Italy 

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Result
  FP1 FP2 FP3 FP4 QP Race Standing
ダニ・ペドロサ 8th 5th 2nd 1st 1st 2nd 1st
マルク・マルケス 1st 14th 12th 7th 6th DNF 3rd
Report

第5戦イタリアGP決勝は、朝から青空が広がる絶好のコンディションとなり、今季初ポールポジション(PP)から決勝レースに挑んだダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が2位でフィニッシュ、第2戦アメリカズGPから4戦連続で表彰台に立ちました。好スタートを切ったペドロサは、ホールショットを奪いますが、1コーナーでややラインを外し、その隙を突かれてホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)の先行を許しました。

そのあと、ロレンソをピタリとマークしたペドロサですが、中盤過ぎから思うようにペースを上げられず、2番手をキープ。終盤はチームメートのマルク・マルケスとし烈な2番手争いを繰り広げますが、マルケスが転倒したことで2位でフィニッシュしました。こうして、スペインGPからの3連勝は果たせませんでしたが、第2戦アメリカズGPから4戦連続で表彰台に立ち、総合首位をキープしました。

今大会におけるロレンソ、ペドロサ、そしてマルケスの3選手の順位は、オープニングラップから18周目まで、変わることがありませんでした。予選6番手から好スタートを切り、トップグループに加わったマルケスは、19周目に、タイヤのグリップに苦しみペースの上がらないペドロサをパスして、2番手に浮上します。そのあと、トップを走るロレンソとほぼ同じラップタイムで周回しますが、ラスト3周となった21周目の7コーナーで痛恨の転倒を喫しました。この結果、開幕から5戦連続表彰台とはなりませんでしたが、その熱い走りに、ムジェロに詰めかけた7万1000人のファンから大きな拍手を送られていました。

Comment

ダニ・ペドロサ(MotoGP 2位)
「今日のマシンは、完ぺきな状態とは言えませんでした。しかしポイントをたくさん獲得することができたので、うれしいです。全体的には難しい週末でした。ウイークを通じて、リアタイヤのグリップに問題がありました。しかし今回のレースで20ポイントを獲得し、チャンピオンシップのトップを維持することができたのは、ポジティブなことです」

マルク・マルケス(MotoGP リタイア)
「今年初めてのリタイアとなってしまいました。一生懸命に3日間をがんばってきて、ようやくレース中にいい感触になってきたところでした。どうして転倒してしまったのか、よく分かりません。フロントとリアを同時になくしてしまいました。そして持ちこたえることができませんでした。ミスをしたことは明らかです。しかし、言い訳はしません。テレメトリーを見ると、前の周と同じスピード、同じラインを走行していました。とにかく、ミスから学んでいきたいと思います。今年は、このクラスで初めての年ということを忘れてはいません。MotoGPクラスはどういうものなのかを学んでいるところです。それでも2位争いをすることができたので、うれしいです。Hondaとチームに謝りたいです。彼らはいつも僕をサポートしてくれ、一生懸命がんばってくれました。今度は次戦のカタルニアGPに集中します。早くそこでレースがしたいです」

Release

2013.06.02
Pedrosa maintains Championship lead with 2nd place but Marquez crashes out The Grand Prix of Italy has seen mixed fortunes for the Repsol Honda Team.

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