FIA Formula2 Championship
Round08
イタリアイタリア

FIA-F2 決勝・レース1

2020年9月6日(日)

モンツァ・サーキット

第8戦 イタリア

角田裕毅がレース1で4位フィニッシュ

FIA-F2選手権第8戦はイタリア・モンツァで、レース1が行われました。

午後4時45分のスタート時、気温30℃、路面温度36℃のコンディションです。前日の予選でわずか0.03秒およばず2位となった角田裕毅は、フロントロウからのスタートです。

スタートで若干で遅れた角田は第1コーナーまでの長い直線でポジションを奪われ、5番手にダウンします。その後ひとつポジションを回復し、1周目を4番手で終えました。5周目からは3台による激しい3番手争いとなり、7周目に前車をパスして3番手に上がると、後続との差を広げ始めました。

ソフトタイヤでスタートした角田は11周目にピットインしタイヤ交換を行います。ミディアムタイヤでスタートしたクルマが多く、角田は16番手でレースに戻りました。レース中盤の16周目から19周目にかけて全車がタイヤ交換を終え、その時点で角田は4番手を走行。後続との差は1秒以内の接近戦となり、レースは残り10周の終盤戦となります。

なかなかペースが上がらず、3番手との差を詰められない角田に後続が迫ります。終盤、タイヤの状態でペースが落ちるマシンも多いなか、タイヤをセーブしていた角田は自己ベストのラップタイムを出して後続を抑え、4位でフィニッシュしました。

リバースグリッドで行われるレース2では3列目5番手からスタートし、表彰台を目指します。

 

コメント

角田裕毅(4位)角田裕毅
「スタートでは、水温のアラームが出てしまい、クラッチのバイトポイントのアラームが見ない状態となって、出遅れてしまいました。ソフトタイヤでのスタートだったので、順位を取り戻そうとしましたが、アスカリシケインでオーバーステアを出し、ハーフスピンのような状態になってロスしてしまい、4番手とポジションを落としました。これは自分のミスで、今回の反省点です。ピット作業は普通に終えて、タイヤをセーブしながらもできるだけプッシュしましたが、思ったようにペースが上げられませんでした。レース終盤にかけても、セーブした分、もっと速いペースで前に追いつけるかと思いましたが、それほどのペースは得られずに終わりました。ディグラデーション自体がスパほど厳しくないようで、周りがけっこう保っていたので、マネージメントしたものが生きなかったようです。レース2では、エンジニアともペースのことなど話して、今日の反省を踏まえていいレースをしたいと思います」

リザルト

順位 No. ドライバー チーム 周回数 タイム/差
1 2M.シューマッハPREMA Racing3048'24.641
2 4L.ギオットHitech Grand Prix30+3.185
36C.ルンドガードART Grand Prix30+7.321
47角田裕毅Carlin30+9.279
53G.チョウUNI-Virtuosi30+12.553
64C.アイロットUNI-Virtuosi30+15.145

フォトギャラリー

モータースポーツ >  Dream Challenge >  FIA-F2選手権 >  2020 第8戦 イタリア 決勝・レース1

ニュース