サンマリノGP
  QatarGP
  FP1 FP2 FP3 QP Race Standing
ジョナサン・レイ - 5th - - - -
ダニ・ペドロサ - - - - - -
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第13戦サンマリノGPのフリー走行は、断続的に雨が降る不安定な天候となり、ほとんどの選手が様子見の一日となりました。12戦を終えて3勝を挙げている、総合2位のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)はインディアナポリスGP、チェコGPと2連勝中。ドライでもウエットでもない微妙なコンディションのため、この日は走行しませんでした。ペドロサを筆頭に、MotoGPマシンに乗るほとんどの選手が、走行を見合わせるか、数ラップの様子見の走行で一日を終えました。

インディアナポリスGPの予選で転倒、右足首を負傷して、前戦チェコGPから欠場しているケーシー・ストーナー(Repsol Honda Team)の代役として出場する、MotoGPへ初参戦のジョナサン・レイも午前中の走行をせずに、ピットで待機しました。しかし、午後のセッションはMotoGPマシンに少しでも慣れるため、コースインしました。しかし、微妙な路面コンディションで多くのフィードバックを得られないため、7ラップで走行を終了しました。

土曜日、日曜日の天候は回復する見込みで、MotoGPクラスは、土曜日の予選から本格的な走行が行われることになります。GP2連勝中で勢いにのるペドロサ、ストーナーの穴を埋めるレイのさらなる活躍が期待されます。

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ジョナサン・レイ(MotoGP 6番手)
「今日は、フラストレーションがたまる一日となりました。午前中はウエットからドライへと路面が変わり、その後、また雨が降り始めました。だから、全くうまく走ることができませんでした。FP2ではスリックタイヤで走り出して、感触を得ようとしました。でも、タイヤの温度が上がらずに3周しか走ることができませんでした。かなり意味のないエクササイズとなりました。エンジニアに伝えるフィードバックも全く得ることができませんでした。今日は気温がとても低くて、トップライダーたちがコースに出ることもなく、とてもおかしな状況でした。明日、晴れることを願っています。晴れたらいいリズムを見つけて、予選までにタイヤのフィーリングをつかみたいと思います」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 走行せず)
「このようなコンディションでは、マシンからフィードバックを得ることがほとんど不可能なので、ピットで待機することにしました。実際、スリックタイヤで出たライダーたちは、すぐに戻ってこなければなりませんでした。とにかく、乾いてきたかなと思うと雨が降り、その逆だったりしました。こういうコンディションで、もしウエットタイヤで走り出すと、わずか数周でタイヤが終わってしまいます。土曜日、日曜日と天気はよさそうなので、明日の午前中のセッションでいいセッティングを見つけて、午後の予選に挑みたいです。そこで、アドバンテージが得られたらと思います」

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2012.09.14
Poor weather disrupts first day in Misano The end of the summer brought with it some sporadic light showers to the Adriatic Coast and interrupted the track action on the first day of free practice for the San Marino Grand Prix, thirteenth round of the 2012 MotoGP World Championship.

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