FIA Formula2 Championship
Round06
オーストリアオーストリア

FIA-F2 決勝・レース1

2019.06.29(土)

Red Bull Ring

第6戦 オーストリア

松下が自身初のレース1優勝でランキング8位に浮上

好天のレッドブルリンクでFIA-F2選手権第6戦オーストリアのレース1が行われました。
午後4時時45分のレース開始時は気温30℃、路面温度48℃のコンディション。松下信治(Carlin)は、2列目4番手からのスタートです。

スタートで若干出遅れた松下は、ターン1までに後続に迫られますが、ポジションを死守し、その後前車をパスして3番手で1周目を終えました。2周目にはペースアップし、またもオーバーテイクを果たし2番手になります。6周目、タイヤ交換のためピットインした松下は8番手となりますが、ピットインを済ませたなかでは2番手をキープしています。そこからレース中盤にかけて好ペースで周回を重ね、前方のピットインを引き延ばしているグループに追い付き、それらもパスしてポジションを上げていきました。19周目に7番手、22周目に6番手、23周目に5番手、25周目に4番手に上がり、トップとの差を徐々に詰めていきます。全車がピットインを済ませた35周目、2番手の松下はターン1でトップを鮮やかにオーバーテイクしトップに立ち、その後も後続を引き離しトップでチェッカーフラッグを受けました。松下は2017年ハンガリーでのレース2以来の優勝で、自身初のレース1での勝利を獲得。この勝利によりシリーズランキングは8位となっています。

レース2は30日(日)午前11時(日本時間午後6時)にスタートします。レース1で勝利した松下は、リバースグリッドにより4列目8番手から、連続表彰台を目指します。

コメント

松下信治選手(レース1・優勝)
松下信治 「スタートはスピンが多くてうまくいきませんでした。外から並ばれましたが、ブレーキには自信があったので、ポジションを守れてよかったです。その後、タイヤ交換をする前に2台を抜けたので、それもよかったですね。予定どおりのタイヤ交換を終えて、そこからはタイヤ勝負だと思っていたので、タイヤをマネージメントしながらのレースでした。とにかくクルマがよかったし、トップのペースもそんなに速くはなかったので、そんなにがんばらなくてもいいペースでいけました。ピットインしていないクルマを抜くときに、1回ミスしてしまい、トップとの差が広がってしまいましたが、クルマの感じもよくて、レース終盤には追い付き、追い越すことができました。優勝はもちろんうれしいですが、マシンの状態もよく、自分もアグレッシブなレースができたことが一番うれしいです。レース2でもスタートを決めて、また表彰台を目指したいです」

リザルト

順位 No. ドライバー マシン 周回数 タイム/差
12松下信治Carlin4053'32.606
28L.ギオットUNI-Virtuosi Racing40+2.963
34N.デ・ブリースART Grand Prix40+10.428
419A.ユベールBWT Arden40+10.786
55S.カマラDAMS40+12.720
67G.チョウUNI-Virtuosi Racing40+15.514

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