Italy 

Italy

Result
  FP1 FP2 FP3 FP4 QP Race Standing
ダニ・ペドロサ 8th 5th - - - - -
マルク・マルケス 1st 14th - - - - -
Report

第5戦イタリアGPのフリー走行は、前日まで降っていた雨の影響で、不安定な路面状況の中で行われました。午前中のフリー走行はウエットコンディション、午後は青空が広がり、ドライコンディションで行われました。

午前中のセッションは、各車レインタイヤでスタートしましたが、セッション終盤にはライン上が乾いたことから、スリックタイヤへスイッチすることができました。完全なドライコンディションになった午後のセッションでは、全体的にタイムは向上しましたが、Honda勢は微妙なコンディションに苦戦しました。

ここまで4戦を終えて総合首位のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、終日、タイヤのグリップ不足に苦しみ、リアのトラクション不足にも課題を抱えました。午前中のセッションは8番手、午後のセッションも5番手。思うようにタイムを上げることはできませんでしが、不安定な路面状況の中で着実な走りに徹していました。2日目も微妙な天候が予想されます。最終的なターゲットは決勝でベストリザルトを残すことであり、2日目のフリー走行と予選も、天候を見て、最良のセットアップを見いだすことに全力を尽くすことになります。

一方、午前中のフリー走行でトップタイムをマークしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、ドライコンディションになった午後のセッションでもトップタイムが期待されましたが、1コーナー手前のストレート部分で転倒を喫し、14番手となりました。転倒は、1コーナーのブレーキングでフロントのグリップをなくしたことによるもので、転倒した際にアゴを強く打ち、首も痛めました。そのほかに打撲もあり、2日目に向けて治療を施し、安静にするように努めています。

Comment

ダニ・ペドロサ(MotoGP 5番手)
「今日のプラクティスはあまりうまくいきませんでした。ドライコンディションになった午後のセッションでは、タイヤのグリップとリアのトラクションに課題を抱え、マシンの状態はあまりよくありませんでした。また、タイヤのフィーリングも、あまりよくありませんでした。午前中のセッションでは、路面はハーフウエット、ハーフドライでしたので、きちんとしたデータを得ることができませんでした。しかし、明日はすべてのセッションで前進できることを願っています」

マルク・マルケス(MotoGP 14番手)
「ストレートの上り坂のすぐあとでブレーキをかけましたが、フロントから転倒してしまいました。マシンが壁に向かっていったので、壁に当たらないようにマシンからジャンプしました。転倒した際に、アゴを強く打ってしまい、首もかなり痛めました。また、右肩や右腕、右足に少し打撲があります。しかし、それ以外は大丈夫です。すぐに対応してくれたメディカルチームに感謝したいです。明日の体調がどうなるか分かりませんが、とにかく今は休んで、明日に向けた準備をしたいと思います」

Release

2013.5.31
Pedrosa 5th on day one in Mugello as Marquez escapes serious injury after crash The first day of free practice for the Italian GP was both productive and dramatic for the Repsol Honda Team.

PRESS RELEASE プレス向けニュース配信