全日本GT選手権 | Honda Racing JGTC



	▲土屋選手は熱い走りでサーキットを沸かせる人気のドライバーだった

　今シーズンから大きくマシンレギュレーションが変更された全日本GT選手権。キャビンの前後をパイプフレーム化することが可能になり、エンジンの搭載方向への規制がなくなるなど、より改造範囲が広くなった。Honda NSX-GT勢は、エンジンを縦置き搭載とした新たなNSX-GT'03スペックで、５チーム５台体制でシーズンに臨んだ。開幕戦は道上龍／S.フィリップ組が３位表彰台を獲得、５台全てが完走を果たした。しかし、第２、３、４戦と苦しい戦いを強いられる。新車両規制の影響で、Honda NSX-GTへの不利がささやかれる中、迎えた第５戦富士。道上龍／S.フィリップ組が、最終ラップで逆転を果たす劇的なレースで今季初勝利を挙げた。続く第６戦も伊藤大輔／T.コロネル組が優勝。第７、８戦でもHonda NSX-GT勢は表彰台を獲得し、後半戦はライバルに対抗できるポテンシャルを発揮した。また、童夢レーシングチームがポイントランキング３位を獲得。第８戦最後に土屋圭市が引退を表明、26年間の現役生活にピリオドを打った。

POS	DRIVER	MACHINE	TTL	1	2	3	4	5	6	7	8
1	本山哲／M.クルム	ザナヴィニスモ GT-R	86	17	10	14	8	16	-	8	13
2	脇阪寿一／飯田章	エッソウルトラフロースープラ	83	21	-	22	6	10	10	10	4
3	R.ライアン／影山正美	モチュールピットワークGT-R	65	3	21	8	15	-	1	7	10
4	B.トレルイエ／井出有治	カルソニックスカイライン	64	-	16	-	20	-	6	1	21
5	土屋武士／E.コマス	WOODONE トムススープラ	61	6	3	15	6	8	17	3	3
6	D.シュワガー／織戸学	デンソーサードスープラGT	57	-	13	-	13	4	4	21	2
7	道上龍	TAKATA童夢NSX	55	12	-	4	3	21	-	-	15
7	S.フィリップ	TAKATA童夢NSX	55	12	-	4	3	21	-	-	15
9	竹内浩典／立川祐路	auセルモスープラ	46	1	1	2	11	14	3	13	1
10	伊藤大輔／T.コロネル	G'ZOX-NSX	38	11	-	2	-	3	21	1	-
11	松田次生	Mobil 1 NSX	36	8	6	3	-	2	-	17	-
12	加藤寛規／光貞秀俊	RAYBRIG NSX	27	4	4	1	-	-	8	2	8
13	J.デュフォア	ADVANスープラ	26	2	-	10	-	-	12	-	2
13	荒聖治	ADVANスープラ	26	2	-	10	-	-	12	-	2
15	服部尚貴／脇阪薫一	プロジェクトμエスペリアスープラ	24	2	8	6	2	1	-	4	1

16	A.ロッテラー	Mobil 1 NSX	19	-	-	-	-	2	-	17	-
17	小暮卓史	Mobil 1 NSX	17	8	6	3	-	-	-	-	-
19	土屋圭市／金石年弘	ARTA NSX	9	-	-	-	-	-	3	-	6

POS	TEAM	TTL	1	2	3	4	5	6	7	8
1	NISMO	106	17	21	14	15	16	1	9	13
2	ESSO TOYOTA Team LeMans	83	21	-	22	6	10	10	10	4
3	童夢レーシングチーム	77	12	-	4	3	21	21	1	15

8	Mobil 1 NAKAJIMA RACING	36	8	6	3	-	2	-	17	-
9	チーム国光 with MOON CRAFT	27	4	4	1	-	-	8	2	8
12	無限	13	11	-	2	-	-	-	-	-
13	AUTOBACS RACING TEAM AGURI	9	-	-	-	-	-	3	-	6

		Round. 1　　 3/30　　TIサーキット英田		Round. 5　　 8/ 3　　富士スピードウェイ
		Round. 2　　 5/ 4　　富士スピードウェイ		Round. 6　　 9/14　　ツインリンクもてぎ
		Round. 3　　 5/25　　スポーツランドSUGO		Round. 7　　10/26　　オートポリス
		Round. 4　　 7/13　　富士スピードウェイ		Round. 8　　11/16　　鈴鹿サーキット