HRCミニバイクレース

レポート

HRCミニバイクレース ドリーム50スプリントレース

予選(15分)(東コース 天候 晴れ 路面 ウェット)

決勝(6周)(東コース 天候 晴れ 路面 ハーフウェット)

Dream50のワンメイクレースには、ノーマルクラスに9台、レーシークラスに11台がエントリー。独特のクラシカルな雰囲気がグリッド上に漂う。午前8時40分からの予選では、#14鹿取宏道選手が周回毎にペースを上げ、2分12秒401でポールポジションを獲得。#3石原大嗣選手が2分12秒582で続いた。タイム的にはこの2台が抜き出ており、決勝は2人の一騎打ちになるかと思われた。

ポールポジションを獲得した鹿取宏道選手
ポールポジションを獲得した鹿取宏道選手
レーシークラス、ノーマルクラスの2クラス混走レース
レーシークラス、ノーマルクラスの2クラス混走レース

迎えた決勝レースは、1台棄権があり、全19台でのスタート。オープニングラップは#21有澤弘幸選手が制する。2周目、#3石原選手はトップを奪うとその後も一人2分9秒台のタイムを叩き出しながら独走態勢を築く。セカンドグループを形成した#14鹿取選手、#21有澤選手、#4高橋五郎選手、#26木村貴行選手も必死に前を追うが、先頭との差は広がっていく。

4台による熾烈な2位争い
4台による熾烈な2位争い
独走でレーシークラスの優勝を飾った石原大嗣選手
独走でレーシークラスの優勝を飾った石原大嗣選手

結局、#3石原選手は2位に約9秒もの大差をつけゴール。接戦となった2位争いだったが、最終ラップで逆転した#14鹿取選手が2位、僅か0秒078差で#21有澤選手が3位となった。

HRCミニバイクレース4時間耐久レース

決勝(4時間)(天候 晴れ 路面 ドライ)

4時間耐久レースが始まる頃、空は雲ひとつなく晴れ上がり気温も上昇、風も無く絶好のコンディションとなった。NSF100 STクラスとNS/NSR STクラスの2クラスで計89チームが参加。来年のWGP Moto2クラスに参戦が決まった高橋裕紀選手やHRCテストライダーの岡田忠之選手、全日本JSBクラスに参戦する伊藤真一選手(Keihin Kohara RT)らも出場した。

HRCミニバイクレース4時間耐久レース HRCミニバイクレース4時間耐久レース

スタート直後から飛び出したのは、NSFクラスの#23西川/岡部/小林組。1時間経過時点で2位に半周以上の差をつけた。2位にはNS/NSRクラスの#75粂田/笠井/中山組が続く。スタート後2時間が過ぎ、3位にNSFクラスの#39岩戸/井上/田尻克/田尻悠組が浮上。#39岩戸/井上/田尻克/田尻悠組はさらに2位との差を詰めていき、レース終盤、遂に2位を捕らえ逆転に成功した。

HRCミニバイクレース4時間耐久レース

結果は、一度もトップを譲らなかった#23西川/岡部/小林組が118ラップし総合優勝。1周遅れで2位に#39岩戸/井上/田尻克/田尻悠組、3位にNS/NSRクラスの#75粂田/笠井/中山組が入った。#72高橋/矢作/大金組は高橋裕紀選手の転倒があったものの、総合で10位に入った。

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