ポールポジションはエリオ・カストロネベス、武藤英紀は9番、ロジャー安川は18番グリッドからスタート
2008年4月18日(金)
予選 |
会場:ツインリンクもてぎ
天候:雨
気温:12℃
|
2008年IRL IndyCarシリーズ第3戦ブリヂストン・インディジャパン 300マイルが4月17日(木)からスタート。栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎ(全長1.5マイル)のオーバルコースには、昨年度のインディジャパン優勝者のトニー・カナーン(アンドレッティ・グリーン・レーシング)、06年ウイナーのエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)、ツインリンクもてぎで04、05年の2度勝利を飾っているダン・ウェルドン(チップ・ガナッシ・レーシング)らが搭乗する18台のインディカーが乗り込んで来ている。
走行初日にトップタイムとなる27秒2453=平均時速200.842マイルをマークしたのはカナーン。2番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)、3番手はウェルドンだった。ルーキーとして今年からフルシーズン出場している武藤英紀(アンドレッティ・グリーン・レーシング)は10番手、03年にインディカー・デビューし、今回のレースにスポット参戦しているロジャー安川(ベック・モータースポーツ)は今シーズン初走行ということもあり18番手だった。
2日目の今日には3回目の練習走行と公式予選が予定されていたが、昨晩から降り続いている雨が止まず、主催のIRLは午前10時に全走行スケジュールの中止を決定。明日のレースのスターティング・グリッドは、第2戦終了時点でのエントラント・ポイントランキングで決定することになった。ポールポジションを手にしたのはカストロネベス、フロントロー外側からスタートするのはディクソン、カナーンには3番グリッドが与えられた。活躍が期待される日本人ドライバーは、武藤が9番グリッド、安川が18番グリッドからレースに臨む。
走行はキャンセルされたが、ドライバーたちはトークショーとサイン会に参加し、雨の中をサーキットまで足を運んだ熱心なファンたちと交流する時間を楽しんだ。
決勝レースのスタートは明日、4月19日(土)の午後1時10分。時速300kmを超す高速バトルが200周、300マイルで争われる。なお、スタートへと向かう18台のインディカーを先導するオフィシャルカーとして、Hondaの新型燃料電池車「FCXクラリティ」が登場する。本邦初公開となるFCXクラリティをドライブするのは、フォーミュラ・ニッポン/SUPER GTに参戦している小暮卓史選手である。
|