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昨年のチャンピオン青山周平選手が世界選手権にステップアップしたことから、今季は新たな王者の座をめぐって混戦が予想された。開幕戦でレースをリードし2位表彰台を獲得した高橋巧選手、6番手から3位に食い込んだタイ人ライダー、ラタパー・ウィライロー選手の2人がRS250Rでポスト青山選手を目指した。次戦筑波サーキットでは、ウィライロー選手が、横江竜司選手(ヤマハ)と最終ラップ、最終コーナーまで激しい攻防を見せ2位。高橋選手も序盤から積極的に攻め3位フィニッシュ。8耐明けのスポーツランドSUGO戦ではウィライロー選手がトップの横江選手を4番手から追撃した。しかしまたしてもその背中には一歩届かず2位。同じく決勝序盤に横江選手の背後につき、初優勝を期待させた高橋選手は痛恨の途中リタイアに終わった。最終戦、鈴鹿サーキットではウィライロー選手がスタートからトップを快走、最後はまたしても横江選手の後塵を拝した形になったが、今季常に優勝争いを繰り広げ総合2位。高橋選手も序盤のアクシデントをばん回して怒濤の追い上げで4位。総合でも4位に入りシーズンを締めくくった。 |
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全戦表彰台入りを果たしたウィライロー選手(左)だったが、その頂点には一歩届かなかった |
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順位 |
ライダー |
マシン |
総合 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
1 |
横江竜司 |
ヤマハ |
123 |
20 |
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20 |
20 |
20 |
20 |
23 |
2 |
R.ウィライロー |
Honda |
103 |
15 |
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17 |
17 |
17 |
17 |
20 |
3 |
宇井陽一 |
ヤマハ |
80 |
13 |
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10 |
11 |
13 |
15 |
18 |
4 |
高橋巧 |
Honda |
74 |
17 |
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13 |
15 |
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13 |
16 |
5 |
及川誠人 |
ヤマハ |
54 |
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15 |
13 |
15 |
11 |
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6 |
秋谷守 |
ヤマハ |
37 |
10 |
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8 |
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6 |
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13 |
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