2019年FIA-F2選手権第6戦が、オーストリア、レッドブル・リンクで幕を開けました。ヨーロッパの熱波の影響で、山間のレッドブル・リンクも高温に見舞われ、朝から強い日差しと高温となっています。
午後1時より45分間のプラクティスが行われました。強い日差しの下、気温は28℃、路面温度は51℃まで上昇しています。松下信治(Carlin)は、25周を走行し、ベストラップは1分15秒177。このセッションを8番手で終えています。
午後4時55分から、気温30℃、路面温度48℃のコンディションで予選が始まりました。1セット目のアタックで松下は1分14秒745をマークし、各車1セット目のアタックを終えた時点で5番手につけました。セッション終盤、2セット目のタイヤでアタックし、1分14秒399とベストタイムを更新。4番手となり、予選は終了しました。
レース1は29日(土)午後4時45分(日本時間午後11時45分)にスタート。松下は2列目4番手から、表彰台獲得を目指してレース1に挑みます。
松下信治(予選:4番手)
「プラクティスは、トラフィックで多少問題がありましたが、バランスはいい感じでした。予選では1セット目でちょっとオーバーステアで、特にハイスピードコーナーでオーバーステアが強く攻められない状態でした。2セット目は思いきってセッティングを変えてみたら、今度は1、2、3、4コーナーはアンダーステアになってしまったんですが、セクター3ですごく速くなって、その分タイムアップできた感じです。もともとマシンのベースはよかったし、ドライビングも落ち着いていたと思います。レースではポジションは悪くないし、スタートで前に出て、表彰台は確実にゲットしたいですね」
順位 | No. | ドライバー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
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1 | 4 | N.デ・ブリース | ART Grand Prix | 12 | 1'14.143 |
2 | 19 | A.ユベール | BWT Arden | 12 | +0.166 |
3 | 7 | G.チョウ | UNI-Virtuosi Racing | 12 | +0.228 |
4 | 2 | 松下信治 | Carlin | 12 | +0.256 |
5 | 8 | L.ギオット | UNI-Virtuosi Racing | 12 | +0.286 |
6 | 6 | N.ラティフィ | DAMS | 13 | +0.340 |