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Portugal Valencia
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アンドレア・ドヴィツィオーゾ 3rd 5th - - - (5th)
ダニ・ペドロサ 12th 12th - - - (2nd)
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最終戦バレンシアGPのフリー走行は、青空が広がる絶好のコンディションの中で行われ、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)がトップタイム。以下、1秒差以内に10台という接戦になり、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Repsol Honda Team)が5番手につけた。ケガから復帰して2戦目となるダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は12番手だった。

ドヴィツィオーゾは、1回目、2回目ともに、コーナー進入時の安定性を改善するセットアップに集中。2日目の走行に向けて方向性を見い出すことに成功した。このため2日目のタイム短縮とポジションアップに自信を見せている。今シーズンは、ここまで7回の表彰台登壇を果たすも優勝がないだけに、最終戦では今季初優勝に闘志を燃やしている。

第14戦日本GPのフリー走行で左鎖骨を骨折したペドロサは、12番手スタートとなった。ペドロサは、日本GPの決勝と第15戦マレーシアGPを欠場、第16戦オーストラリアGPでは復帰したが、決勝をキャンセルした。前戦ポルトガルGPで完全復帰を果たして8位。今大会はさらに上位を狙う予定だが、この日は、左回りのレイアウトに苦戦して12番手だった。しかし、左腕をカバーするセッティングを模索して着実にタイムを上げているだけに、2日目の走りに期待される。

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アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 5番手)
「このサーキットはいつも苦労するけれど、今日はいいスタートを切ることができた。まだタイムもポジションも十分ではないし、まだまだやらなければいけないことはある。しかし、午前、午後と着実にセットアップを進めることができた。今日は、コース前半でタイムがよかったけれど、後半部分でロスしていた。しかし、いくつか違うセットアップを試し、セットアップの方向性を見つけることができた。今日はコーナーの進入がよくなった。これで、さらにタイムを上げることができるし、ポジションも上げる自信がある」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 12番手)
「このサーキットは左コーナーが多いので、左腕への負担は前回のポルトガルGPとあまり変わりなく、厳しい走りを強いられている。今日はタイムも遅くて、トップから1.2秒も遅れてしまった。明日、もう2回のセッションがあるけれど、もっとペースを上げなくてはならない。トップとの差も縮めなければならない。今大会は、地元ファンが大勢来てくれるので、もっといい走りを見せたい。明日は決勝に向けていい状態に仕上げたい」

山路敏幸|Repsol Honda Team監督
「オーストラリア、ポルトガルと雨が多かったが、今大会は、久しぶりにドライコンディションで初日の走行をこなせた。そのため、前回のエストリルでできなかったことを、今日のFP1とFP2でできた。ダニは、エストリルでは左鎖骨に痛みがあり完全な状態ではなかった。今回も、まずは体調の確認を行いつつ、フィーリングを感じながら慣熟走行に集中した。FP1よりFP2の方がタイムはよかったし、明日はフィジカル面を助けられるような手法でセットアップしたい。アンドレアは、FP1では減速時の安定性が不足していたが、FP2にかけて改善することができた。まだ改善の余地があるので、FP3に向けて、さらにセットアップをつめていきたい」

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2010.11.05
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