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  QatarGP
  FP1 FP2 FP3 QP Race Standing
ダニ・ペドロサ 4th 1st - - - -
アンドレア・ドヴィツィオーゾ 2nd 3rd - - - -
ケーシー・ストーナー 1st 2nd - - - -
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第15戦日本GPのフリー走行は、7年ぶりの日本GP制覇に気合を入れるHonda勢が好調なスタートを切り、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)がトップタイムをマーク、2番手にケーシー・ストーナー(Repsol Honda Team)、3番手にアンドレア・ドヴィツィオーゾ(Repsol Honda Team)、4番手にマルコ・シモンチェリ(Team San Carlo Honda Gresini)と続きました。タイム差も、ペドロサとストーナーが0.054秒、ストーナーとドヴィツィオーゾが0.108秒と大接戦。トップ3の差がわずか0.162秒と互角の走りとなり、4番手にシモンチェリが続くも、Repsol Honda Teamの3人がライバルを圧倒する初日となりました。

昨年の大会では、好調なスタートを切りながらペドロサが負傷欠場。代わってドヴィツィオーゾがPPを獲得して決勝で2位になっています。今年はこの2人にストーナーが加わり、チームメート同士のし烈なトップタイム争いが繰り広げられました。

初日トップと快調なスタートを切ったペドロサは、3月の東日本大震災で被害を受けて舗装が新しくなったコースに好感触を得て、快調にラップを刻みました。また、2日目土曜日の天候が下り坂のため、セットアップに集中、ドライコンディションのセッティングを進めました。

午前中1回目の走行でトップタイムを刻んだストーナーは、午後の走行も順調にタイムを更新しますが、最終的にセッティングの方向を間違えて足踏み。2番手にダウンも手応えをアピールしました。

ドヴィツィオーゾも、ペドロサとストーナーに遜色のないアベレージで3番手。Repsol Honda Teamの表彰台独占の期待がふくらみました。

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ダニ・ペドロサ(MotoGP 1番手)
「今日はいい仕事ができました。午前中の走行で、いい方向を見つけることができました。そのために午後は1秒タイムを短縮することができました。これはとても大事なことですし、マシンのセットアップに集中して、さらにタイムを上げていきたいです。明日は、天気が不安定な予報なので、なるべくセットアップを進めたかったです。明日雨が降っても、すでにドライコンディションでいいセットアップを見つけることができたので心配はありません。もてぎの新しい路面は、以前にくらべてとてもいいです。昨年に比べてラップタイムがよくなっているのは、これが理由の1つだと思います」

ケーシー・ストーナー(MotoGP 2番手)
「マシンの感触はかなりよかったです。1回目の走行を終えたときのセッティングで午後もスタートしましたが、感触はよかったです。それで、もっともっと前進することができると思っていましたが、残念ながら少し違う方向にセッティングを振ってしまいました。そのため、コース終盤でマシンをうまく切り返せませんでした。ピットに戻ってセッティングを変える時間が十分にありませんでしたし、今日は、仕方がないです。今は向かうべき方向は分かっていますし、心配はしていません。明日はもう少し前進したいです。新しい路面の感触はとてもいいです。とてもスムーズでグリップレベルはよかったです。Hondaに乗って日本のファンの前でレースができるのは、本当にすばらしいことだと思います。明日はいい予選にしたいです。日曜日のレースへ向けてベストな準備をしたいと思います」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 3番手)
「今日のセッションにはとても満足しています。Honda勢は、みんな安定して速く、そしてタイムも僅差でした。新しい舗装は、昨年までとまるで違うフィーリングでしたが、すごくよかったです。まだバンピーな部分は残っていますが、それでも2010年のタイムよりよかったです。路面が変わったことで、タイヤのフィーリングも全く違いました。一番の問題はコーナー進入時のリアのグリップ。明日はこの部分を集中して改善したいです」

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2011.09.30
Repsol Honda 1, 2, 3 in day one of practice in Motegi After the first free practice sessions of the Japanese Grand Prix, Repsol Honda riders Dani Pedrosa, Casey Stoner and Andrea Dovizioso lead the way occupying the top three spots in a dominant performance in front of an enthusiastic home crowd at the Japanese manufacturers home GP.

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