Spain
  QatarGP
  FP1 FP2 FP3 QP Race Standing
ケーシー・ストーナー NQ 1st - - - -
ダニ・ペドロサ NQ 4th - - - -
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第2戦スペインGPの1日目フリー走行は、断続的に雨が降る不安定な天候となり、厳しい条件の一日となりました。微妙な路面コンディションとなった午前中は、ほとんどの選手が走行せず。午前中の走行を回避したダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、午後のセッションでトップタイム(総合2番手)をマーク、同じく午前中の走行をパスしたケーシー・ストーナー(Repsol Honda Team)が4番手(総合5番手)と2日目に向けて着実にセットアップを進めました。午前中のセッションは、レインタイヤで走るには雨量が少なく、スリックタイヤでは危険というコンディション。午後は、ウエットからライン上が乾いていく難しいコンディションとなりましたが、ペドロサが順調にタイムを短縮しました。

午後の走行でトップタイムをマークしたペドロサは、3月下旬の合同テストで経験したウエットセッティングで走行を開始、テストのデータを生かすことに成功しました。一方、3月下旬のヘレス合同テストのドライコンディションで圧倒的な速さを見せたストーナーは、目まぐるしく変わるコンディションに翻弄される形でやや苦戦も、問題点がクリアになり、2日目の予選では、ペドロサとともにPPを狙うことになります。

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ダニ・ペドロサ(MotoGP 1番手)
「天候が変わりやすく難しい一日でした。午前中は、路面が十分に濡れていなかったので、コースに出ないことにしました。午後も同じようなコンディションだったけれど、雨の量が少し多かったのでリズムをつかむために走りました。マシンの最初の感触はよかったし、フィーリングもよかった。明日は、フルドライか、フルウエットになることを願っています。とにかく明日の予選でうまく走ることが大事です。頭を使って、速く走らなければいけません。コンディションは変わりやすいので、いいタイミングをつかみたいです。うまくいけばポールポジションが獲得できるかもしれないし、1分遅ければ最悪の結果になるかもしれません。だから集中していい仕事をしたいです」

ケーシー・ストーナー(MotoGP 4番手)
「不思議な一日でしたが、午後は、ウエットコンディションでの感触をつかむために何周か走ることができました。リアグリップをもっとよくするためにピットに戻ってきたのですが、次にコース出た時には、路面は乾き始めていました。とにかく、コンディションが変わり続けたので、マシンをあまり理解することはできませんでした。セッション終盤はみんなより速く走れたけれど、それほどすごいというのでもありませんでした。今日は、あまり多くのデータを得ることができませんでした。明日もウエットなら、改善しなければならないところはいくつかあります。明日のフリー走行でいいタイムを出して予選に挑みたいです。今のところ、腕の調子はいいです」

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2012.04.28
Pedrosa fastest under difficult weather conditions in Jerez Free Practice The Grand Prix of Spain, second round of the 2012 MotoGP World Championship....

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