予選日:4月16日(金) サーキット:ツインリンクもてぎ 天候:晴れ 気温:21℃
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D.ウェルドン |
シリーズ第3戦はHondaにとって母国開催となるツインリンクもてぎでの「BRIDGESTONE INDY JAPAN 300MILE」。
好天に恵まれた予選でポールポジションを獲得したのは、Honda Indy V-8搭載ダラーラに乗るダン・ウェルドン(アンドレッティ・グリーン・レーシング)。第2戦フェニックスからの連続ポールポジション獲得を果たした。ラップタイムは26秒5938で、平均時速は205.762マイルであった。2位はグレッグ・レイ(アクセス・モータースポーツ)、3位はトニー・カナーン(アンドレッティ・グリーン・レーシング)、4位は松浦孝亮(スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシング)、そして5位はバディ・ライス(チーム・レイホール)と、Honda Indy V-8勢はパワー・アドバンテージを見せつけてトップ5グリッドを独占、7人がトップ10入りを果たした。
今週末は天候が心配されていたが、雨は公式練習が始まる前の水曜日に降り止んだ。木曜にプラクティスが開始された時、ツインリンクもてぎ上空には快晴が広がっており、気温も初夏を思わせる20度近くまで日中には上がった。木曜日には2回のプラクティスが行われ、さらに暖かくなった今日は、午前中に3回目のプラクティス、そして午後には公式予選が行われた。
3回のプラクティスですべてトップタイムをマークしたのはカナーンだった。しかし、予選では彼のチームメイトであるウェルドンが22台出場中の19番目のアタッカーという順番も味方につけ、ポールポジションを獲得した。先に走ったチームメイトからの情報がドライビングにプラスとなったのだ。
ウェルドンが26秒5938を出すまでは、6番目にアタックを行ったレイがトップに君臨し続けていた。プラクティスで最速だったカナーンは17番目にコースインしたが、僅かにレイには届かず、2位となっていた。ウェルドンはカナーンから最後の情報を受け取り、アタック2周目にカナーン、そしてレイをも上回るタイムを叩き出したのだった。
ルーキーの松浦は自己ベスト、そして参戦2年目のチームにとってもベストとなる4位グリッドを26秒6111のタイムで獲得。今回が今年初めてのレース参戦となるロジャー安川(チーム・レイホール)は13位グリッド、同じくレイホールから今年初出場するヴィットール・メイラは8位グリッドから明日のレースをスタートすることと決まった。 |