Germany 

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Result
  FP1 FP2 FP3 FP4 QP Race Standing
ダニ・ペドロサ 2nd 2nd - - 12th DNS 2nd
マルク・マルケス 4th 3rd 1st 3rd 1st 1st 1st
Report

第8戦ドイツGPは、今季3度目のポールポジション(PP)から決勝に挑んだマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が今季2勝目を挙げました。オープニングラップは、ステファン・ブラドル(LCR Honda MotoGP)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、アレックス・エスパルガロ(ART)に続いて4番手でしたが、3周目にエスパルガロをかわして3番手、5周目にロッシをパスして2番手、6周目にはブラドルを抜いてトップに浮上。それからは、後続との距離をじりじりと広げ、後半は後続との差を守りながら、危なげない走りで優勝しました。

マルケスは史上最年少優勝記録を樹立した第2戦アメリカズGP以来、6戦ぶりの優勝となりました。これで、転倒リタイアの第5戦イタリアGPをのぞき、8戦中7戦で表彰台に立ち、今大会欠場のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)とホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)を抜いて、第3戦スペインGP以来の総合首位に浮上しました。今大会は初日から好調で、フリー走行でトップタイムをマークし、予選でPP獲得。最後の調整の場となるウォームアップでもトップタイムと万全の状態を築き上げ、決勝では落ち着いたレース運びでライバルを圧倒しました。これでHondaはドイツGP4連勝を達成しました。

2日目のフリー走行で転倒したペドロサは、ウォームアップ前のドクターチェックで出場許可が下りますが、その後、体調が悪くなり、決勝出場をキャンセルしました。

Comment

マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
「優勝できて、とてもうれしいです。ダニとホルヘがいない状況で、いい結果を残すことは重要なことでした。優勝するのは重要なことですが、彼らがいないと勝利の喜びも違います。だから彼らが早くよくなることを願っています。25ポイントを獲得することができました。これまでとは全く違うレース展開でしたが、レースをリードできたし、2番手とのギャップもキープすることができました。もう少しバトルがあった方が好きですが、いい経験ができました。全く休むポイントがないサーキットでしたが、最後まで体力を持たせることができました。ラグナセカでどんなレースができるのか楽しみです。ラグナセカは走ったことがないので、大変なグランプリになると思います。でも、一歩一歩がんばって、落ち着いて、スピードを上げていきたいです」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 欠場)
「今朝、メディカルセンターで診察してもらいました。肩は痛かったのですが、それ以外は大丈夫でした。ドクターはウォームアップに出ても大丈夫と断言しました。その後、セッションが始まる少し前に、再びめまいがして血圧も下がりました。僕のトラックにドクターが診に来てくれて、セッションには参加すべきではないということになりました。それで、モーターホームに戻って休みましたが、それでもめまいがして気分もすぐれませんでした。ドクターがモーターホームに来てレースには参戦できる状態ではないと判断し、ドクターストップが出ました」

Release

2013.07.14
Magnificent win for Marquez in Germany but disappointment as Pedrosa declared unfit to race Today in the GP of Germany, Repsol Honda's Marc Marquez has taken his second win of the season and regained the lead of the Championship.

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