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CBR1000RRを駆って連覇を目指す伊藤真一選手に、開幕戦からアクシデントが襲った。ウオームアップラン終盤に転倒。マシンは大破して本人も腕を縫合するほどのケガを負い、参戦も危ぶまれた。それでも気迫の走りでそのレースを10位で完走して見せると、万全とはいい難い状態ながら、次戦鈴鹿サーキットではし烈なトップ争いを制して優勝を勝ち取った。第3戦筑波サーキットでも確実に2位表彰台を獲得し、翌第4戦オートポリスでは通算26勝目を挙げて全日本最多勝記録を更新。鈴鹿8耐で念願の優勝を飾り、その勢いのまま臨んだ後半第1戦スポーツランドSUGO。そこでも安定した走りでペースを崩すことなく2位表彰台。続く岡山国際サーキットでもシーズン3勝目を挙げて、首位をキープする。最終戦の鈴鹿ではタイトル争いを繰り広げていた渡辺篤選手(スズキ)がリタイアし、その時点でチャンピオンが確定。しかし守りに入ることなく攻め続け、3位表彰台でシーズンを締めくくった。伊藤選手は2年連続でチャンピオンの栄冠、総合3位には山口辰也選手が立った。 |
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伊藤選手は全日本通算最多勝記録も更新、今年も文部科学大臣杯を受杯した |
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順位 |
ライダー |
マシン |
総合 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
1 |
伊藤真一 |
Honda |
118 |
6 |
20 |
17 |
20 |
17 |
20 |
18 |
2 |
渡辺篤 |
スズキ |
94 |
15 |
17 |
20 |
10 |
15 |
17 |
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3 |
山口辰也 |
Honda |
81 |
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15 |
15 |
11 |
11 |
13 |
16 |
4 |
秋吉耕佑 |
スズキ |
74 |
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13 |
13 |
15 |
13 |
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20 |
5 |
柳川明 |
カワサキ |
71 |
20 |
8 |
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17 |
|
15 |
11 |
6 |
出口修 |
Honda |
70 |
17 |
10 |
10 |
7 |
8 |
8 |
10 |
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