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藤井謙汰選手(NSF250R)がシリーズチャンピオンを獲得!

<2st最後のレースは山本剛大選手(RS125R)が優勝で締めくくる>

10月30日(日)、鈴鹿サーキットにて行われた全日本選手権シリーズ最終戦において藤井謙汰選手(F.C.C.TSR Honda)が2位に入賞し、シリーズチャンピオンを決定。

今回エントリーした11台のNSF250Rマシンとライダー 右端がJ-GP3チャンピオンの藤井選手
(左から長島選手、山口選手、秋吉選手、中上選手、各クラスチャンピオン)

最終戦を向かえ、ランキングTOPはRS125Rを駆る徳留真紀。
2ポイント差で藤井(NSF250R)、6ポイント差で山田誓己(RS125R)、さらに2ポイント差で仲城英幸(NSF250R)、この4人がチャンピオンを争う展開となった。予選で速さを見せたのはここまで2勝を飾っている仲城(NSF250R)。コースレコードまであとわずかという2分19秒前半を記録しマシン、ライダーともに好調を維持している。 しかし決勝は朝から降り出した雨でコースコンディションはウエット。 決勝レースで飛び出したのはNSF250Rに乗る藤井と仲城。

NSF250R 3台とRS125R 2台によるトップ争い スタート直後飛び出してレースを引っ張る藤井選手/仲城選手

レース序盤、他を圧倒するハイペースで周回を重ねた藤井(NSF250R)が徐々に独走態勢を築く。2番手争いは仲城(NSF250R)を先頭に徳留(RS125R)、山本(RS125R)、菊池寛幸(RS125R)、渥美心(NSF250R)、渡辺陽向(NSF250R)の混戦。
雨脚の強まったレース後半、この中から山本(RS125R)が抜け出しTOP藤井を追う。8秒以上あったトップ差だが、8周目には山本がTOPへ浮上。

結果このままゴールとなり、2st最後のレースで山本の乗るRS125Rが優勝で締めくくった。
2位に入った藤井はNSF250Rでの参戦初年度でチャンピオンを獲得。 仲城NSF250Rが年間2勝を挙げ、最多勝利を記録した。

終盤、藤井と渡辺のトップ争い。マシンは共にNSF250R 左からチャンピオンを獲得した藤井選手(2位)、優勝の山田選手、3位の菊池選手

R-8鈴鹿

順位 車番 ライダー 形式 チーム 周回 所要時間 ベストタイム
1 8 山本 剛大 RS125R Team NOBBY 10 25'54.921 2'34.172
2 12 藤井 謙汰 NSF250R F.C.C.TSR Honda 10 25'57.693 2'32.792
3 2 菊池 寛幸 RS125R チームウイリー 10 26'59.612 2'34.187
4 10 仲城 英幸 NSF250R Projectμ7C HARC 10 26'05.512 2'35.566
5 7 徳留 真紀 RS125R TeamAlliance&HARC-PRO. 10 26'05.764 2'34.787
6 5 渡辺 陽向 NSF250R Projectμ7C クルーズ 10 26'06.732 2'34.799
7 73 小室 旭 NSF250R TeamKOMURO&HARC 10 26'22.764 2'34.611
8 45 岡田 義治 HP25PW Projectμ7C HARC 10 26'29.244 2'36.882
9 58 松井 洪弥 NSF250R PLUS ONE&TSR 10 26'37.587 2'37.983
10 3 森 俊也 NSF250R Team NOBBY 10 26'38.162 2'37.501

J-GP3 2011Rider Point Standing(最終戦MFJ-GP鈴鹿終了時)

順位 車番 ライダー 形式 Pts TRM SUGO AP OIC SC
1 12 藤井 謙汰 NSF250R 103 15 25 18 20 25
2 7 徳留 真紀 RS125R 99 25 18 15 22 19
3 10 仲城 英幸 NSF250R 91 20   25 25 21
4 8 山本 剛大 RS125R 72 16   22 6 28
5 20 山田 誓己 RS125R 72 18 20 16 18  
6 2 菊池 寛幸 RS125R 67   16 13 15 23
7 73 小室 旭 NSF250R 64 8 15 10 14 17
8 5 渡辺 陽向 NSF250R 56   22   16 18
9 3 森 俊也 NSF250R 49   10 12 13 14
10 1 大久保 光 RS125R 42 22   20    

写真提供:ライディングスポーツ