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ジェンソン・バトンのF1ダイアリー
 ジェンソン・バトンは今回、時差を克服し体調をベストにもっていくため、早めに2003年F1最終戦開催国、日本へ向かった。ヨーロッパから遠く東へ飛ぶ空の上でジェンソンは、今シーズンを振り返り、鈴鹿に向けてチームや自分自身について・・・それらをひとつひとつ考えることにたっぷり時間を費やした。

 ジェンソンはまず、喜びをじっくりと噛み締めた。前戦のアメリカGPで15周もの間トップを走り続けたことだ。初めて走ったF1レースのトップ、このすばらしい経験。もう一度経験したい、今でも気持ちが高ぶるが、ジェンソンの冷静さが「そんなチャンスはすぐにまた巡ってくるものではない」とも告げる。

 ジェンソンはそれと同時に、痛みをも感じた。そのアメリカGPで完走できずに途中でレースを終えたことだ。
「マシンが止まってしまった時には、もう少しでコースの向こう側めがけてステアリングを投げつけるところだった。あんなチャンスなんてそうそうあるもんじゃないし、あのままいけば僕たちは高ポイントをゲットできたはずなんだよ」
悔しさは消えない。鈴鹿ではそれができるだろうか?多大な期待がドライバーにかかっている。と言うのも、鈴鹿の結果次第で、B・A・R Hondaはコンストラクターズ選手権で5位から9位までの可能性があったのだ。5位であれば強豪に挑む立場として相応のポジションと評価されるだろう。そして、さらに上位を目指そうと、チームの勢いも維持されるはずだ。しかし、もし10チーム中9位という順位で終わったのなら、それは失望以外のなにものでもない。

 ジェンソンはさらに思った。鈴鹿で良いリザルトを残せば、来シーズンに向けてのチーム作りにどれほどの効果をもたらすことができるだろうか。事実、どのチームもスタッフ全員が100%の力を発揮して仕事をしているが、同じ100%でも、「もっといける!」という勢いとモチベーションのある100%の力と、失望のうちにシーズンを終えたチームの100%の力とでは大きな差があるに違いない。

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