今シーズンの全日本モトクロス選手権は全9戦。早くもシーズン序盤を消化する第3戦中国大会が、広島県の世羅グリーンパーク弘楽園で行われました。昨年に続いて春の大会のみを開催する、このモータースポーツ施設は広島県の南東部に位置し、丘の斜面を利用したアップダウンに富むハイスピードかつダイナミックなモトクロスコースとなっています。
これまでこのコースでは、スタート直後にビッグジャンプを通過するのを避けるため、1周目のみ大幅にショートカットするレイアウトを採用していました。今大会から、この方式を変更することが検討されていましたが、土曜日の朝に実施されたブリーフィングの結果、従来どおりの仕様に落ち着きました。
HondaワークスチームのTeam HRCは各クラス1台体制として、最高峰クラスのIA1に成田亮、IA2には今年からHondaに移籍した能塚智寛が参戦。両者、開幕戦と第2戦で両ヒート優勝を果たし、チームは勝率100%の状態で今大会に臨むことになりました。
成田亮
IA1のヒート1、これまでのレースと同じく、抜群の集中力でスタートに臨んだTeam HRCの成田亮は、新井宏彰(カワサキ)と並んで1コーナーをクリアすると、複数のジャンプが配されたロングストレート区間で先頭に立ち、ショートカット設定のオープニングラップをトップでクリアしました。
レース序盤、混戦を繰り広げてペースが上がらない2番手集団を後目に、成田は安定したハイペースで周回。ちょうどレース前半が終了し10周目の段階で、それまで2番手を走っていた熱田孝高(スズキ)に代わって平田優(ヤマハ)が2番手に浮上、成田はこの平田に約6秒のアドバンテージを確保していました。
成田亮
成田亮
後半に追い上げを図る平田に対して、成田は着実な走行を続け、一時は両者の差が4秒以内にまで接近するも、ここで成田が少しペースを上げると、平田は対応することができず、再び差が広がっていきました。そして成田は、レースを完全にコントロールして、開幕5連勝となるトップチェッカーを受けました。
迎えたヒート2、成田は平田と三原拓也(ヤマハ)に次ぐ3番手で、スタート直後のターンをクリア。すかさずこの2台をパスして、ヒート1に続いてトップでレースをスタートさせました。散水とレースの繰り返しによって、路面はかなり荒れたコンディションに。この中で成田は後続を引き離すべく、懸命にスロットルを開けていきました。
成田亮
しかし、大会前から身体の不調を感じていた成田は、思うようにペースを上げることができず、4周目には三原、次周には平田に先行を許し、3番手に後退。さらに成田の後方には、5台のライバルが接近するという厳しい状況で、成田は7周目にはベストラップタイムを記録して順位のキープを図りました。
レース中盤、激しいバトルで一度は退けた小島庸平(スズキ)の先行を許して以降、無理ができない成田はペースを落とし、徐々にポジションダウン。その後は上位集団から離れ、完走を目指しました。そして成田は、不本意な8位でフィニッシュ。今季初めて、優勝を逃すことになりました。
開幕から連勝しているTeam HRCの能塚智寛は、ヒート1がスタートすると、岡野聖(ヤマハ)と竹中純矢(スズキ)に次ぐ3番手で1周目をクリア。2周目には古賀太基(N.R.T.)を先頭とした後続の集団を少し引き離しながら、岡野や竹中とトップ争いを繰り広げました。そして3周目、集団の中で岡野が順位を下げると、能塚は竹中を抜きトップに浮上。するとレース後半にかけて、能塚は徐々にリードを拡大しました。
能塚智寛(#28)
能塚智寛
レース終盤、周回遅れの発生により能塚のペースが少し落ち、これで竹中が少し接近。それでも、中盤までに約10秒のリードを築いた能塚が、5秒近い差で逃げきりました。またHonda勢では、1周目に11番手から追い上げた小川孝平(Team ITOMO)が4位入賞。一方、古賀は3台による3番手争いに加わり、一時はその先頭を走行しましたが、ラスト4周で小川に抜かれ5位でゴールしました。
能塚智寛
ヒート2では、能塚がクラッシュ発生によりやり直しとなったスタートをしっかりと決め、1周目を3番手でクリア。2周目には、岡野、渡辺祐介(ヤマハ)、能塚、竹中のトップ集団による接近戦が繰り広げられました。しかし3周目に渡辺、次周に竹中が転倒で後退。能塚は4周目に岡野をパスして、ここでトップに浮上しました。また、岡野から少し遅れた3番手には古賀が、横澤拓夢(N.R.T.)から数秒のリードを守ってキープしました。
能塚智寛
小川孝平
トップに立った能塚は、すぐにリードを拡大していき、レース後半は10秒以上の差がある完全な独走状態。圧倒的な速さで開幕6連勝を達成しました。古賀は2番手の岡野に迫り、逆転に成功しました。ところがラスト3周で岡野に再逆転を許すと、最終ラップには渡辺にも抜かれしまい、悔しい4位となりました。横澤は5位、1周目20番手から追い上げた小川は6位でした。
古賀太基
土曜日に行われた予選で開幕2連勝中の中野洋子(T.E.SPORT)がチームメートの橋絵莉子を従えA組トップ、B組では竹内優菜(TEAM HAMMER ホンダ学園)がトップ通過。ほかに12名のHondaマシンを駆るライダーが30名で行われる決勝レースに進出しました。
迎えた決勝レース。昼のインターバルに散水作業が行われ、滑りやすくなった路面の中、見事ホールショットを決めたのは中野。その中野をピタリとマークした橋が2番手、チームメートの川井麻央が3番手と、T.E.SPORT所属の3選手が好スタートを決めた一方で、やや出遅れた竹内はショートカットの1周目を8番手でクリアしました。
中野洋子
竹内優菜
前半、中野が快調にリードを広げる後方で、川井はトップグループのペースについていくことができず順位を下げました。逆に竹内は、3周目に4番手まで順位を上げて2番手争いの集団に加わると、4周目には激しいバトルが繰り広げられました。その争いの中、橋が5番手に順位を下げ、代わって竹内が3番手に浮上しました。レース後半、確実に周回を重ねた中野は、序盤のリードを保ってトップでフィニッシュ。開幕からの連勝記録を"3"に伸ばしました。一方、中野を上回るペースで2番手争いを繰り広げた竹内でしたが、逆転には一歩及ばず3位でチェッカーを受けました。序盤2番手を走行した橋は5位。9位の勝股七海(Team ITOMO)が続き、Hondaライダー11名が入賞を果たしました。
高橋絵莉子
中野洋子、竹内優菜
IB-OPENでは84名のエントリーがあり、3組に分かれて予選が行われました。Honda勢では大城魁之輔(TEAM HAMMER)が全体のトップタイムでB組1位通過を果たし1番グリッドを獲得したほか、6名のHondaライダーが決勝へと駒を進めました。
ヒート1では、小野千成(T.E.SPORT)が好スタートを決めて4番手、児玉伯斗(N.R.T.)は7番手、竹野拓実(TEAM SAKURAI with 和木レーシング・ウイング大竹)は9番手でショートカットのオープニングラップをクリア。一方スタートで出遅れた大城は17番手からの追い上げを開始しました。序盤、小野が順位を落とす一方で、竹野は確実に順位を上げて9周目には3番手に浮上、また大城も竹野を追うように10周目には4番手まで順位を上げました。
大城魁之輔
竹野拓実
レース終盤になると、トップ争いに追い付いた大城がラスト2周で、一気に3台を抜いてトップに浮上。そのまま最後まで攻め続けリードを広げて、鮮やかな逆転で全日本初優勝をマークしました。また激しいトップ争いの中、ラスト2周で4番手まで順位を下げた竹野は、最終ラップの最終コーナーで1台をパスし3位表彰台を獲得。また後半ペースを取り戻した小野は5位でチェッカーを受けました。
小野千成
大城魁之輔.、竹野拓実
IB-OPENヒート2は、IA1のヒート2終了後の最も荒れたコンディションで行われました。まず小野が450ccのパワーを活かした好スタートを決めて、オープニングラップをトップでクリア。児玉は8番手、山口豪太(T.E.SPORT)が9番手、竹野は10番手、倉持陵生(T.E.SPORT)は14番手、大城は15番手で1周目のコントロールラインをクリアしました。
児玉伯斗
竹野拓実
前半、小野は5周目までリードを保ちましたが6周目に1つ順位を落とし、後半には3位まで後退。その後は懸命にこのポジションをキープしてフィニッシュ。自身初の表彰台を獲得しました。Honda勢では児玉が5位、竹野が7位、倉持は14位。前半8番手まで追い上げるも転倒によるブレーキトラブルに見舞われた大城は、16位でチェッカーを受けました。
小野千成
能塚智寛(優勝/優勝)
「地元が九州ということもあり、このコースは東日本のライダーより乗り込んでいる時間が長いコースです。そのため、アドバンテージはあると思って大会に臨みました。ヒート2の方が路面はさらにハードな印象でした。そういう意味では普段の練習に近かったです。ヒート1とヒート2では路面コンディションがかなり違っていたと思いますが、戸惑うことなく乗れました。開幕から2戦はホールショットから逃げきるか、転んでから追い上げるという、どちらかのレースばかりでしたが、今回はライバルたちとバトルをして、転倒することなく走り切っての勝利なので、内容はよかったと感じています。体力はまだ足りていないのですが、疲れにくいマシンに仕上がってきていることが、レース終盤に向けた気持ちの余裕につながっています」
中野洋子(優勝)
「今日のレースは自分本来の走りができていない部分もあり100点ではありませんが、3連勝がかかったレースでしっかり結果を残せたので、99点はつけていいかなと思います。昨年ケガで苦しんでいた分、強くなれたと実感しています。最後に後続の接近を許したのは、確実に勝つために走りをセーブしたためで、特に焦ったりはしませんでした。散水でかなり荒れたコンディションでのレースでしたが、冷静にコースの変化に対応することができたと思います。リスクを避けるために、決勝でラムソンジャンプを飛べなかったことだけが残念でした。このジャンプを飛んでいるときは、本当に気持ちがいいんです」
竹内優菜(3位)
「まだまだ自分本来の走りにはほど遠いです。少しずつよくはなってきているのですが、昨年ケガをしたことで身体の機能が落ちていて、筋力も含めてバランスが崩れてしまったと思います。でも自己ベストのタイムはよかったし、そもそも自分はゼッケン2で追う立場。失うものはないので、次までにやるべきことをやるだけです。まずはしっかりと身体を元に戻したいです。そうしないと勝てないし、それができれば絶対に勝てると思います。SUGOは好きなコースなので、次こそ優勝します」
高橋絵莉子(5位)
「スタートではマシン半分くらいみんなから出遅れました。でもそこからの伸びがいいので、いいラインを取れて、結果的に(中野)洋子ちゃんの後ろで1コーナーを回ることができました。それからはとにかくできる限り、洋子ちゃんに付いていくことを心がけました。でもコースが荒れていて、グリップを取るのが難しく、離れてしまいました。次のSUGOは、昨年ホールショットを決めてラストラップまでトップを走っていながら、最後に転倒してしまい勝利を逃してしまいました。でも好きなコースで、勝てる場所だと思ってます。スタートを決めて逃げるレースをしたいです」
小野千成(5位/3位)
「ヒート1はスタートが4番手くらいでした。でもペースが悪くて1周目に大きく順位を落としました。後半はラインがわかってきたので、5位までばん回することができました。今までこういうレースができなかったので、収穫は大きかったです。ヒート2はホールショットスタートで、最初のペースがよかったので、終盤タレたけどなんとか表彰台圏内に踏みとどまることができました。これまでは後半にズルズル落ちることが多かったのですが、リードしている間は自分のラインを走ることができ、それがすごく楽だったので、体力を残せたと思います。450ccのパワーに助けられた部分も大きいですが、荒れたコースで最後までコントロールできたのは自信に思っていいと、HMJのアドバイザーの増田さんに褒めてもらえたので、うれしかったです」
竹野拓実(3位/7位)
「地元で、たくさんの人が来てくれて、みんなの前で表彰台に上がれたことがうれしいです。スタートは中盤くらいで、一人ずつ追い上げました。大城君に付いていけたのもよかったと思います。レース中は順位が全くわかっていなくて、前がいたのでとにかく抜いたら3位でした。ヒート2はスタートはまずますでしたが、路面が荒れていて、ギャップに対応できませんでした。次は両ヒートで表彰台に立ちたいし、そういうレースを続ければ勝てると思うので、それを目標にがんばります」
大城魁之輔(優勝/16位)
「ヒート1はずっと追い上げていて、自分が何位を走っているのか全然わからなかったです。それでもとにかく抜いて、まだ前にだれかいるんだと思って最後まで攻めて走っていたら、ラスト1周のボードが提示されて、トップだったという感じでした。追い上げの最中に大倉(由揮)君が転倒するのを見えて、ラッキーな面も多かったと思います。勝てたのはうれしいですけど、タイム的にもまだまだまだでした。ヒート2はスタートが悪くて、それでも7、8番手まではすぐに上がれたのですが、そこで転倒してしまい、ブレーキが全く効かなくなってしまいました。その状態ではどうにもペースが上げられなくて、攻められませんでした。悔しいですが、1勝できたことは次につながると思うので、次戦は両ヒートで勝ちたいです」
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 982 | 成田亮 | 20 | 33'09.571 | |
2 | 99 | 平田優 | ヤマハ | 20 | +00'07.466 |
3 | 6 | 三原拓也 | ヤマハ | 20 | +00'11.947 |
4 | 2 | 熱田孝高 | スズキ | 20 | +00'16.888 |
5 | 331 | 新井宏彰 | カワサキ | 20 | +00'17.741 |
6 | 13 | 深谷広一 | スズキ | 20 | +00'26.015 |
7 | 1 | 小島庸平 | スズキ | 20 | +00'47.383 |
8 | 100 | 北居良樹 | KTM | 20 | +00'48.933 |
9 | 166 | 星野優位 | KTM | 20 | +00'51.809 |
10 | 9 | 星野裕 | カワサキ | 20 | +00'52.739 |
11 | 01 | 長門健一 | 20 | +00'54.562 | |
13 | 41 | 馬場大貴 | 20 | +01'22.974 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 99 | 平田優 | ヤマハ | 20 | 33'16.764 |
2 | 6 | 三原拓也 | ヤマハ | 20 | +00'02.015 |
3 | 1 | 小島庸平 | スズキ | 20 | +00'04.069 |
4 | 331 | 新井宏彰 | カワサキ | 20 | +00'04.685 |
5 | 2 | 熱田孝高 | スズキ | 20 | +00'19.198 |
6 | 13 | 深谷広一 | スズキ | 20 | +00'22.039 |
7 | 9 | 星野裕 | カワサキ | 20 | +00'22.670 |
8 | 982 | 成田亮 | 20 | +00'45.104 | |
9 | 100 | 北居良樹 | KTM | 20 | +01'18.126 |
10 | 12 | 伊藤正憲 | ヤマハ | 20 | +01'24.549 |
13 | 01 | 長門健一 | 20 | +01'41.414 | |
14 | 41 | 馬場大貴 | 19 | +1Lap |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 28 | 能塚智寛 | 20 | 32'51.267 | |
2 | 29 | 竹中純矢 | スズキ | 20 | +00'04.486 |
3 | 32 | 渡辺祐介 | ヤマハ | 20 | +00'50.144 |
4 | 912 | 小川孝平 | 20 | +01'00.402 | |
5 | 122 | 古賀太基 | 20 | +01'06.598 | |
6 | 47 | 内田篤基 | スズキ | 20 | +01'11.871 |
7 | 36 | 横澤拓夢 | 20 | +01'26.212 | |
8 | 54 | 渡辺涼太 | カワサキ | 20 | +01'31.151 |
9 | 52 | 植田翔太 | カワサキ | 20 | +01'38.870 |
10 | 50 | 辻拓人 | 20 | +01'44.983 | |
11 | 58 | 高輪喜樹 | 20 | +01'47.581 | |
12 | 05 | 森優介 | 19 | +1Lap | |
13 | 02 | 鈴村英喜 | 19 | +1Lap | |
16 | 51 | 近藤祐介 | 19 | +1Lap | |
19 | 34 | 大塚豪太 | 19 | +1Lap | |
26 | 39 | 道脇右京 | 19 | +1Lap |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 28 | 能塚智寛 | 19 | 31'51.761 | |
2 | 31 | 岡野聖 | ヤマハ | 19 | +00'17.919 |
3 | 32 | 渡辺祐介 | ヤマハ | 19 | +00'22.150 |
4 | 122 | 古賀太基 | 19 | +00'22.473 | |
5 | 36 | 横澤拓夢 | 19 | +00'32.496 | |
6 | 912 | 小川孝平 | 19 | +00'44.406 | |
7 | 38 | 池本凌汰 | スズキ | 19 | +00'48.658 |
8 | 39 | 道脇右京 | 19 | +00'49.514 | |
9 | 54 | 渡辺涼太 | カワサキ | 19 | +01'00.748 |
10 | 50 | 辻拓人 | 19 | +01'02.834 | |
11 | 05 | 森優介 | 19 | +01'03.192 | |
12 | 02 | 鈴村英喜 | 19 | +01'03.996 | |
15 | 34 | 大塚豪太 | 19 | +01'17.709 | |
20 | 58 | 高輪喜樹 | 19 | +01'31.023 | |
25 | 51 | 近藤祐介 | 18 | +1Lap |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 中野洋子 | 10 | 18'41.584 | |
2 | 14 | 畑尾樹璃 | カワサキ | 10 | +00'00.961 |
3 | 2 | 竹内優菜 | 10 | +00'02.222 | |
4 | 1 | 安原さや | ヤマハ | 10 | +00'03.110 |
5 | 25 | 高橋絵莉子 | 10 | +00'27.771 | |
6 | 5 | 久保まな | スズキ | 10 | +00'34.106 |
7 | 8 | 菅原悠花 | スズキ | 10 | +00'48.509 |
8 | 4 | 本田七海 | ヤマハ | 10 | +00'50.507 |
9 | 7 | 勝股七海 | 10 | +00'51.321 | |
10 | 13 | 佐藤鈴夏 | 10 | +00'51.426 | |
11 | 12 | 鈴木麗菜 | 10 | +00'51.947 | |
12 | 18 | 鈴木優那 | 10 | +00'52.322 | |
13 | 11 | 金尾里香 | 10 | +01'14.153 | |
15 | 20 | 佐々木奈津美 | 10 | +01'16.085 | |
16 | 35 | 清水夕稀 | 10 | +01'18.338 | |
17 | 16 | 川井麻央 | 10 | +01'19.793 | |
26 | 49 | 吉川雅 | 9 | +1Lap |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 65 | 大城魁之輔 | 13 | 22'34.561 | |
2 | 1 | 大倉由揮 | ヤマハ | 13 | +00'04.311 |
3 | 41 | 竹野拓実 | 13 | +00'04.860 | |
4 | 3 | 和泉夏輝 | カワサキ | 13 | +00'06.109 |
5 | 40 | 小野千成 | 13 | +00'17.345 | |
6 | 11 | 真野凌輔 | スズキ | 13 | +00'20.700 |
7 | 22 | 大城正直 | ヤマハ | 13 | +00'22.412 |
8 | 28 | 西垣魁星 | ヤマハ | 13 | +00'24.860 |
9 | 62 | 下村里駆 | ハスクバーナ | 13 | +00'29.348 |
10 | 57 | 町田旺郷 | ヤマハ | 13 | +00'31.700 |
12 | 59 | 倉持陵生 | 13 | +00'41.902 | |
15 | 26 | 西元気 | 13 | +00'50.037 | |
18 | 35 | 金田洸希 | 13 | +00'58.466 | |
27 | 74 | 児玉伯斗 | 11 | +2Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 大倉由揮 | ヤマハ | 13 | 22'43.839 |
2 | 69 | 林憂人 | スズキ | 13 | +00'15.952 |
3 | 40 | 小野千成 | 13 | +00'19.219 | |
4 | 16 | 大澤雅史 | KTM | 13 | +00'20.282 |
5 | 74 | 児玉伯斗 | 13 | +00'20.963 | |
6 | 3 | 和泉夏輝 | カワサキ | 13 | +00'23.452 |
7 | 41 | 竹野拓実 | 13 | +00'24.233 | |
8 | 19 | 柳橋翼 | ヤマハ | 13 | +00'25.151 |
9 | 62 | 下村里駆 | ハスクバーナ | 13 | +00'26.354 |
10 | 53 | 手操将志 | スズキ | 13 | +00'27.428 |
14 | 59 | 倉持陵生 | 13 | +00'35.065 | |
16 | 65 | 大城魁之輔 | 13 | +00'37.811 | |
17 | 63 | 山口豪太 | 13 | +00'38.654 | |
20 | 26 | 西元気 | 13 | +00'48.430 | |
26 | 35 | 金田洸希 | 13 | +01'17.949 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 982 | 成田亮 | 138 | |
- | 2 | 6 | 三原拓也 | ヤマハ | 116 |
▲ | 3 | 99 | 平田優 | ヤマハ | 115 |
▼ | 4 | 331 | 新井宏彰 | カワサキ | 103 |
- | 5 | 2 | 熱田孝高 | スズキ | 100 |
- | 6 | 1 | 小島庸平 | スズキ | 98 |
▲ | 7 | 13 | 深谷広一 | スズキ | 84 |
▼ | 8 | 166 | 星野優位 | KTM | 82 |
▲ | 9 | 100 | 北居良樹 | KTM | 71 |
▲ | 10 | 9 | 星野裕 | カワサキ | 70 |
▲ | 12 | 41 | 馬場大貴 | 47 | |
▲ | 15 | 01 | 長門健一 | 33 | |
▼ | 21 | 17 | 島崎優 | 8 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 28 | 能塚智寛 | 150 | |
▲ | 2 | 122 | 古賀太基 | 100 | |
- | 3 | 31 | 岡野聖 | ヤマハ | 99 |
▲ | 4 | 912 | 小川孝平 | 95 | |
▲ | 5 | 32 | 渡辺祐介 | ヤマハ | 85 |
▼ | 6 | 113 | 田中雅己 | 82 | |
- | 7 | 36 | 横澤拓夢 | 80 | |
▼ | 8 | 29 | 竹中純矢 | スズキ | 73 |
▲ | 9 | 02 | 鈴村英喜 | 54 | |
▼ | 10 | 34 | 大塚豪太 | 53 | |
▲ | 14 | 05 | 森優介 | 43 | |
▲ | 15 | 50 | 辻拓人 | 40 | |
▼ | 16 | 39 | 道脇右京 | 37 | |
▼ | 23 | 51 | 近藤祐介 | 13 | |
- | 25 | 58 | 高輪喜樹 | 11 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 3 | 中野洋子 | 75 | |
- | 2 | 14 | 畑尾樹璃 | カワサキ | 66 |
- | 3 | 5 | 久保まな | スズキ | 53 |
▲ | 4 | 2 | 竹内優菜 | 51 | |
- | 5 | 25 | 高橋絵莉子 | 48 | |
▼ | 6 | 4 | 本田七海 | ヤマハ | 46 |
- | 7 | 1 | 安原さや | ヤマハ | 42 |
▲ | 8 | 7 | 勝股七海 | 33 | |
▲ | 9 | 8 | 菅原悠花 | スズキ | 32 |
▼ | 10 | 11 | 金尾里香 | 31 | |
▼ | 11 | 16 | 川井麻央 | 24 | |
▲ | 12 | 12 | 鈴木麗菜 | 23 | |
▲ | 13 | 18 | 鈴木優那 | 21 | |
▲ | 14 | 13 | 佐藤鈴夏 | 21 | |
- | 21 | 20 | 佐々木奈津美 | 6 | |
- | 23 | 35 | 清水夕稀 | 5 | |
▼ | 26 | 53 | 小野彩葉 | 1 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 1 | 大倉由揮 | ヤマハ | 147 |
▲ | 2 | 28 | 西垣魁星 | ヤマハ | 83 |
▲ | 3 | 65 | 大城魁之輔 | 81 | |
▼ | 4 | 4 | 石浦優 | スズキ | 72 |
▲ | 5 | 40 | 小野千成 | 72 | |
- | 6 | 62 | 下村里駆 | ハスクバーナ | 68 |
▼ | 7 | 79 | 大石一斗 | カワサキ | 56 |
▲ | 8 | 69 | 林憂人 | スズキ | 55 |
▲ | 9 | 41 | 竹野拓実 | 51 | |
▲ | 10 | 19 | 柳橋翼 | ヤマハ | 45 |
▲ | 16 | 74 | 児玉伯斗 | 30 | |
▲ | 19 | 59 | 倉持陵生 | 29 | |
▼ | 23 | 5 | 松本直人 | 24 | |
▼ | 24 | 26 | 西元気 | 23 | |
▼ | 28 | 63 | 山口豪太 | 16 | |
▼ | 30 | 15 | 根岸瑞生 | 15 | |
▼ | 31 | 37 | 柴田夢来 | 15 |
成田亮(優勝/8位)
「レースウイークはずっと体調が悪く、厳しい大会となってしまいました。それでもヒート1は、優勝することができました。後半に2番手の平田選手が追い上げてきているのは、サインボードにタイム差を提示してもらっていたのでわかっていました。自分自身としては、なんとか持ちこたえたという感想です。ヒート2は、悪い体調と荒れた路面が重なり、全く自分のリズムで走ることができませんでした。このコースは毎年、鬼門となってきていたのですが、それにしても今回は成績が悪すぎて、かなりショックを受けています。まずは体調を万全にして、地元大会となる次戦に臨みます。このインターバルにアメリカに行く予定なので、向こうでレースを観ることで刺激をもらってきたいと思います」
芹沢直樹 | Team HRC監督
「IA1の成田はレースウイークになって体調に問題を抱えてしまいました。ヒート1は、不利な状況が逆によい方向に働き、力が抜けた走りで勝利できましたが、路面が固くなったヒート2では不安が的中。マシンもプロトタイプということで、ここまで大きく荒れた路面でのテストはできておらず、課題もみつかりました。次戦に向け、ライダーの体調を整えると同時にマシンの改善も図ります。IA2の能塚は前戦からの勢いをキープできました。ヒート1では、IA1よりも速いゴールタイムを記録するという高い目標もクリア。周回遅れの処理に少し手間取りましたが、チームとしては特に問題はないと考え、ヒート2に向けてはライバルたちがどのように走っていたかという情報のみをトスしました。十代の若いライダーですが、レースをコントロールできる力はあると信頼しています。とはいえ、まだまだ速く走れるライダーだと思うので、次の目標に向かって取り組んでいきます」