2019年シーズンF2選手権のオープニングレースとなるレース1が行われました。松下信治は6番手からのスタートです。
午後1時10分にフォーメーションラップがスタート。日差しが強く、気温27℃、路面温度42℃のコンディションです。好スタートを切った松下は、第1コナーまでにポジションを上げ5番手になり、そのポジションを守り1周目を終えました。
8周目には前車をパスし4番手に浮上しましたが、タイヤが厳しくなった松下は10周目、11周目に順位を落とし、12周目に最も早くピットイン。タイヤをミディアムからソフトへ交換します。18番手でレースに復帰した松下は、その後各車のピットインによってポジションを上げます。そして、ほぼ全車がタイヤ交換を終えた18周目には2番手にまで上昇。レースは終盤に向かいます。
トップと1秒以内の差で2番手を走行した松下ですが、20周を過ぎた頃から後続が追い上げを開始し、22周目に3番手、27周目には6番手にポジションを下げます。終盤、タイヤが厳しく、大きくペースを落とした松下は28周目に7番手、30周目に8番手、そして最終ラップには9番手にダウンし、レースはチェッカーフラッグを迎えています。
レース2は31日(日)午後2時15分(日本時間午後8時15分)にスタートします。
松下信治選手(レース1・9位)
「スタートはうまくいき、ポジションを上げることができましたが、タイヤがすぐに終わってしまい、想定よりかなり早くピットインせざるを得ませんでした。自分では、タイヤを保たせられるだろうと思っていたので、(全車中)最初にピットインしなければならないくらい、早くタイヤが終わったのは想定外でした。交換したソフトタイヤは、始めはいい感じでプッシュできたので、なんとか最後までと思ったのですが、やはり終盤厳しくなり、最後の5周は全くダメでした。マシンは、悪くはないのですが、ちょっとアンダーステア気味で、それがこのコースとコンディションには合っていなかったのかもしれません。8位で終われればまだよかったのですが、守り切ることはできないくらい相手が速かったですね。レース2は、セッティングを見直して臨みたいと思います」
順位 | No. | ドライバー | マシン | 周回数 | タイム/差 |
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1 | 6 | N.ラティフィ | DAMS | 32 | 59'19.517 |
2 | 8 | L.ギオット | UNI-Virtuosi Racing | 32 | +8.744 |
3 | 5 | S.カマラ | DAMS | 32 | +14.826 |
4 | 19 | A.ユベール | BWT Arden | 32 | +17.273 |
5 | 1 | L.デレトラス | Carlin | 32 | +26.686 |
6 | 4 | N.デ・ブリース | ART Grand Prix | 32 | +28.497 |
9 | 2 | 松下信治 | Carlin | 32 | +37.395 |