TEAM HRC

No.48
手島雄介
Yusuke Teshima
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ST600で昨年V2を達成した安田がシリーズランキング2位
TEAM HRCの手島はケガに泣き12位
JSB1000クラスは今年からワークス参戦が解禁され、若手有望株の手島雄介を擁してTEAM HRCがCBR1000RRKで参戦。昨年2連覇を果たした伊藤真一は事前テストで転倒し、全治3カ月のケガを負う残念なシーズンの始まりとなったが、昨年のST600チャンピオン安田毅史の参戦に注目が集まった。また、今年10月に急逝した阿部典史(ヤマハ)の13年ぶりの復帰、昨年のGP250チャンピオンの横江竜司(ヤマハ)の参戦など、全日本最高峰レースに相応しい顔ぶれとなった。
ツインリンクもてぎで開催された開幕戦は、山口辰也、森脇尚護、渡辺篤(スズキ)が激しいトップ争いを繰り広げ、山口2位、森脇3位と好調な滑り出し。続く第2戦は、2輪と4輪の日本最高峰レースが同日に開催される鈴鹿2&4レース。CBR1000RR勢は軒並み好成績で、亀谷長純がJSB1000参戦3年目にして悲願の初優勝を飾った。森脇の転倒など、波乱含みとなった第3戦では山口が4位、手島が5位と調子を上げてきた。Honda勢が苦戦を強いられた第4戦でも徳留和樹が5位に食い込み、勝負強さを見せた。
赤旗中断続出で大荒れとなった第5戦の菅生。復帰してきた前チャンピオンの伊藤も転倒に終わったが、安定した走りを続ける安田、手島が手堅く4、5位に入った。第6戦では徳留が3位に入り、JSB参戦後初の表彰台と、最終戦に向けて弾みを付けた。最終戦はBSBで2連覇を達成し、凱旋参戦の清成龍一が圧巻の走りで2レースとも完全制覇。両レースとも2位に入った安田が6位からのジャンプアップでシリーズランキング2位を獲得した。最終戦を負傷欠場した手島は総合12位に終わった。

安田(左)はJSB1000クラス初参戦にして総合2位と健闘。清成(中央)は最終戦にスポット参戦して、圧巻の走りを見せた |
JSB1000
順位 |
ライダー |
マシン |
総合ポイント |
|
|
|
|
1 |
渡辺篤 |
スズキ |
152 |
2 |
安田毅史 |
Honda |
143 |
3 |
酒井大作 |
スズキ |
139 |
4 |
中須賀克行 |
ヤマハ |
118 |
5 |
亀谷長純 |
Honda |
103 |
6 |
徳留和樹 |
Honda |
101 |
|
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|
|
12 |
手島雄介 |
Honda |
65 |
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