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Round04アメリカアラバマ

決勝

2018年4月22日(日)

Barber Motorsports Park

天候:雨/晴れ/雨

気温:16~19度

 第4戦 アラバマ 決勝

天気に翻ろうされたアラバマでHonda勢が2位から8位を占める

南部アラバマ州のバーミンガムにあるバーバー・モータースポーツ・パークで今年もHondaグランプリ・オブ・アラバマは開催されました。全長2.3マイルのツィスティでアップダウンに富むロードコースを使ったレースは今年で9回目の開催で、高い人気を誇る春のイベントとしてバーミンガム周辺地域に定着しています。今年のレースは雨に見舞われるとの予報が出されていましたが、日曜日のバーバー・モータースポーツ・パークには難しいウエットコンディションでのインディカーバトルを見ようと熱心なファンが数多く集まりました。

完全なウエットコンディションで出場全23台はレインタイヤを装着してスタート。しかし、90周の内22周を終えたところで、激しい雨により、ドライバーたちの視界確保の難しさから赤旗が出されて中断。翌月曜日に23周目からが戦われることになりました。

そして迎えた月曜日は朝から快晴で、午前11時にレースは再開されました。インディカーのルールにより、レースは日曜日のものも含め、スタートから2時間経過時点で新しいラップに入らないことになりました。

ドライコンディションでのレースはハイペースで進みましたが、ゴールまで20周を切ったあたりで突如として上空に雲が広がり、雨が降り出しました。しばらくは弱いものだった雨は本降りに変わり、レース終盤は再びレインタイヤ装着で戦われることになりました。
トップを走り続けたジョセフ・ニューガーデン(シボレー)は早々にピットに向かいレインタイヤへ交換しました。それに対してセバスチャン・ブルデー(Dale Coyne Racing with Vasser-Sullivan)とスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)はスリックタイヤで走り続け、ブルデーがトップに立ちました。このあと、スリックで粘る作戦が成功するかに見えたときもありましたが、最終的に天候はブルデーたちに味方をせず、彼らもレインタイヤに交換。その結果、トップの座はニューガーデンの手に戻り、タイミングよくレインタイヤにかえたライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)が2位でのゴールしました。

3位にはジェームズ・ヒンチクリフ(Schmidt Peterson Motorsports)で表彰台には2人のHondaドライバーが上りました。雨、晴れ、そしてまた雨と天候に翻ろうされたレースをほかの多くのHondaドライバーたちも全力で戦い、4位はルーキーのロバート・ウィッケンズ(Schmidt Peterson Motorsports)、5位はブルデー、6位はディクソン、7位はグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)、そして8位には佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)と、Honda勢が2位から8位までを占めました。

佐藤は予選18位でしたが、得意とするウエットコンディションでのレースで赤旗中断となる22周までに8番手まで大きくポジションを上げました。ドライコンディションでさらに上位へと進出する意気込みでしたが、月曜日のレース再開からは燃費をセーブして1回のピットストップだけで走りきる作戦が、終盤に雨が降ったことで成功には繋がりませんでした。それでも8位でのゴールは、今シーズンの自己ベストで、初のトップ10フィニッシュです。

次戦はインディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースを使った、5月12日決勝のインディカー・グランプリです。

コメント

ライアン・ハンターレイ(2位)
ライアン・ハンターレイ(左)、ジェームズ・ヒンチクリフ(右)「燃費セーブで目標とする数字を実現しつつ、同時に速いペースを保って走り続ける大変難しいレースでしたが、いい走りをみせることができたと思います。レースの終盤には雨が降り出しましたが、私にとってはそこからのドライビングがとても楽しかったですね。少しでもグリップする路面、走行ラインを探しながら走っていました。雨が降ってもスリックタイヤでできるだけ長く走り続けました。私たちはスリックでとても速かったのですが、ウエットの路面をスリックで走っていると、突然グリップを失ってマシンが滑ることがあります。コントロールを完全に失えばアクシデントに繋がりますから、自分たちのベストのタイミングを考え、ウエットに変更するためのピットストップを行いました。ジョセフ・ニューガーデンに接近するためには時間が足りませんでした。彼らの勝利を称えます。私たちのチームの2位フィニッシュは、クルーたちの見事な仕事ぶりのおかげです。金曜にトレーラーから降ろしたマシンは喜べるレベルの速さを備えていませんでしたが、セッティング変更を重ね、マシンを少しずつ着々とよくしていくことができましたから、いい週末になったと思います」

佐藤琢磨(8位)
佐藤琢磨「日曜のレースでは雨の中で10個の順位を上げることができました。雨のために中断され、月曜に再開されたレースでは、ピットストップ1回でゴールまで走りきる作戦をトライしました。ほとんどのチームが2ストップの作戦だったため、かなり燃費をセーブしなくてはならなかったのでスピードで対抗するのは難しい状況でした。それでも、今日のレースの中頃までは順調でした。2ストップ作戦で後方から迫ってきたチームメートにポジションを譲り、それ以外でもポジションを落とすことはありましたが、フルコースコーションが出ていたら大きな優位を得ることもできたと思います。そうならなかったとしても、多くのドライバーたちが給油を行う必要があり、私たちはポジションをばん回することができるはずでした。しかし、残念なことに雨が降り出し、みんなレインタイヤに交換するピットストップが必要になり、燃費をセーブしていたセカンドスティントは単にペースが遅いだけのものとなってしまいました。そこが今日はとても残念でした。昨日のレースでは雨が私たちを助けてくれましたが、最終的に雨は私たちの作戦をサポートしてくれませんでした。アタックをするチャンスなく終わってしまった予選での不運がありましたから、8位という結果はしょうがないと思います。次のインディカー・グランプリで速さをみせるために、私たちはまだ多くの仕事をこなさなければなりません」

決勝リザルト

順位 No. ドライバー エンジン 周回数 タイム/差
1 1 J.ニューガーデン シボレー 82 2:01'14.4486
2 28 ライアン・ハンターレイ Honda 82 +9.9607
3 5 ジェームズ・ヒンチクリフ Honda 82 +15.5389
4 6 ロバート・ウィッケンズ Honda 82 +17.6794
5 18 セバスチャン・ブルデー Honda 82 +26.8897
6 9 スコット・ディクソン Honda 82 +26.9768
7 15 グレアム・レイホール Honda 82 +30.1194
8 30 佐藤琢磨 Honda 82 +30.5526
9 22 S.パジェノー シボレー 82 +42.4618
10 98 マルコ・アンドレッティ Honda 82 +44.6892
11 27 アレクサンダー・ロッシ Honda 82 +45.2334
13 26 ザック・ヴィーチ Honda 82 +1'05.9298
19 19 ザカリー・クラマン・デメロ Honda 80 +2Laps
20 10 エド・ジョーンズ Honda 64 +18Laps

ポイントランキング

ドライバー

順位 ドライバー エンジン 総合ポイント
1 J.ニューガーデン シボレー 158
2 アレクサンダー・ロッシ Honda 145
3 セバスチャン・ブルデー Honda 119
4 グレアム・レイホール Honda 119
5 ジェームズ・ヒンチクリフ Honda 118
6 ライアン・ハンターレイ Honda 113
7 スコット・ディクソン Honda 107
8 ロバート・ウィッケンズ Honda 97
9 マルコ・アンドレッティ Honda 88
10 W.パワー シボレー 81
11 エド・ジョーンズ Honda 79
 
13 ザック・ヴィーチ Honda 77
14 佐藤琢磨 Honda 70
22 ザカリー・クラマン・デメロ Honda 31
24 ジャック・ハーヴェイ Honda 25
27 ピエトロ・フィッティパルディ Honda 7

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