホールショットを取ることができ、トップを走りました。最初のレースで榎戸(育寛)くんの転倒を見て、さらに慎重になりました。なんとか、ワンシーズンを戦うためには、バイクを壊さないことが一番なので、じっくり走りました。チェッカーを受けることができてよかったと思っています。今回のレースはいい思い出になります。次も完走目指してがんばります」
伊藤和輝(ST600 7位)
「今回は最初のレースで、体力を使いきってしまいました。再スタートの時は、足の筋肉がうまく動かないような感じになってしまいました。ですので、無駄な動きをせずに、勝負するタイミングを考えて、最後に2台パスしました。本当は、もっと前に仕掛けていきたかったです。今回のレースで、自分の課題が見えたので、トレーニングのやり方を工夫し、体力も筋力もアップして、どんな状況でも大丈夫なようにしたいです。次戦では優勝を目指してしっかり走ります」
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 94 | 浦本修充 | スズキ | 20 | 19'22.524 |
2 | 74 | 三原壮紫 | HP6-q | 20 | +1.231 |
3 | 55 | 國峰啄磨 | HP6-q | 20 | +2.064 |
4 | 70 | 岩崎哲朗 | カワサキ | 20 | +2.132 |
5 | 44 | 関口太郎 | HP6 | 20 | +2.317 |
6 | 2 | 生形秀之 | スズキ | 20 | +2.541 |
7 | 11 | 井筒仁康 | カワサキ | 20 | +4.425 |
8 | 17 | 石塚健 | カワサキ | 20 | +4.484 |
9 | 8 | 大木崇行 | CBR600RR | 20 | +9.587 |
10 | 392 | 長尾健吾 | スズキ | 20 | +11.486 |
12 | 10 | 佐藤太紀 | TSR6 | 20 | +20.113 |
13 | 15 | 作本輝介 | MD600 | 20 | +23.177 |
14 | 56 | 中本郡 | HP6 | 20 | +23.635 |
17 | 19 | 赤間清 | HP6 | 20 | +55.851 |
18 | 32 | マックス・クローカー | FTR | 18 | +2Laps |
19 | 090 | 渥美心 | TSR2 | 17 | +3Laps |
RT | 30 | 高橋颯 | HP6 | 14 | +6Laps |
RT | 634 | 水野涼 | HP6-q | 12 | +8Laps |
RT | 46 | 日浦大治朗 | MD600 | 6 | +14Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 94 | 浦本修充 | スズキ | 20 | 19'17.631 |
2 | 2 | 生形秀之 | スズキ | 20 | +1.961 |
3 | 55 | 國峰啄磨 | HP6-q | 20 | +2.124 |
4 | 634 | 水野涼 | HP6-q | 20 | +2.279 |
5 | 17 | 石塚健 | カワサキ | 20 | +3.616 |
6 | 11 | 井筒仁康 | カワサキ | 20 | +4.249 |
7 | 44 | 関口太郎 | HP6 | 20 | +4.448 |
8 | 74 | 三原壮紫 | HP6-q | 20 | +5.855 |
9 | 090 | 渥美心 | TSR2 | 20 | +8.960 |
10 | 8 | 大木崇行 | CBR600RR | 20 | +14.411 |
13 | 10 | 佐藤太紀 | TSR6 | 20 | +18.594 |
14 | 15 | 作本輝介 | MD600 | 20 | +25.224 |
15 | 56 | 中本郡 | HP6 | 20 | +27.787 |
16 | 46 | 日浦大治朗 | MD600 | 20 | +30.449 |
18 | 30 | 高橋颯 | HP6 | 20 | +34.675 |
19 | 19 | 赤間清 | HP6 | 19 | +1Lap |
21 | 32 | マックス・クローカー | FTR | 17 | +3Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 634 | 栗原佳祐 | ![]() | 25 | 25'16.455 |
2 | 56 | 小室旭 | ![]() | 25 | +0.561 |
3 | 36 | 徳留真紀 | ![]() | 25 | +2.803 |
4 | 11 | 関野海斗 | ![]() | 25 | +20.383 |
5 | 31 | 伊達悠太 | ![]() | 25 | +20.465 |
6 | 13 | 岡崎静夏 | TSR3 | 25 | +20.649 |
7 | 8 | 安村武志 | プリミティブ | 25 | +20.870 |
8 | 7 | 古市右京 | KTM | 25 | +21.339 |
9 | 41 | 佐藤励 | ![]() | 25 | +22.045 |
10 | 45 | 太田虎之進 | ![]() | 25 | +22.636 |
11 | 15 | 高杉奈緒子 | ![]() | 25 | +25.303 |
12 | 18 | 山本恭裕 | ![]() | 25 | +31.229 |
13 | 77 | 野澤秀典 | ![]() | 25 | +53.814 |
14 | 33 | 長谷川聖 | ![]() | 25 | +54.082 |
15 | 99 | 白石玲菜 | ![]() | 25 | +58.516 |
16 | 24 | 畑中要 | ![]() | 24 | +1Lap |
17 | 10 | 船田俊希 | ![]() | 21 | +4Laps |
RT | 12 | 菊池寛幸 | ![]() | 8 | +17Laps |
RT | 21 | 中山愛理 | ![]() | 7 | +18Laps |
RT | 32 | 佐野勝人 | プリミティブ | 5 | +20Laps |
RT | 410 | 宇井陽一 | IODA | - | - |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム |
---|---|---|---|---|---|
1 | 73 | 名越哲平 | ![]() | 15 | 14'50.451 |
2 | 5 | 前田恵助 | ヤマハ | 15 | 14'56.428 |
3 | 57 | 高橋英倫 | カワサキ | 15 | 14'57.093 |
4 | 23 | 津田一磨 | ヤマハ | 15 | 14'57.211 |
5 | 19 | 中山真太郎 | ![]() | 15 | 14'57.448 |
6 | 85 | 松崎克哉 | カワサキ | 15 | 14'57.637 |
7 | 14 | 伊藤和輝 | ![]() | 15 | 14'57.784 |
8 | 20 | 清末尚樹 | カワサキ | 15 | 14'57.947 |
9 | 41 | 田所隼 | ![]() | 15 | 14'58.205 |
10 | 42 | 名越公助 | ヤマハ | 15 | 14'58.668 |
14 | 39 | 中村豊 | ![]() | 15 | 15'07.178 |
15 | 55 | 谷津裕亮 | ![]() | 15 | 15'07.394 |
16 | 44 | 松川泰宏 | ![]() | 15 | 15'07.612 |
18 | 70 | 木村思音 | ![]() | 15 | 15'10.333 |
19 | 35 | 櫻井賢一 | ![]() | 15 | 15'21.918 |
20 | 31 | 澤村俊紀 | ![]() | 15 | 15'25.832 |
23 | 8 | 岩戸亮介 | ![]() | 14 | 15'15.273 |
25 | 37 | 鈴木力 | ![]() | 10 | 10'06.502 |
RT | 43 | 亀井雄大 | ![]() |
0 | - |
RT | 9 | 榎戸育寛 | ![]() | 0 | - |
RT | 46 | 星野知也 | ![]() | 0 | - |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 94 | 浦本修充 | スズキ | 50 |
- | 2 | 55 | 國峰啄磨 | HP6-q | 40 |
- | 3 | 2 | 生形秀之 | スズキ | 37 |
- | 4 | 74 | 三原壮紫 | HP6-q | 35 |
- | 5 | 44 | 関口太郎 | HP6 | 30 |
- | 6 | 17 | 石塚健 | カワサキ | 29 |
- | 7 | 11 | 井筒仁康 | カワサキ | 29 |
- | 8 | 8 | 大木崇行 | CBR600RR | 23 |
- | 9 | 392 | 長尾健吾 | スズキ | 20 |
- | 10 | 81 | 上和田拓海 | ヤマハ | 20 |
- | 12 | 634 | 水野涼 | HP6-q | 18 |
- | 13 | 10 | 佐藤太紀 | TSR6 | 17 |
- | 14 | 15 | 作本輝介 | MD600 | 15 |
- | 15 | 090 | 渥美心 | TSR2 | 14 |
- | 16 | 56 | 中本郡 | HP6 | 13 |
- | 18 | 19 | 赤間清 | HP6 | 6 |
- | 19 | 46 | 日浦大治朗 | MD600 | 5 |
- | 21 | 30 | 高橋颯 | HP6 | 3 |
- | 22 | 32 | マックス・クローカー | FTR | 3 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 634 | 栗原佳祐 | Honda | 25 |
- | 2 | 56 | 小室旭 | Honda | 22 |
- | 3 | 36 | 徳留真紀 | Honda | 20 |
- | 4 | 11 | 関野海斗 | Honda | 18 |
- | 5 | 31 | 伊達悠太 | Honda | 16 |
- | 6 | 13 | 岡崎静夏 | TSR3 | 15 |
- | 7 | 8 | 安村武志 | プリミティブ | 14 |
- | 8 | 7 | 古市右京 | KTM | 13 |
- | 9 | 41 | 佐藤励 | Honda | 12 |
- | 10 | 45 | 太田虎之進 | Honda | 11 |
- | 11 | 15 | 高杉奈緒子 | Honda | 10 |
- | 12 | 18 | 山本恭裕 | Honda | 9 |
- | 13 | 77 | 野澤秀典 | Honda | 8 |
- | 14 | 33 | 長谷川聖 | Honda | 7 |
- | 15 | 99 | 白石玲菜 | Honda | 6 |
- | 16 | 24 | 畑中要 | Honda | 5 |
- | 17 | 10 | 船田俊希 | Honda | 4 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 73 | 名越哲平 | Honda | 25 |
- | 2 | 5 | 前田恵助 | ヤマハ | 22 |
- | 3 | 57 | 高橋英倫 | カワサキ | 20 |
- | 4 | 23 | 津田一磨 | ヤマハ | 18 |
- | 5 | 19 | 中山真太郎 | Honda | 16 |
- | 6 | 85 | 松崎克哉 | カワサキ | 15 |
- | 7 | 14 | 伊藤和輝 | Honda | 14 |
- | 8 | 20 | 清末尚樹 | カワサキ | 13 |
- | 9 | 41 | 田所隼 | Honda | 12 |
- | 10 | 42 | 名越公助 | ヤマハ | 11 |
- | 14 | 39 | 中村豊 | Honda | 7 |
- | 15 | 55 | 谷津裕亮 | Honda | 6 |
- | 16 | 44 | 松川泰宏 | Honda | 5 |
- | 18 | 70 | 木村思音 | Honda | 3 |
- | 19 | 35 | 櫻井賢一 | Honda | 2 |
- | 20 | 31 | 澤村俊紀 | Honda | 1 |
國峰啄磨(J-GP2 第1レース3位、第2レース3位)
「スーパーポールで緊張のために、力が入ってしまってうまく走れず、第1レースは10番グリッドからのスタートになってしまいました。そこから追い上げなければならず、ベテランライダーをパスするのに時間がかかってしまいました。なんとか、表彰台に上がることができましたが、トップを走っていた渥美心選手がリタイアしなかったら4位なので、喜べません。第2レースは掲示予選にもとづいて、2番グリッドからのスタートだったので、優勝を目指しました。仕掛けたことに後悔はありません。次は、勝てるようにがんばるだけです」
三原壮紫(J-GP2 第1レース2位、第2レース8位)
「第1レースは、スタートで出遅れてしまい、周りがベテランのライダーばかりで、なかなか前に行くことができませんでした。終盤にやっと3番手まで順位を上げて、残りは数ラップしかない、仕掛けるんだ、と自分に言い聞かせて抜くことができました。抜いた後は、抜き返されないようにと懸命に走り、トップを追いかけましたが、届きませんでした。表彰台に上がれたことはうれしいですが、勝てなかったのは悔しいです。第2レースでは優勝を狙ってセッティングを変えたのですが、うまくいかずに終わってしまいました。残念な結果ですが、今回の経験を生かしたいと思います」
関口太郎(J-GP2 第1レース5位、第2レース7位)
「オフに腰を痛めて、思うように準備ができずにレースウィークが始まりました。なんとか自分の走りを、他の選手達と同じレベルまで持っていけたかなと思いますが、抜くまでにはいたりませんでした。とてもはがゆい気持ちですし、悔しいです。次のレースまでに、セッティングをしっかりと詰めて、勝負できるように準備したいと思います」