商品内容
CRF250Rで採用しているPGM-FIは気温・気圧の変化に対応する自動補正機能を装備していますが、この「PGM-FIセッティングツール」を使用することで燃料噴射量・点火時期を任意に調整することができ、ライダーの細かい要望に合わせたセッティングが可能となります。セッティングを変更する場合は、CD-ROM内の専用アプリケーションをお手持ちのパソコンにインストールし、セッティング変更画面で任意の数値を入力します。さらにパソコンと車輌をシリアルUSBインターフェイスで接続し、変更したセッティングデータを車輌に反映させます。なお、シリアルUSBインターフェイスのマシンとの接続は車体右側のラジエータシュラウド裏のカプラーへの接続のみで、より容易な接続を可能としました。
- PGM-FIセッティングツール
- シリアル/USB インターフェースユニット
パーツリスト
品番 | 品名 |
---|---|
38771-N1D-670(CRF250R用) | CD-ROM,PGM-FI/IGN |
38880-N1C-770 (CRF250R/CRF450R共用) |
UNIT ASSY,SERIAL-USB I/F |
※2009年モデル用のUNIT ASSY,SERIAL-USB I/F(38880-N1C-670)をお持ちの方は、サブハーネス<38882-N1C-770>の追加購入にて2010-2012年モデルに対応可能となります。
PGM-FI セッティング・サンプルMAP (2010-2012 モデル共用)
はじめてFIセッティングを変更するときのベースとして、実戦使用も可能な3つの代表的なサンプルMAPデータを用意しました。ダウンロードして、マシンセッティングにご活用下さい。
【サンプルMAPの内容説明】
◆<10_25_1>初心者/マディー仕様
・スムーズなパワー特性とトラクションを向上させたセッティング
点火時期を遅らせることでレスポンスがマイルドになります。特にスロットル低〜中開度、低〜中速域を中心にセッティングすることでマディーコンディションでのコントロール性が向上します。
◆<10_25_2>レスポンス仕様
・スロットル操作に対し、よりレスポンスをよくしたセッティング
点火時期を進める方向でレスポンスが向上します。このセッティングで点火時期を進めた領域と同じ領域を燃料マップで濃くする方向にするとレスポンスにトルク、パワー感が加わってきます。
◆<10_25_3>トルク仕様
・低中速域のトルク感を増し、車を押し出す感じを高めたセッティング
燃料マップを低速〜中速にかけて濃くすることでトルク感を出し、その領域の点火時期を進めることでレスポンスの両立を図っています。
CRF PGM-FI SETTING TOOL 互換性リスト
所有マシン(CRF250R) | 2010 CRF250R用 CD-ROM 38771-N1D-670 |
2010年式 I/F 38880-N1C-770 |
/ | 2009年式 I/F 38880-N1C-670 |
2010-2012年式 モデル |
○ | ○ | / | ○ 10年式サブハーネス(38882-N1C-770) に交換で使用可 |
※2011年モデルで年式選択する場合は、2010年を選択してください。
動作環境
- IBM AT互換マシン
- OS:Windows 2000/XP/Vista MacOS(ただしMacOSX Ver10.5.6以上、BootCamp Ver2.1以上の環境で動作しているWindows XP/Vista)
- CPU:Pentium 200MHz以上(推奨)
- メインメモリ: 32MB以上(推奨)
- 表示能力: 1.024×768以上の解像度、256色以上の発色能力(推奨)
- CD-ROM: ドライブを有していること(製品はCD-Rで提供)
- シリアルポート: USBポートを有していること(ECUとの通信に使用)
- セッティング時に12Vの外部電源が必要です。
※仕様については予告なく変更する場合があります。
- HRC製品はレース専用ですので、一般公道での走行は出来ません。
- 本仕様、価格は改良のため予告なく変更することがあります。
- HRC製品は競技用として製作されたもので、一般量産車と異なり保証の対象になりません。
- 機種に関するお問い合わせは、HRCサービスショップへどうぞ。
- 車両本体とキットパーツは別売りです。