FIA Formula2 Championship
Round06
オーストリアオーストリア

FIA-F2 決勝・レース2

2019.06.30(日)

Red Bull Ring

第6戦 オーストリア

松下が8番手スタートから5位でフィニッシュ。レース1に続いて、連続で入賞を果たす

FIA-F2選手権第6戦オーストリア大会は、レッドブルリンクでレース2が行われました。現地時間午前11時にフォーメーションラップがスタート。天候は晴れで、気温26℃、路面温度42℃のコンディションです。

前日のレース1で優勝した松下信治は、リバースグリッドにより4列目8番手からのスタート。スタートで順位を上げることはできませんでしたが、ターン1ではポジションをキープ。しかし、その後のターン4で押し出される形になり、ポジションを大きく下げ、1周目を12番手で終えます。その後、松下はタイヤを温存し、無理せずにポジションをキープしながら、レースは中盤戦に入ります。

松下は14周目に11番手、19周目に10番手に浮上。20周目には上位車のアクシデントでセーフティカーが導入されました。2周にわたるセーフティカー走行の後、松下は終盤に向けてペースアップ。23周目に8番手に上がると、毎周オーバーテイクを決めて26周目に5番手までポジションを上げます。明らかにペースの速い松下はさらに上位に迫りますが、3位争いを展開する2台に追いついたところでレースは終了となり、5位でレースを終えています。

F2第7戦は、7月12日(金)~14日(日)、イギリスのシルバーストーン・サーキットで開催されます。

コメント

松下信治(レース2:5位)
「スタートは、レース1よりよかったのですが、ほかのみんなもよかったようで、ポジションを上げることはできませんでした。1周目の4コーナーで押し出される形になってポジションを失いました。自分はブレーキにも自信があったのですが、相手が止まりきれずに、当たってはいないのですが押し出されてしまいました。あれがなければ、余裕を持ってもっと上に行けたと思います。ポジションを下げた後は、みんながプッシュしていたのは分かったので、自分はタイヤをセーブして、残り10周で勝負をかけるつもりで我慢していました。それで、プッシュし始めた途端に明らかにペースが違うので、いけると感じました。セーフティカーが入って2周くらいロスしたので、最終的にちょっと足りない終わり方になってしまいましたね。タイヤマネージメントに関しては、レース1同様にとてもうまくいって、クルマが決まっていることも合わせて、この週末はとても自信になりました。この調子で、シーズン序盤に出遅れた分を取り戻し、もっと上にいけるようがんばります」

リザルト

順位 No. ドライバー マシン 周回数 タイム/差
15S.カマラDAMS2838'45.691
28L.ギオットUNI-Virtuosi Racing28+0.563
34N.デ・ブリースART Grand Prix28+5.536
49M.シューマッハPREMA Racing28+5.781
52松下信治Carlin28+6.269
66N.ラティフィDAMS28+13.230

ポイントランキング

ドライバー

順位 No. ドライバー マシン 総合ポイント
14N.デ・ブリースART Grand Prix152
26N.ラティフィDAMS115
35S.カマラDAMS107
48L.ギオットUNI-Virtuosi Racing97
515J.エイトケン Campos Racing86
67G.チョウUNI-Virtuosi Racing85
 
82松下信治Carlin61

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