Round07イギリス
FIA-F2 予選
2018年7月6日(金)
会場:シルバーストーン・サーキット
FIA F2選手権は後半戦に入り、第7戦はイギリス、シルバーストーン・サーキットで初日を迎えました。
7月6日(金)、午前11時55分から45分間のプラクティスがスタートしました。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は、セッション開始早々から走行を開始、周回を重ねます。1分42秒007のベストタイムで13番手。福住仁嶺(BWT Arden)は、ペースが上がらず1分43秒109で20番手となりました。
予選は午後4時10分から、気温27℃、路面温度51℃と温度の高いコンディションで行われました。1回目のアタックでは、コース上にストップしたマシンが出て赤旗中断となり、牧野も福住もアタックを中断せざるを得ない状況となりました。セッション再開後、牧野は1分41秒689、福住は1分42秒899をマークし、1回目終了時では牧野が15番手、福住が19番手です。2回目のアタックで、牧野は1分41秒493とタイムを更新しますが、ギアボックスのトラブルに見舞われており、思うようなタイムを出せずポジションは18番手。福住も1分42秒081とタイムアップを果たしましたが、ポジションを上げるには至らず19番手で予選を終えています。
レース1では、牧野が9列目から、福住が10列目からスタートし、ポジションアップを狙います。
レース1は7日(土)午後3時45分(日本時間午後11時45分)にスタートします。
福住仁嶺(予選19番手)
「フリー走行は走り始めからまったくグリップがなくて、ステアリングがGP3より軽いくらいで、どうしようもない状態でした。何か根本的におかしいのか、去年ここはGP3で走って、しっかり走れていたコースでしたし、僕なりに自信はありました。それだけに今日の感触には驚いたというか。全面的に再舗装されているのに、グリップはむしろ無いし、バンピーなままだし、特に変わったとは感じません。今回がおそらく、チームメートとの違いを一番感じた週末かもしれません。予選になったら、チームも明らかにおかしいとわかったようで、チームメートとまったく同じセッティングに直したというんですね。タイヤの温め方もよくないというんで、それも変えて。でもグリップ感がないのは、相変わらずでした。問題がどこにあるか、エンジニアはわかっていると、僕は信じていますけど。エンジンの差は言っても何も変わらない。僕ができることは、チームにプッシュして現状を改善すること。そのために自分のフィーリングを、しっかり伝えることだと思うんです。これが僕のドライビングの問題だと言われたら、どうしようもないです」
順位 | No. | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | G.ラッセル | ART Grand Prix | 12 | 1'39.989 |
2 | 5 | A.アルボン | DAMS | 10 | +0.076 |
3 | 21 | A.フォコ | Charouz Racing System | 13 | +0.105 |
4 | 20 | L.デレトラス | Charouz Racing System | 8 | +0.201 |
5 | 18 | S.カマラ | Carlin | 11 | +0.245 |
6 | 19 | L.ノリス | Carlin | 11 | +0.407 |
18 | 2 | 牧野任祐 | RUSSIAN TIME | 10 | +1.504 |
19 | 12 | 福住仁嶺 | BWT Arden | 13 | +2.092 |