FIA Formula2 Championship
Round09
イタリアイタリア

FIA-F2 決勝・レース2

2020年9月13日(日)

ムジェロ・サーキット

第9戦 イタリア

角田裕毅は第9戦をノーポイントで終える

ムジェロ・サーキットでのF2第9戦レース2が行われました。午前11時55分のフォーメーションラップ開始時のコンディションは、気温29℃、路面温度40℃です。角田裕毅(Carlin)は8列目16番手から、入賞圏内の8位以上を目指します。
好スタートから第1コーナーのアウト側をまわった角田は、ポジションを1つ上げて15番手で1周目を終えました。その後、ペースに勝る角田は2周目、7周目、10周目、14周目に前車を抜き10番手までポジションを上げ、レースは終盤戦に入りました。
15周目、上位でアクシデントが発生し、バーチャル・セーフティカー(VSC)が発動されました。角田はタイミングよくピットインし、タイヤをソフトタイヤに交換し、終盤の追い上げにかけます。2周に渡ったVSCが解除された17周目、角田は13番手を走行し、タイヤに苦しみペースの落ちた上位車を攻めました。18周目には9番手にまで上がり、さらにペースの落ちた前車の背後に迫ります。しかし、19周目に前車と接触しフロントウイングにダメージを負い、角田にオレンジボール旗が提示されます。20周目にピットインし、フロントウイングを交換した角田は19番手でレースに復帰し、そのまま23周のレースを終えました。
角田は第9戦をノーポイントで終え、シリーズランキングは6位にダウン。残り3戦での巻き返しを狙います。

コメント

角田裕毅(19位)
「スタートはよくも悪くもなかったですが、アウト側を行ってポジションを上げることができました。その後のペースはよく、前を抜いてポジションを上げることができました。VSCとなったタイミングでソフトタイヤに替えた判断はよかったと思います。終盤、自分のペースはほかに比べてかなりよかったので、ポジションを上げられたのですが、自分のミスで前車と接触し、フロントウイングを壊してしまいました。好判断をしてくれたチームに応えたかったのですが、ピットインせざるを得ず、残念な結果となりました。
レース1、レース2ともにポイントが取れずとても残念ですが、気持ちを切り替えて残り3戦に臨みたいと思います」

リザルト

順位 No. ドライバー チーム 周回数 タイム/差
16C.ルンドガードART Grand Prix2337'51.980
211L.デレトラスCharouz Racing System23+14.321
31S.DAMS23+14.870
420M.シューマッハPREMA Racing23+18.018
53G.チョウUNI-Virtuosi23+18.382
64C.アイロットUNI-Virtuosi23+24.421
 
197角田裕毅Carlin23+69.649

ポイントランキング

ドライバー

順位 No. ドライバー チーム 総合ポイント
1 20 M.シューマッハ PREMA Racing 161
2 4 C.アイロット UNI-Virtuosi 153
3 6 C.ルンドガード ART Grand Prix 145
4 21 R.シュワルツマン PREMA Racing 140
5 24 N.マゼピン Hitech Grand Prix 127
6 7 角田裕毅 Carlin 123

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