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Round07日本HSR九州大会

IA1 決勝

2019.10.13(日)

HSR九州
天候:晴れ
気温:25度
コースコンディション:ドライ
観客:6,934人

第7戦 HSR九州大会

山本鯨が2位と優勝の好成績でランキングトップに浮上!

史上最大級の台風19号によって日本各地でイベントが中止された週末でしたが、直撃を免れたHSR九州では全日本モトクロス第7戦が開催されました。ダイナミックなレイアウトで定評があるコースですが、今回はフィニッシュラインの移設、ピットエリアの変更、ジャンプ形状の見直しなどが実施されました。ダンプカー40台分のサンドが追加されたコースは、レース毎に入念な整備が行われていて、難易度と安全性を両立した仕上がりになっていました。

●IA1 ヒート1
ホールショットを奪ったのは、Team HRCからスポット参戦する富田俊樹。古賀太基(カワサキ)を挟んで、ランキング2番手で今大会を迎えた山本鯨(Team HRC)が続きました。ケガを抱えながら参戦するポイントリーダーの成田亮(Team HRC)は、13番手からのレース。1周目、富田は古賀の逆転を許して、2番手に後退しました。

2周目以降、富田はトップの古賀を僅差でマーク。オープニングラップはこの2台からやや遅れていた山本は、徐々に前との距離を詰め、5周目には富田の背後に迫りました。次周、山本が富田を抜いて2番手にポジションアップ。この周からラップタイムが落ちた富田は、トップグループから遅れていきました。

山本は速いラップタイムを維持して、今度は古賀に迫ると、10周目に逆転してトップ浮上。しかし古賀を引き離すことができずにいました。そして残り2周となった15周目、山本は再び2番手に後退。そのまま2位でチェッカーを受けました。富田は、レース中盤に一つポジションダウンして4位。成田はあきらめることなく14位で完走しました。

●IA1 ヒート2
ホールショットを奪ったのは山本。これに富田が続きましたが、コース前半で富田は古賀の先行を許し、1周目を山本、古賀、富田の順でクリアしました。2周目、山本も古賀に逆転されて2番手に。上位勢は徐々に縦長の隊列となり、3周目には古賀と山本の間隔は約3秒に拡大しましたが、次周から山本がややペースを上げました。

富田は上位2台よりも1周につきコンマ数秒から1秒ほど遅く、5周目には2番手の山本と約5秒差。しかしこちらも、次周からは若干のペースアップを果たしました。山本と古賀はほぼ互角のタイムを刻んでいましたが、8周目から古賀のペースが落ちたことで、山本が古賀に接近。10周目には、山本がトップに浮上しました。

両者がバトルを繰り広げる間に富田は距離を詰め、これでトップグループは3台に。しかしレース終盤、富田はここから遅れてしまいました。山本と古賀のマッチレースは続き、残り3周となった14周目には山本が2番手に後退。しかし次周に再び逆転すると、最後は0.334秒差で逃げきり、山本が優勝しました。富田は3位、成田は13位でした。

 

コメント

山本鯨(IA1・2位/優勝)
山本鯨「両ヒートとも古賀太基選手との優勝争いになりましたが、ずっと日本で走っているライダーとはライン取りやジャンプの切れなどが違っていて、ニュージェネレーションを感じました。そういう中でヒート1は、先頭に立ったときに何度もプッシュしたのですが、自分のミスもあって引き離せず、チャンピオン争いのことが頭をよぎって集中力が切れかけていたので、ここは冷静になろうと、最終ラップは勝負から引きました。しかしこれは次のレースに向けた戦略でもあったので、ヒート2も全く同じような展開になりましたが、今度は絶対に勝つという気持ちでした。チャンピオンになるためにシーズンを戦っていますが、どういうチャンピオンになりたいかということも、自分にとっては大きなテーマ。攻めるか守るかの選択をレース中にしながら、最後はチーム力のおかげで勝てたと思っています」

富田俊樹(IA1・4位/3位)
富田俊樹「土曜日の段階から山本鯨選手と古賀太基選手のラップタイムが速くて、その差がどうやったら縮まるのかわからずにいました。そこでヒート1は、自分の走りをしているだけでは太刀打ちできないタイム差なのだから、もしもスタートが決まったら、終盤に疲労でタレてもいいからルーキーのように序盤からがむしゃらに走ろうと決めていました。その結果、案の定というべきか途中で腕上がりの症状が出て後退しました。ヒート2は、それと比べれば走りは改善させられましたが、山本選手と古賀選手がすぐ前でバトルを展開していたことで、自分にもチャンスが巡ってくるかもと距離感などを気にしたことで、自分の走りに集中することが疎かになってしまいました。ケガの影響で乗り込みができず、苦しい状況が続いていますが、最終戦こそ優勝を狙います」

成田亮(IA1・14位/13位)
成田亮「9月下旬のモトクロス・オブ・ネーションズ(国対抗団体戦)に日本代表選手のひとりとして参加し、その予選でヒザのじん帯を負傷しました。予選レースの1周目に再び痛めてしまい、決勝はかなり厳しいことになるとは思いましたが、やれることはすべてやると誓っていたので、予選時よりテーピングによる固定を増やして朝の練習走行に臨み、まだ足りないと感じたので、決勝ではさらにキツくテーピングしました。それでも、やはり痛みで走れなくなることへの不安から、いつものように攻めることはまるで不可能な状態。あれが精一杯の走りでした。でも、ネイションズに日本代表として参加して、極めて難易度が高いコースに全力で挑んできたことは後悔していません。若い世代のライダーたちにも、もっと世界を意識してもらいたいです」

本田太一(HRCオフロード部門マネージャー)
「今大会はチャンピオンシップ獲得に向けての重要なレースと捉え、確実に走りきることを最優先にしていました。その課題に対して山本は総合優勝を獲得し、非常に好結果を得ることができました。成田はモトクロス・オブ・ネーションズで負傷し、痛みをこらえながらのレースになりましたが、少しでもポイントを獲得するために出走しました。チームとしても2週間後の最終戦までに可能な限り回復できるよう、あらゆるサポート面でベストを尽くします。富田はAMAモトクロスを主戦場としていたので、全日本出場はこれが3戦目となりますが、異なる環境の中で本来のポテンシャルを発揮できていない面があるようです。これは3選手全員に言えることですが、最終戦には海外ライダーのエントリーもあり、いつもと違った状況をきっかけとして、好レースを展開してくれることを期待しています」

リザルト

ヒート1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1 922 古賀太基 カワサキ 16 33'48.895
2 400 山本鯨 Honda 16 +00'13.097
3 4 小方誠 カワサキ 16 +00'17.857
4 718 富田俊樹 Honda 16 +00'24.929
5 8 岡野聖 ヤマハ 16 +00'42.812
6 44 小島庸平 Honda 16 +00'46.628
7 166 星野優位 ヤマハ 16 +00'48.148
8 6 星野裕 Honda 16 +00'51.207
9 41 北原岳哲 カワサキ 16 +00'57.981
10 46 小林秀真 スズキ 16 +01'02.549
 
12 155 大塚豪太 Honda 16 +01'21.307
14 114 成田亮 Honda 16 +02'05.604
15 17 小野千成 Honda 15 +1Lap
16 24 道脇白龍 Honda 15 +1Lap
RT 23 長門健一 Honda 7 DNF

ヒート2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1 400 山本鯨 Honda 16 33'57.838
2 922 古賀太基 カワサキ 16 +00'00.334
3 718 富田俊樹 Honda 16 +00'14.377
4 51 深谷広一 スズキ 16 +00'26.061
5 8 岡野聖 ヤマハ 16 +00'29.559
6 41 北原岳哲 カワサキ 16 +00'31.726
7 6 星野裕 Honda 16 +00'33.159
8 45 安原志 カワサキ 16 +00'49.840
9 4 小方誠 カワサキ 16 +01'00.056
10 166 星野優位 ヤマハ 16 +01'05.226
11 155 大塚豪太 Honda 16 +01'07.447
12 44 小島庸平 Honda 16 +01'50.498
13 114 成田亮 Honda 16 +01'53.598
14 23 長門健一 Honda 16 +01'55.800
 
16 17 小野千成 Honda 15 +1Lap
18 24 道脇白龍 Honda 15 +1Lap

ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
1400山本鯨Honda308
2114成田亮Honda280
38岡野聖ヤマハ240
451深谷広一スズキ220
544小島庸平Honda193
6155大塚豪太Honda185
74小方誠カワサキ176
8166星野優位ヤマハ172
96星野裕Honda170
1045安原志カワサキ154
14718富田俊樹Honda91
1523長門健一Honda73
1624道脇白龍Honda61
17322横澤拓夢Honda57
2017小野千成Honda50
2377鈴木涼太Honda20

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