コメント

竹内優菜(LADIES・優勝)
「今シーズンは、開幕戦をタイヤトラブルによりノーポイントで終えたことでリズムに乗れず、第2戦と第3戦は不甲斐ない走りをしてしまいました。第4戦で今季初優勝できましたが、第5戦からはずっと2位。だから、この最終戦で優勝してもチャンピオンの座を守れないことは決定していましたが、ゼッケン1に相応しい走りをして、絶対に優勝すると誓って臨みました。レース前半はあまりいいペースではなかったのですが、それでも川井選手にすぐ抜かれることはなかったので、たぶん途中で逆転されても抜き返せると感じていました。畑尾選手はずっとライバルだったので、シリーズタイトル獲得を素直に祝福したいです。でも来年は、私がゼッケン1を取り返します」

川井麻央(LADIES・2位)
「畑尾選手に14点も離された状態でこの最終戦を迎えたので、チャンピオン争いに関してはまず逆転不可能と思っていました。それだけに、この最終戦で優勝してシーズンを終えたいと思っていました。しかし決勝では、何周かトップを走ることができたのですが、やはり竹内選手は速くて最後に抜き返されてしまい、とにかく悔しいです。中盤に竹内選手をパスしたときは、その後に引き離せるというイメージだったのですが、実際にはそうならず、ラストラップはこちらがベストな走りをしている状態で抜かれたので、実力が足りていないということだと思います。とはいえ、今年は成長できたシーズンだったと思うので、来年は強気でチャンピオンを狙っていきます」

畑尾樹璃(LADIES・7位)
「かなりポイントリードに余裕がある状態で、しかもSUGOでの全日本は4連勝中だったので、周囲の方々には『緊張していません』と言っていたのですが、結論としてはやっぱり緊張していたのだと思います。決勝では、1周目に転倒。深くハードなわだちが多くてラインが限られていたので、復帰後はなかなか追い上げることができず、最初はかなり焦りました。でも途中で、フィニッシュラインの横にある電光掲示板の情報から、自分のすぐ前にいるライダーが6番手と分かっていたので、あとは慎重な走りでゴールすることを心がけました。ようやく全日本タイトルを獲得できました。来年は、ライダーとしてのさらなる成長を目指したいと思います」