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September 18/19/20 2015 2015 Formula 1 Singapore Airlines Singapore Grand Prix
シンガポールGP
Hondaは、FIA※フォーミュラ・ワン世界選手権(以下、F1)の今シーズン2回目のナイトレースとなる第13戦シンガポールGP(開催地:シンガポール、9月18日~20日)に向けて準備を進めています。今大会のサーキット情報や、今週末のレースの見どころなどをレポートします。
新井 康久|株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者
「ヨーロッパでの連戦が終わり、シンガポールからシーズン後半の遠征が再開します。ヨーロッパラウンドでは時差もないため、身体が自然と週末のグランプリ時間に順応していきますが、この週末からはアジアで2週連戦となります。シンガポールのコースは水辺に面した市街地コースで、F1の中でも数少ないナイトレースとなります。開催時刻はヨーロッパ時間ですが、実際は夜ということで、時差や昼夜逆転などといった環境の変化に対応するため、チームの準備は一層大変となります。
シンガポールは9月中旬でも気温が30度以上で湿度も高いことから、ドライバーとチームにとって厳しいレースの一つで、コースは幅が狭く、バンピーで滑りやすい路面となっています。23のコーナーの中では90度のコーナーが多くトリッキーなレイアウトとなっているので、マシンにとってはパワーユニットのドライバビリティとターンインのしやすさ、そしてトラクションのかかり方が重要となってきます。チーム一丸となって市街地コースのセットアップをまとめたいと思います」
レース日時: 9月18日(金): フリー走行1 18:00~19:30(日本時間 19:00~20:30) フリー走行2 21:30~23:00(日本時間 22:30~24:00)
9月19日(土): フリー走行3 18:00~19:00(日本時間 19:00~20:00) 予選 21:00~22:00(日本時間 22:00~23:00)
9月20日(日): 決勝レース 20:00~(日本時間 21:00~) ※決勝レースは61周完走、もしくは2時間経過時点の周回で終了
サーキット情報: サーキット名: マリーナ・ベイ・ストリート・サーキット 所在地: シンガポール コース全長: 5.065km 周回数: 61周 トップスピード: 時速305km 特徴: 高温・多湿のシンガポールレースはF1ドライバーにとって最も過酷と言われる一方、このレースを楽しみにしているドライバーも多い。レースペースはモナコの次に遅いが、90度のコーナーが多いトリッキーな市街地で、そびえ立つコンクリートの壁を避けながら、高温・多湿の環境のもと、50℃を超えるコックピットの中で2時間戦い続ける。また、このレースは今回で8回目の開催となるが、過去のすべてのレースでセーフティカーが出動しているため、どんなトラブルにも対応できるよう、チーム全員が常に集中力を高めていなければいけない。滑りやすい路面を走行するため、今回のレースには最も柔らかいコンパウンドの2つ、スーパーソフトとソフトのタイヤが用意されているが、雷雨などの不安定な天気に影響される可能性もある。観客にとっては、火花を散らして走るマシンを照明が照らす、異次元の世界を楽しみ、F1特有の「スペクタクル」を味わうことができる特別な週末となる。 気候: この時期のシンガポールは、気温30℃以上、湿度70%が平均予想だが、今週はそれに加えて豪雨および落雷などの不安定な予報となっている。
2014年優勝者:ルイス・ハミルトン(メルセデス・AMG・ペトロナス・F1チーム) 2014年ファステストラップ:ルイス・ハミルトン 1分50秒417(メルセデス・AMG・ペトロナス・F1チーム) ラップレコード:1分48秒574 (2013年、セバスチャン・ベッテル、インフィニティ・レッドブル・レーシング)
※ FIAとは、Fédération Internationale de l'Automobile(国際自動車連盟)の略称
新井 康久|株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者
「ヨーロッパでの連戦が終わり、シンガポールからシーズン後半の遠征が再開します。ヨーロッパラウンドでは時差もないため、身体が自然と週末のグランプリ時間に順応していきますが、この週末からはアジアで2週連戦となります。シンガポールのコースは水辺に面した市街地コースで、F1の中でも数少ないナイトレースとなります。開催時刻はヨーロッパ時間ですが、実際は夜ということで、時差や昼夜逆転などといった環境の変化に対応するため、チームの準備は一層大変となります。
シンガポールは9月中旬でも気温が30度以上で湿度も高いことから、ドライバーとチームにとって厳しいレースの一つで、コースは幅が狭く、バンピーで滑りやすい路面となっています。23のコーナーの中では90度のコーナーが多くトリッキーなレイアウトとなっているので、マシンにとってはパワーユニットのドライバビリティとターンインのしやすさ、そしてトラクションのかかり方が重要となってきます。チーム一丸となって市街地コースのセットアップをまとめたいと思います」
レース日時:
9月18日(金):
フリー走行1 18:00~19:30(日本時間 19:00~20:30)
フリー走行2 21:30~23:00(日本時間 22:30~24:00)
9月19日(土):
フリー走行3 18:00~19:00(日本時間 19:00~20:00)
予選 21:00~22:00(日本時間 22:00~23:00)
9月20日(日):
決勝レース 20:00~(日本時間 21:00~)
※決勝レースは61周完走、もしくは2時間経過時点の周回で終了
サーキット情報:
サーキット名: マリーナ・ベイ・ストリート・サーキット
所在地: シンガポール
コース全長: 5.065km
周回数: 61周
トップスピード: 時速305km
特徴: 高温・多湿のシンガポールレースはF1ドライバーにとって最も過酷と言われる一方、このレースを楽しみにしているドライバーも多い。レースペースはモナコの次に遅いが、90度のコーナーが多いトリッキーな市街地で、そびえ立つコンクリートの壁を避けながら、高温・多湿の環境のもと、50℃を超えるコックピットの中で2時間戦い続ける。また、このレースは今回で8回目の開催となるが、過去のすべてのレースでセーフティカーが出動しているため、どんなトラブルにも対応できるよう、チーム全員が常に集中力を高めていなければいけない。滑りやすい路面を走行するため、今回のレースには最も柔らかいコンパウンドの2つ、スーパーソフトとソフトのタイヤが用意されているが、雷雨などの不安定な天気に影響される可能性もある。観客にとっては、火花を散らして走るマシンを照明が照らす、異次元の世界を楽しみ、F1特有の「スペクタクル」を味わうことができる特別な週末となる。
気候: この時期のシンガポールは、気温30℃以上、湿度70%が平均予想だが、今週はそれに加えて豪雨および落雷などの不安定な予報となっている。
2014年優勝者:ルイス・ハミルトン(メルセデス・AMG・ペトロナス・F1チーム)
2014年ファステストラップ:ルイス・ハミルトン 1分50秒417(メルセデス・AMG・ペトロナス・F1チーム)
ラップレコード:1分48秒574 (2013年、セバスチャン・ベッテル、インフィニティ・レッドブル・レーシング)
※ FIAとは、Fédération Internationale de l'Automobile(国際自動車連盟)の略称