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第5戦
富士スピードウェイ
2003年8月3日 開催
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レースレポート

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TAKATA童夢NSXは3番手という好位置からスタート
ピットインするTAKATA童夢NSX
見事な逆転劇を演じた道上選手とS.フィリップ選手
Honda NSX-GT今季初勝利!TAKATA童夢NSX(道上/S.フィリップ組)最終ラップで逆転し富士を制す!
■決勝日時 :8月3日(日)
■決勝レース :68周(約299.2km)
■天候 :予選/曇り  決勝/晴れ
■気温 :31℃(15:00現在)
■コース :ドライ
■観客数 :5万1000人(主催者発表)
道上/フィリップ組がHonda NSX-GT勢今季初勝利
道上/フィリップ組がHonda NSX-GT勢今季初勝利

 8月3日(日)、富士スピードウェイ(静岡県)において2003年全日本GT選手権(JGTC)第5戦「JAPAN GT CHAMPIONSHIP」の決勝レース(68周=約299.2km)が開催された。

 2日(土)に行なわれたGT500クラス公式予選では道上 龍/セバスチャン・フィリップ組(TAKATA童夢NSX)が予選終了間際に1分24秒414を記録し予選3番手を獲得。伊藤大輔/トム・コロネル組(G'ZOX-NSX)が予選12番手、松田次生/アンドレ・ロッテラー組(Mobil 1 NSX)は13番手、加藤寛規/光貞秀俊組(RAYBRIG NSX)は14番手、金石年弘選手が復帰した土屋圭市/金石年弘組(ARTA NSX)は17番手から決勝スタートを迎えることとなった。

 決勝レースは晴れ、気温31℃、路面温度46℃と厳しいコンディションのなか、14時59分にローリングスタートが切られた。Honda NSX-GT勢のオープニング・ラップはS.フィリップ選手(TAKATA童夢NSX)が4位、加藤寛規選手(RAYBRIG NSX)が11位、松田次生選手(Mobil 1 NSX)が13位、伊藤大輔選手(G'ZOX-NSX)が14位、土屋圭市選手(ARTA NSX)が15位で通過した。

 16周目、すでに3番手にポジションを回復していたS.フィリップ選手が1コーナーでZENTトムススープラをかわし、2番手に浮上。さらにトップを走行するライバルをめざし激しくプッシュする。

 23周通過時点で、S.フィリップ選手が2位、伊藤選手が9位、加藤選手が11位、松田選手が12位、土屋選手が13位を走行。26周を終えて加藤選手がピットインし、光貞選手へドライバー交代。続いてS.フィリップ選手が31周を終えて道上選手へドライバー交代を行なう。

 ほぼ、全車がドライバー交代を終えた時点で、道上 龍選手(TAKATA童夢NSX)が2位、T.コロネル選手(G'ZOX-NSX)が11位、A.ロッテラー選手(Mobil 1 NSX)が12位、金石年弘選手(ARTA NSX)が13位、光貞秀俊選手(RAYBRIG NSX)が14位を走行する。

 レース終盤となる63周目、トップを走行していたauセルモスープラはトラブルを抱えたか、ラップタイムが落ち始める。2位を走行していた道上選手は猛追を見せ、1周ごとにトップとの差を縮めていく。最終ラップに入る際にはその差を約4秒にまで接近、ヘアピン・コーナーでパスしトップでチェッカーフラッグを受け、見事な逆転劇で今季初勝利を飾った。

 他のHonda NSX-GT勢はT.コロネル選手が8位、A.ロッテラー選手が9位、金石選手が12位、光貞選手が13位と、開幕戦以来の全車完走を果たした。

 なお、Honda NSX-GTは昨年の鈴鹿での最終戦以来、TAKATA童夢NSXにとっては昨年の第6戦MINE以来の勝利となった。


●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「今まで苦手としていた富士で思いもかけず優勝することができ、大変喜んでいます。もちろん、コツコツと開発を続けてきた結果が実を結び始めたと考えたいのですが、今回の勝利はそれだけでは説明できない別のファクターが働いたようにも思います。そうした中で童夢チームは100%以上の力を発揮してくれましたが、それもNSX-GTを速くしたいという関係者全員の意志が結集した結果だと思います。しかし、この勝利に満足することなく、また明日から全力で開発を続けていきますので、どうかより一層のご声援をよろしくお願い致します」

優勝 #18 TAKATA童夢NSX
●道上 龍(Ryo Michigami)選手

「改修前の最後のレースとなる富士で勝てて大変うれしいです。NSX-GTが苦手とされているこのコースで車を煮詰めていったことでポテンシャルもあがっていきました。テクニカルコースではさらによくなっていると思いますよ。チームもよくやってくれたと思います。今回のレースに勝てたことで他のNSX-GTも明るい兆候になったと思います。残りの3戦もベストを尽くしていきます」

●セバスチャン・フィリップ(Sebastien Philippe)選手
「ライバルたちのことも気になりましたが、5周を走り終えたときには我々の車のブレーキングが一番いいと思ったので安定して攻めることができました。道上選手がトップに立ったときには信じられないぐらいうれしかったです。今回の成績で反撃開始といきたいところですね。残りの3戦もいいレースができると思います」

●中村 卓哉(Takuya Nakamura) 童夢レーシングチーム 監督
「NSX-GTにとって不利だといわれている富士スピードウェイで勝てたことがとてもうれしいです。今季は開幕してから苦しい戦いが続いていましたが、開発の手を緩めずにきたことが今回実を結びました。少し遅くなってしまいましたが、私にとっては今回のレースが開幕戦だと思っています。これからも開発の手を緩めずアグレッシブに戦っていきます」

 
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