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世界級ライダーの育成を目指すMotoGPアカデミーにも合格した話題の中学生ライダー中上貴晶選手が、5度の王座に輝くベテラン仲城英幸選手と競り合い、見事開幕戦で勝利を飾った。その計り知れない潜在能力は2戦目の筑波サーキットでもいかんなく発揮される。3ラップ目に首位に立つとスピードに乗り、2位と19秒の大差をつけて2連勝。開幕で転倒リタイアを喫した高校1年生ライダーの富沢祥也選手もここで3位表彰台を獲得。しかし中上選手の勢いは止まらず、第4戦オートポリスでも、圧倒的な速さを見せて優勝。2位に入った富沢選手も23番手スタートから2位に入る猛追を見せた。中上選手は続くスポーツランドSUGO戦でも序盤で首位にたち、そのまま独走。この時点でランキング2位と31ポイントの差をつける。早くもタイトルに王手をかけた第6戦では、富沢選手との一騎打ちを展開。ここでも終盤突き放して、史上最年少14歳のチャンピオンが最終戦を待たずに誕生した。全戦全勝を目指す中上選手に気の緩みはなく、追いすがる富沢選手を制すると最終戦も優勝。文句なしの完全制覇でシーズンを締めくくった。 |
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中上選手は最終戦を前に岡山国際サーキットでチャンピオンを獲得。常にコースレコードを目指す果敢な走りを見せた |
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順位 |
ライダー |
マシン |
総合 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
1 |
中上貴晶 |
Honda |
123 |
20 |
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20 |
20 |
20 |
20 |
23 |
2 |
富沢祥也 |
Honda |
84 |
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15 |
17 |
17 |
17 |
18 |
3 |
竹内吉弘 |
Honda |
68 |
13 |
|
9 |
9 |
13 |
11 |
13 |
4 |
菊池寛幸 |
Honda |
63 |
15 |
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17 |
15 |
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16 |
5 |
井手敏男 |
ヤマハ |
56 |
8 |
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|
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15 |
13 |
20 |
6 |
岩田裕臣 |
Honda |
54 |
6 |
|
3 |
6 |
10 |
15 |
14 |
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