ROUND14
シンガポール
マリーナ・ベイ・サーキット
2017.09.15(金)
「強みを発揮できるサーキット」
#SingaporeGP
マリーナ・ベイ・サーキット、9月15日(金)
マリーナ・ベイの市街地コースでフリー走行が行われ、フェルナンド・アロンソおよびストフェル・バンドーンの両ドライバーはトラブルもなく、堅実にセッションを終えました。
初めてコースを訪れたバンドーンは、FP1の走行プログラムを正式に始める前にコースを確認するため、試作品のヘイロー(ドライバーの頭部保護装置)を装着して数周走行しました。
バンドーンはすぐにコースに慣れると、両セッションともに問題なく走行し、夜に行われたFP2では1分42.501秒のベストタイムで6番手に入りました。
一方、アロンソも両セッションをスムーズに進め、FP1ではバンドーンよりも速いラップタイムを出し、FP2ではバンドーンのすぐ後ろの7番手となりました。
FP1 | 1分43.759秒 (トップとの差+1.270秒) | 19周 | 8番手 |
FP2 | 1分42.788秒 (トップとの差+1.936秒) | 32周 | 7番手 |
「今日のパフォーマンスはよかったです。基本的には、自分たちが期待していた通りです。このコースでは、スパやモンツァよりも競争力が上がると想定していました。
今日は両マシンがトップ10入りを果たしましたが、明日の予選と日曜日のレースでもそれを再現できることを願っています。
入賞は必須です。現在、我々はコンストラクター選手権で9位にとどまっているので、ポイント獲得のチャンスがきたら、それを常に両手でつかむ必要があります」
FP1 | 1分44.340秒 (トップとの差+1.851秒) | 25周 | 11番手 |
FP2 | 1分42.501秒 (トップとの差+1.649秒) | 34周 | 6番手 |
「今日は私にとって、非常にポジティブな一日でした。ここで走行したことがないにもかかわらず、FP2では6番手に入りました。
今日のFP1でこのサーキットを初めて走行しましたが、かなり素早くコースに慣れることができました。
フリー走行の結果だけをみると、今日は特にいい一日だったようにみえるかもしれませんが、Ferrariの2台は理想的なかたちでセッションを進めることができず、FP2では我々よりも後方のポジションでした。Ferrariは明日パフォーマンスをさらに上げてくると思いますが、今日の自分たちのペースを明日の予選でも発揮できるよう願っています」
エリック・ブーリエ McLaren-Honda Racing Director
「闇に包まれたシンガポールの市街地コースでF1マシンを目にするのは、いつもながらすばらしい光景です。また、今夜行われたFP2では両マシンが余裕を持ってトップ10に入り、特にうれしく思っています。
両ドライバーは、マシンのバランスには比較的満足しており、明日の大事な予選に向けて今夜マシンをさらに進化させるためのベースは確実にできています。日曜日は長く、難しいレースになるので、それに向けていいグリッドポジションを獲得することは必須です。
今日のストフェルのパフォーマンスは、目を見張るものがありました。非常にいい走りをしたと思います。このコースで走行するのは今回が初めてであるにもかかわらず、すぐにコースに慣れて、ミスをすることもなく、6番手という見事なポジションを獲得しました。これは、非常にすばらしい結果です」
長谷川 祐介 (株)本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者
「例年通り、暑くて湿気のある中で始まったシンガポールGPですが、タフな環境でもチームはきちんと仕事をし、予定されたプログラムを全て完了することができました。
まだ金曜ですので、タイムの話をするのは早いとは思いますが、事前の想定通り、ここは我々のマシンとは相性がいいサーキットです。二人のドライバーの走りには満足しており、明日の予選もいい結果を残せるのではと期待しています。
今日は来期の体制について大きな発表がありました。大変残念に思っていますが、今は残されたレースでいい結果を残すため、パフォーマンスの向上に全力を尽くします」
順位 | No. | ドライバー | チーム | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 3 | ダニエル・リカルド | Red Bull | 1'42.489 |
2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | Ferrari | +0.109 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | Red Bull | +0.121 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | Mercedes | +0.415 |
5 | 11 | セルジオ・ペレス | Force India | +0.934 |
6 | 77 | バルテッリ・ボッタス | Mercedes | +0.945 |
7 | 7 | キミ・ライコネン | Ferrari | +1.245 |
8 | 14 | フェルナンド・アロンソ | McLaren-Honda | +1.270 |
9 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | Renault | +1.612 |
10 | 26 | ダニール・クビアト | Toro Rosso | +1.731 |
11 | 2 | ストフェル・バンドーン | McLaren-Honda | +1.851 |
12 | 30 | ジョリオン・パーマー | Renault | +2.472 |
13 | 31 | エステバン・オコン | Force India | +2.564 |
14 | 19 | フェリペ・マッサ | Williams | +2.595 |
15 | 8 | ロマン・グロージャン | Haas | +3.967 |
16 | 50 | アントニオ・ジョビナッツィ | Haas | +4.293 |
17 | 18 | ランス・ストロール | Williams | +4.701 |
18 | 38 | ショーン・ゲラエル | Toro Rosso | +5.081 |
19 | 9 | マーカス・エリクソン | Sauber | +5.210 |
20 | 94 | パスカル・ウェーレイン | Sauber | +5.397 |
順位 | No. | ドライバー | チーム | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 3 | ダニエル・リカルド | Red Bull | 1'40.852 |
2 | 33 | マックス・フェルスタッペン | Red Bull | +0.556 |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | Mercedes | +0.703 |
4 | 77 | バルテッリ・ボッタス | Mercedes | +1.252 |
5 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | Renault | +1.596 |
6 | 2 | ストフェル・バンドーン | McLaren-Honda | +1.649 |
7 | 14 | フェルナンド・アロンソ | McLaren-Honda | +1.936 |
8 | 11 | セルジオ・ペレス | Force India | +1.974 |
9 | 7 | キミ・ライコネン | Ferrari | +1.983 |
10 | 31 | エステバン・オコン | Force India | +2.202 |
11 | 5 | セバスチャン・ベッテル | Ferrari | +2.252 |
12 | 55 | カルロス・サインツ | Toro Rosso | +2.384 |
13 | 26 | ダニール・クビアト | Toro Rosso | +2.756 |
14 | 30 | ジョリオン・パーマー | Renault | +2.943 |
15 | 19 | フェリペ・マッサ | Williams | +2.984 |
16 | 18 | ランス・ストロール | Williams | +3.449 |
17 | 20 | ケビン・マグヌッセン | Haas | +3.565 |
18 | 8 | ロマン・グロージャン | Haas | +4.076 |
19 | 94 | パスカル・ウェーレイン | Sauber | +4.821 |
20 | 9 | マーカス・エリクソン | Sauber | +4.869 |