4月に開幕したシーズンは、早くも残すところ2戦に。第8戦関東大会が、ウエストポイントのオフロードヴィレッジで開催されました。今季第2戦でも使用されたこの会場は、近くにHondaの事業所や関連施設、あるいは連携会社が多く所在することから、Hondaにとってはホームコースと呼べる存在です。
荒川と入間川に挟まれた平坦な河川敷に設けられたコースは、スーパークロス風のレイアウトが伝統。今大会では、一部の区間が第2戦とは異なる仕様にリニューアルされて、ライダーたちを待ち受けました。予選日は曇りで、翌日は朝から晴天。両日とも、路面はドライコンディションでした。
Team HRCの成田亮と能塚智寛は、ともに参戦クラスのポイントリーダーとして今大会を迎えました。前週にイタリアで開催されたモトクロス・オブ・ネイションズ(国別対抗戦)に日本代表として参加したことから、あわただしいスケジュールでの参戦となりました。
成田亮
成田亮(#982)
開幕からポイントリーダーの座を守り続けてきた成田は、新井宏彰(カワサキ)を47点リードし、早ければ最終戦を待たずしてチャンピオンが決まる状況で、この大会を迎えました。ところが、決勝ヒート1の成田は珍しくスタートダッシュに失敗。1周目を、トップの新井から約8秒も遅れた10番手でクリアしました。
このコースは、幅が狭くてタイトターンが多いことから、パッシングポイントはかなり少なめ。成田は、最初の1台を抜くのに2周以上を費やしてしまい、4周目の段階でようやく7番手までポジションアップ。前を走る北居良樹(KTM)、小島庸平(スズキ)、熱田孝高(スズキ)の集団を追いました。
しかし、成田は思うようにラップタイムを削ることができず、レースが残り10分ほどになって、ようやくペースが落ちた北居をパス。約3秒前方を走る熱田を懸命に追いました。そして16周目、成田は熱田を抜いて5番手に。レースは20周でチェッカーとなり、新井が優勝。成田は、最後までしぶとい走りを続け、トップと9点差となる5位でゴールしました。
ヒート1では、まさかのスタート失敗が響いて5位に終わった成田でしたが、ヒート2では確実に問題点を修正して、新井に次ぐ2番手で1コーナーをクリア。まずは混戦の中で後続をしっかり抑え、2番手で1周目をクリアしました。序盤、新井の方が成田よりもペースがよく、3周目までに両車の差は5秒近くまで広がってしまいました。
すると4周目、タイトターンの切り替えしで成田がライン取りをミスしてコースアウト。この間に、小方誠(カワサキ)の先行を許してしまいました。ここから、成田は小島を引き連れながら、小方を2〜3秒ほどの差でマーク。レース中盤から少しずつ距離を詰め、11周目には小方を攻略して2番手に浮上しました。
ところが次周、成田とともに小方を抜いた小島に先行を許して、成田は再び3番手に後退しました。この時間帯、成田は徐々にラップタイムを落としていましたが、抜かれたことで闘志に火が着いたのか、再びペースアップ。15周目には小島を抜き返しました。そしてレースは、再び新井が優勝。成田は2位となり、ランキング2位の新井に35点をリードして最終戦を迎えることになりました。
成田亮
Team HRCの能塚は、2位の岡野聖(ヤマハ)に11点差のランキングトップで、この大会を迎えました。決勝ヒート1、その能塚と田中雅己(TEAM ナカキホンダ)のHonda勢が好スタート。2周目に渡辺祐介(ヤマハ)が先行するも、次周にコースアウトし、田中、能塚、岡野、渡辺、竹中純矢(スズキ)によるトップ5が形成されました。
ここからポジションを動かしたのは渡辺。6周目に田中を抜いた能塚に迫り、9周目に逆転すると、能塚は次第に差を広げられていきました。ところが、ラスト5周となった16周目に渡辺がエンスト。これで能塚がトップに再浮上し、田中が渡辺の背後に迫りました。ここから、田中と渡辺は激しい2番手争い。最後は田中が競り勝って、能塚が優勝、田中が2位で表彰台に立ちました。
能塚智寛
能塚智寛
ヒート2では、能塚がスタートダッシュと1コーナーでのリカバリーに失敗し、20番手あたりからレースを始める苦しい展開に。ただ、1周目を14番手でクリアすると、4周目の段階で9番手まで浮上しました。一方、ヒート1で能塚と一緒に好スタートを切った田中は、このレースではホールショットから竹中に次ぐ2番手を走行。レース序盤は、2秒ほどの差で竹中をマークしました。
レース中盤、田中のペースが少し落ち、10周目に渡辺の先行を許すと、終盤には小川孝平(Team ITOMO)に迫られました。しかし、最後は田中が意地で振りきり、田中が竹中と渡辺に次ぐ3位、小川が4位でゴールしました。能塚は、終盤まで追い上げを続けて5位でフィニッシュ。それでも、両ヒートで岡野より上位に入り、ポイントランキングにおける能塚のリードは22点に拡大しました。
土曜日の予選。A組に出場した中野洋子(T.E.SPORT)は、スタートで出遅れてオープニングラップを7番手で通過しました。それでも、そこから鋭い追い上げをみせた中野は、最終ラップに唯一1分47秒台のタイムをマークして3番手までばん回し、チェッカーを受けました。B組では竹内優菜(TEAM HAMMER ホンダ学園)が、こちらは確実にスタートを決めてオープニングラップから先頭に躍り出ると、そのままトップをキープしてチェッカー。全体タイムで2番手となった竹内は2番グリッドを獲得し、中野は6番手となりました。Honda勢では、勝股七海(Team ITOMO)、川井麻央(T.E.SPORT)、鈴木優那(TEAM KOHSAKA with KOKUSAI ENGINEERING)ら10名のライダーが決勝進出を果たしました。
中野洋子
勝股七海
レディ−スクラスの決勝は、通常は昼休み終了後に行われていますが、今回はタイムスケジュールがいつもとは異なり、国際IA2とIA1クラスのヒート2終了後に行われました。かなりコースが荒れた状態でスタートしたレースは、中野と竹内がそろって飛び出し、まずは中野が先行します。中野の背後に竹内がぴたりとつけるHondaの1-2走行は、レース後半の6周目まで続きました。7周目、満を持して勝負に出た竹内がフープスで中野に並びかけ、両者のポジションがチェンジ。後半、中野も竹内に食い下がり、最終ラップには再逆転を狙ってペースを上げましたが、竹内が応戦し、両車のバトルは1秒148差で逃げきった竹内が勝利しました。中野は2位。Honda勢では勝股が7位、鈴木が8位。金尾里香(FFF Racing)が9位、川井が13位、清水夕稀(TEAM HAMMER)が15位で、7名が入賞を果たしました。
竹内優菜
中野洋子(左)、竹内優菜(右)
3組で行われた土曜日の予選。B組に出場した大城魁之輔(TEAM HAMMER)が完ぺきなスタートを決めてオープニングラップから先頭に立つと、一気に2番手以下を置き去りにして独走でトップフィニッシュ。予選ベストラップ、ベストタイムをマークした大城は、1番グリッドを獲得して決勝へと駒を進めました。A組からは金子大輔(アサノレーシングチーム)が、B組からは大城と倉持陵生(T.E.SPORT)、小野千成(T.E.SPORT)が、C組では松本直人(FFF Racing)がトップで予選通過を果たし、全部で5名のHondaライダーが2ヒート制の決勝に駒を進めました。
倉持陵生
松本直人
決勝ヒート1では、ホールショットこそ決めることができなかったものの、2番手でオープニングラップをクリアした大城に倉持、小野、松本が続き、序盤はHondaの4選手が2番手争いを展開しました。2周目、大城と松本がミスで順位を下げ、小野が先行。2番手争いは小野、大城、倉持の順になりました。6周目、大城が再び小野と順位を入れ替えて2番手に浮上しました。一方、小野と倉持は順位を一つずつ下げ、4位と5位にそれぞれ後退。後半、大城は懸命にトップを追い、2番手に浮上した際の12秒以上の差を5秒近く詰めはしましたが、追いつくことはできず、2位でチェッカーを受けました。また4番手を争っていた小野と倉持は、倉持が先行して4位、小野は5位でフィニッシュしました。2周目に転倒した松本は、ほぼ最後尾から追い上げて11位でチェッカーを受けました。
大城魁之輔
小野千成
決勝ヒート2では、小野と倉持がまずまずのスタートを決めると、オープニングラップを4番手と5番手でクリアしました。一方、スタートで出遅れた大城は、9番手で1周目のコントロールラインを通過。大城は中段からの追い上げを強いられるかたちになりました。4周目、小野は先行するライダーのミスにも助けられて2番手に浮上。レース終盤までこのポジションをキープしましたが、最終ラップに後続の逆転を許し、第3戦のヒート2以来の表彰台となる3位でチェッカーを受けました。2周目に転倒を喫し、20番手まで順位を落とした大城は、そこから懸命の追い上げをみせて6位フィニッシュ。倉持は最終ラップに大城の先行を許し、7位でチェッカーを受けました。
能塚智寛(優勝/5位)
「予選日の走りは悪くなかったのですが、いざ決勝になったら身体の動きが悪く、ヒート1はスタートで上位を確保していたのに、ペースが落ち続けるような内容でした。自分は緊張と無縁だと思っていたのですが、チャンピオン争いに対するプレッシャーによるものだったのかもしれません。結果、タナボタでの勝利でした。ヒート2は、スタートでミスをしたのが響きました。もちろんレースにたらればはありませんが、ちゃんとスタートが決まっていたら、勝てるレースだった気がします。スタートのミスは、ゲート手前のわだちの作り方をはじめ、いろんな要素が関係したものだと考えています。守りのレースでチャンピオンなんて恰好悪いので、最終戦は勝ちを狙って走ります」
田中雅己(2位/3位)
「今シーズンは開幕から調子がよかったのに、第3戦以降はケガが相次いで自分の走りができず、両ヒートでスタートが決まったこの大会でようやく表彰台に戻れました。しばらくの間、バイクに乗ることができても調整程度で、自分を追い込むような練習ができず、それがレースでリズムを崩す原因になっていたと思います。今大会の予選は選んだグリッド位置が悪かったようで、スタートで下位に沈んだのですが、そのミスをしっかり検証して、決勝につなげられました。好スタートによって前でレースができましたが、まだトップのライダーと比べて1秒くらいはラップタイムが遅い感じなので、今後はスピードアップが課題。最終戦では、勝負できる走りをしたいです」
竹内優菜(優勝)
「スタートは(中野)洋子ちゃんの後ろだったんですが、自分の方がスピードがあったし、前戦の近畿大会のあと、トレーニング用の自転車を買ってスタミナ対策もしてきたので、後半で絶対に逆転できると思っていました。序盤、フープスだけは自分の方が遅かったので、洋子ちゃんのライディングを見て自分の走りを修正し、そこで勝負して前に出ることができました。最終戦、自分にできるのは勝つことだけなので、トップを走ることだけ考えて臨みます」
中野洋子(2位)
「タイトル争いに勝つためには、年間を通してのポイントが重要。なので、今日無理をして転倒してしまえば、今までの積み重ねがパーになってしまうと考え、今回は我慢の走りに徹しました。勝てばHondaでは初めてのタイトルで、2ストと4スト、異なるマシンでのチャンピオンとなれば、自分が初めてだと聞いています。今回2位でフィニッシュしたことで、ある程度ポイント差をキープして最終戦に臨めるので、最後は思いきって楽しみたいです。2位でタイトルを決めるのは、やっぱり悔しいですからね」
勝股七海(7位)
「スタートで出遅れ、それでもオープニングラップで5番手くらいに上がれたんですが、2コーナーでは接触したこともあって、前とは大きく離れてしまいました。追い上げようと思ったんですが、実は練習走行でトラブルがあって、ほとんど走っていなかったんです。そのせいか、あまりペースを上げることができませんでした。フープスもみんなより遅かったですね。自分の弱いところは分かったので、最終戦までしっかり練習して、SUGOではホールショットと表彰台を目標に、納得のいく走りで締めくくりたいです」
大城魁之輔(2位/6位)
「ヒート1のスタートは4番手くらいで、すぐに2番手に上がったんですが、2周目に転倒して、小野(千成)選手の先行を許してしまい、再び2番手に上がるまで時間がかかった分、前を楽にしてしまいました。ヒート2はスタートのシフトミスで出遅れて、慌ててばん回しようとして2周目に転倒。その後、コースが荒れていたことや混戦の中で思うようにペースを上げられませんでした。予選はすごく乗れていて、走りもよかっただけに悔しいです。最後はピンピン(両ヒート優勝)で決めないと、応援してくれているチームや家族に顔向けができません。スタートもよくなったしスピードもついてきていて、手応えは得られています。IAにつながる走りで締めくくりたいです」
小野千成(5位/3位)
「ヒート1は序盤のバトルでペースを崩してしまい、ふがいない結果に終わってしまいました。ヒート2のスタートは6番手くらいで、前の2台が転倒したこともあって2番手に上がれました。そこから冷静に走った結果、一つ順位を落としはしましたが、3位でフィニッシュし、表彰台に上がれました。実は予選でマシンの調子が悪くなって、急きょサスペンションを修理してもらったんです。表彰台は今回で2度目ですが、自分のためにすごくよくしてくれるチームのためにも、次のSUGOは勝ちにいきます」
倉持陵生(4位/7位)
「スタートがうまく決まって、前半から自分の走りでいいレースができたと思っています。後半に抜かれたときも、慌てずに相手のいいところ、自分の遅いところを見極める余裕がありました。周囲の様子を見て、タイムも上がったので、じっくり見たことがプラスになったんだと思います。最終戦は順位にこだわらず、練習してきたことをすべて出すつもりで臨みます。終わりよければすべてよしっていいますよね。自分はすごく恵まれているので、きっちり締めくくって、家族や先輩、チームに恩返ししたいと思っています」
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 331 | 新井宏彰 | カワサキ | 20 | 32'29.777 |
2 | 99 | 平田優 | ヤマハ | 20 | +00'12.330 |
3 | 1 | 小島庸平 | スズキ | 20 | +00'19.494 |
4 | 8 | 田中教世 | カワサキ | 20 | +00'22.771 |
5 | 982 | 成田亮 | 20 | +00'39.141 | |
6 | 100 | 北居良樹 | KTM | 20 | +00'41.906 |
7 | 9 | 星野裕 | カワサキ | 20 | +00'43.150 |
8 | 4 | 小方誠 | カワサキ | 20 | +00'49.730 |
9 | 2 | 熱田孝高 | スズキ | 20 | +00'56.179 |
10 | 14 | 池谷優太 | スズキ | 20 | +00'57.275 |
RT | 41 | 馬場大貴 | 13 | DNF |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 331 | 新井宏彰 | カワサキ | 20 | 32'40.305 |
2 | 982 | 成田亮 | 20 | +00'21.178 | |
3 | 1 | 小島庸平 | スズキ | 20 | +00'24.851 |
4 | 4 | 小方誠 | カワサキ | 20 | +00'27.638 |
5 | 2 | 熱田孝高 | スズキ | 20 | +00'34.090 |
6 | 99 | 平田優 | ヤマハ | 20 | +00'39.997 |
7 | 8 | 田中教世 | カワサキ | 20 | +00'42.780 |
8 | 13 | 深谷広一 | スズキ | 20 | +00'52.718 |
9 | 14 | 池谷優太 | スズキ | 20 | +00'57.001 |
10 | 7 | 安原志 | ヤマハ | 20 | +01'00.609 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 28 | 能塚智寛 | 20 | 32'40.066 | |
2 | 113 | 田中雅己 | 20 | +00'03.794 | |
3 | 32 | 渡辺祐介 | ヤマハ | 20 | +00'05.864 |
4 | 29 | 竹中純矢 | スズキ | 20 | +00'07.295 |
5 | 31 | 岡野聖 | ヤマハ | 20 | +00'17.991 |
6 | 912 | 小川孝平 | 20 | +00'26.381 | |
7 | 36 | 横澤拓夢 | 20 | +00'32.953 | |
8 | 122 | 古賀太基 | 20 | +00'35.247 | |
9 | 38 | 池本凌汰 | スズキ | 20 | +00'43.861 |
10 | 02 | 鈴村英喜 | 20 | +00'46.726 | |
12 | 58 | 高輪喜樹 | 20 | +01'04.003 | |
15 | 39 | 道脇右京 | 20 | +01'20.429 | |
23 | 05 | 森優介 | 19 | +1Lap | |
27 | 51 | 近藤祐介 | 19 | +1Lap | |
29 | 50 | 辻拓人 | 19 | +1Lap |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 29 | 竹中純矢 | スズキ | 20 | 32'51.592 |
2 | 32 | 渡辺祐介 | ヤマハ | 20 | +00'05.027 |
3 | 113 | 田中雅己 | 20 | +00'12.822 | |
4 | 912 | 小川孝平 | 20 | +00'16.412 | |
5 | 28 | 能塚智寛 | 20 | +00'23.905 | |
6 | 36 | 横澤拓夢 | 20 | +00'33.442 | |
7 | 31 | 岡野聖 | ヤマハ | 20 | +00'43.143 |
8 | 04 | 鳥谷部晃太 | ヤマハ | 20 | +00'50.624 |
9 | 51 | 近藤祐介 | 20 | +00'53.048 | |
10 | 38 | 池本凌汰 | スズキ | 20 | +00'53.728 |
11 | 02 | 鈴村英喜 | 20 | +00'59.473 | |
12 | 122 | 古賀太基 | 20 | +01'03.329 | |
13 | 05 | 森優介 | 20 | +01'08.193 | |
14 | 39 | 道脇右京 | 20 | +01'1.123 | |
17 | 58 | 高輪喜樹 | 20 | +01'24.318 | |
24 | 50 | 辻拓人 | 19 | +1Lap |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 竹内優菜 | 10 | 18'21.479 | |
2 | 3 | 中野洋子 | 10 | +00'01.148 | |
3 | 5 | 久保まな | スズキ | 10 | +00'14.910 |
4 | 14 | 畑尾樹璃 | カワサキ | 10 | +00'16.161 |
5 | 1 | 安原さや | ヤマハ | 10 | +00'21.211 |
6 | 8 | 菅原悠花 | スズキ | 10 | +00'30.917 |
7 | 7 | 勝股七海 | 10 | +00'39.656 | |
8 | 18 | 鈴木優那 | 10 | +00'44.934 | |
9 | 11 | 金尾里香 | 10 | +00'57.607 | |
10 | 19 | 澤村玲菜 | カワサキ | 10 | +00'58.446 |
13 | 16 | 川井麻央 | 10 | +01'08.413 | |
15 | 35 | 清水夕稀 | 10 | +01'18.472 | |
19 | 12 | 鈴木麗菜 | 10 | +01'35.126 | |
25 | 13 | 佐藤鈴夏 | 9 | +1Lap | |
26 | 57 | 水野直子 | 9 | +1Lap |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 大倉由揮 | ヤマハ | 14 | 23'00.057 |
2 | 65 | 大城魁之輔 | 14 | +00'07.175 | |
3 | 57 | 町田旺郷 | ヤマハ | 14 | +00'24.366 |
4 | 59 | 倉持陵生 | 14 | +00'32.987 | |
5 | 40 | 小野千成 | 14 | +00'38.049 | |
6 | 4 | 石浦優 | スズキ | 14 | +00'40.642 |
7 | 81 | 上岡聖志朗 | カワサキ | 14 | +00'43.257 |
8 | 6 | 金子友太 | ヤマハ | 14 | +00'56.306 |
9 | 24 | 上家駿 | ヤマハ | 14 | +00'59.381 |
10 | 2 | 川口尚希 | スズキ | 14 | +01'01.115 |
11 | 5 | 松本直人 | 14 | +01'01.779 | |
27 | 97 | 金子大輔 | 13 | +1Lap |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 大倉由揮 | ヤマハ | 13 | 22'05.267 |
2 | 79 | 大石一斗 | カワサキ | 13 | +00'35.229 |
3 | 40 | 小野千成 | 13 | +00'37.732 | |
4 | 62 | 下村里駆 | ハスクバーナ | 13 | +00'41.363 |
5 | 4 | 石浦優 | スズキ | 13 | +00'43.590 |
6 | 65 | 大城魁之輔 | 13 | +00'46.985 | |
7 | 59 | 倉持陵生 | 13 | +00'47.692 | |
8 | 16 | 大澤雅史 | KTM | 13 | +01'02.919 |
9 | 10 | 森永彩斗 | ヤマハ | 13 | +01'03.748 |
10 | 6 | 金子友太 | ヤマハ | 13 | +01'05.560 |
26 | 5 | 松本直人 | 13 | +01'43.264 | |
28 | 97 | 金子大輔 | 12 | +1Lap |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 982 | 成田亮 | 339 | |
- | 2 | 331 | 新井宏彰 | カワサキ | 304 |
- | 3 | 1 | 小島庸平 | スズキ | 280 |
- | 4 | 2 | 熱田孝高 | スズキ | 261 |
▲ | 5 | 99 | 平田優 | ヤマハ | 219 |
▲ | 6 | 8 | 田中教世 | カワサキ | 210 |
▼ | 7 | 9 | 星野裕 | カワサキ | 206 |
- | 8 | 13 | 深谷広一 | スズキ | 187 |
- | 9 | 100 | 北居良樹 | KTM | 175 |
▲ | 10 | 4 | 小方誠 | カワサキ | 161 |
- | 12 | 41 | 馬場大貴 | 128 | |
- | 18 | 01 | 長門健一 | 84 | |
- | 23 | 17 | 島崎優 | 13 | |
▼ | 25 | 60 | 垣内伊吹 | 10 | |
▼ | 27 | 130 | 伊田井佐夫 | 8 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 28 | 能塚智寛 | 336 | |
- | 2 | 31 | 岡野聖 | ヤマハ | 314 |
▲ | 3 | 32 | 渡辺祐介 | ヤマハ | 266 |
▼ | 4 | 912 | 小川孝平 | 261 | |
▲ | 5 | 29 | 竹中純矢 | スズキ | 252 |
▼ | 6 | 122 | 古賀太基 | 243 | |
▲ | 7 | 113 | 田中雅己 | 213 | |
▼ | 8 | 36 | 横澤拓夢 | 209 | |
- | 9 | 52 | 植田翔太 | カワサキ | 132 |
- | 10 | 38 | 池本凌汰 | スズキ | 128 |
▲ | 11 | 02 | 鈴村英喜 | 111 | |
▼ | 12 | 05 | 森優介 | 110 | |
▲ | 13 | 39 | 道脇右京 | 91 | |
▼ | 15 | 34 | 大塚豪太 | 89 | |
- | 19 | 50 | 辻拓人 | 53 | |
▲ | 24 | 58 | 高輪喜樹 | 35 | |
▲ | 25 | 51 | 近藤祐介 | 34 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 3 | 中野洋子 | 183 | |
- | 2 | 2 | 竹内優菜 | 170 | |
- | 3 | 14 | 畑尾樹璃 | カワサキ | 152 |
- | 4 | 1 | 安原さや | ヤマハ | 140 |
- | 5 | 5 | 久保まな | スズキ | 134 |
▲ | 6 | 4 | 本田七海 | ヤマハ | 100 |
▲ | 7 | 8 | 菅原悠花 | スズキ | 94 |
▼ | 8 | 25 | 高橋絵莉子 | 93 | |
- | 9 | 7 | 勝股七海 | 85 | |
- | 10 | 11 | 金尾里香 | 75 | |
- | 11 | 18 | 鈴木優那 | 67 | |
▼ | 13 | 13 | 佐藤鈴夏 | 49 | |
▲ | 14 | 16 | 川井麻央 | 48 | |
▼ | 16 | 12 | 鈴木麗菜 | 42 | |
▼ | 17 | 20 | 佐々木奈津美 | 40 | |
- | 19 | 35 | 清水夕稀 | 31 | |
▼ | 25 | 53 | 小野彩葉 | 12 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 1 | 大倉由揮 | ヤマハ | 391 |
- | 2 | 65 | 大城魁之輔 | 254 | |
- | 3 | 4 | 石浦優 | スズキ | 208 |
- | 4 | 79 | 大石一斗 | カワサキ | 198 |
▲ | 5 | 62 | 下村里駆 | ハスクバーナ | 152 |
▼ | 6 | 28 | 西垣魁星 | ヤマハ | 149 |
▲ | 7 | 40 | 小野千成 | 134 | |
▼ | 8 | 5 | 松本直人 | 133 | |
▲ | 9 | 57 | 町田旺郷 | ヤマハ | 132 |
▼ | 10 | 69 | 林憂人 | スズキ | 122 |
▼ | 12 | 74 | 児玉伯斗 | 108 | |
▲ | 15 | 59 | 倉持陵生 | 88 | |
▼ | 21 | 41 | 竹野拓実 | 64 | |
▼ | 34 | 26 | 西元気 | 23 | |
▼ | 35 | 63 | 山口豪太 | 22 | |
▼ | 38 | 15 | 根岸瑞生 | 15 | |
▼ | 39 | 37 | 柴田夢来 | 15 | |
▼ | 41 | 67 | 猪飼和麻 | 12 | |
▼ | 49 | 35 | 金田洸希 | 3 | |
▼ | 51 | 94 | 奥村海 | 1 |
成田亮(5位/2位)
「このコースはスタートがちょっと特殊なのですが、春の大会ではすごくよかったので、そのイメージで臨んだところ、ヒート1では思いっきりミス。パッシングポイントがないコースなので、かなり厳しいレースとなってしまい、最低でも表彰台と思っていたのですが、届きませんでした。ヒート2はスタートが決まったのですが、今日は新井(宏彰)選手が本当に乗れていて、全くついていけませんでした。小方(誠)選手と小島(庸平)選手に抜かれたのを抜き返すところまでが精一杯でした。ちょうど今日、自分の息子が誕生日で、優勝をプレゼントしたいと強く思っていたので、それを実現できなかったことが本当に悔しいです。最終戦は長女の誕生日も近いので、いい走りをみせて、2人にチャンピオンを贈りたいと思います」
芹沢直樹 | Team HRC監督
「IA1の成田は、よく踏ん張ったと思っています。前週のモトクロス・オブ・ネイションズで肩を負傷していたので、厳しいレースになることを想定していました。チームとしてもできる限りのケアをして臨んだ大会でしたが、ヒート1での出遅れや今日の新井選手のスピードを考えると、総合成績で3位、詰められたポイント差が12点というのは、悪くないと思います。最終戦までには時間があるので、少しでもケガから回復させ、守るのではなく成田本来の鋭い走りができるよう、チームとしても準備していきたいと思います。IA2の能塚は、ラッキーだったとはいえヒート1で今季8勝目。ヒート2はスタートで出遅れ、その後の追い上げのペースが悪くなかったことを考えると、少しもったいない内容でしたが、結果的には2位の岡野選手とのポイント差を拡大することができました。ただし、余裕が生まれるほどのリードではないので、こちらも最終戦でやるべきことは同じ。チャンピオンを狙いにいくのではなく、まず目の前にあるヒートで勝利することを目指します」