アラゴンGP
  QatarGP
  FP1 FP2 FP3 QP Race Standing
ダニ・ペドロサ - 2nd - - - -
ジョナサン・レイ - 11th - - - -
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第14戦アラゴンGPのフリー走行は、雨が降ったり止んだりの不安定な天候となり、1回目の走行はハーフウエットという中途半端なコンディションのため、ほとんどの選手が走行しませんでした。しかし、2回目のセッションは雨が降り続いたために全車がコースイン。9月上旬の合同テストで好タイムをマークしているダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が順調にラップを重ねて2番手で初日を終えました。

午前中のセッションは、先に行われたMoto3クラスの走行でコース上にオイルが出たため、路面整備のために1時間遅れでセッションが開始されました。この時間帯は雨が上がり、路面が徐々に乾いていく中途半端なコンディションとなりました。

ペドロサはコースの状態を確認するためにコースイン、わずか2周で走行を終えますが、駆けつけた地元ファンを喜ばせました。午後のセッションでは、ウエットコンディションでの確認作業となり、2分00秒台から01秒台のタイムで周回を重ね、フリー走行を終えました。

ケガで欠場しているケーシー・ストーナー(Repsol Honda Team)の代役として2戦目を迎えるジョナサン・レイは、MotoGPマシンで初のフルウエットコンディションで走行して11番手となりました。

9月上旬のテスト成果を見せるべく、2人の走りに大きな注目が集まっています。

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ダニ・ペドロサ(MotoGP 2番手)
「午前のセッションは中途半端なコンディションとなり、2周しただけで終えました。午後はフルウエットになり、ウエットコンディションでの確認作業を行いました。リアのグリップが思ったほどなかったのですが、マシンの感触はかなりよくて、徐々にペースを上げていくことができました。いくつかのコーナーで、もう少しセッティングを調整しなければなりませんが、まずまずのスタートだと思います。明日も天気が悪そうなので、午前中のプラクティスでしっかりセットアップを決めてアドバンテージを得たいです。そして、午後の予選でいいグリッドを獲得したいと思います」

ジョナサン・レイ(MotoGP 11番手)
「かなりフラストレーションがたまる一日でした。前回のサンマリノGPと同じで一日を無駄にした気分です。今日はMotoGPマシンで初めて経験するフルウエットのセッションでした。スーパーバイクとの大きな違いはタイヤのフィーリングです。今日は少し慎重に走りすぎたような気がします。もっとタイヤをプッシュしなければならないと思いました。最後の数周は、自己ベストを更新することができて、とてもうれしかったです。アラゴンでは、数週間前にテストをしています。100周以上走っていることに感謝しなければなりません。だから、ドライコンディションではうまくいくと思います。ウエットでの感触はまだ100%ではありませんが、明日のコンディションがどうなるか見てみたいですね」

中本修平|HRCチーム代表
「今日は天候が不安定で、路面コンディションも中途半端だったので、ダニもジョニーも確認作業で一日が終わりました。ここは9月上旬にテストをしているので、今日のコンディションでは、何もすることがありませんでした。明日は、どんなコンディションでも、決勝に向けて、しっかり準備をしたいと思っています」

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2012.09.28
Dani second as tricky weather conditions continue to plague MotoGP in Aragon The Repsol Honda Team went back on track today for the first day of free practice for the Aragon Grand Prix, with Dani Pedrosa setting the second fastest time in the combined classification and Jonathan Rea placed in eleventh position.

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