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March 15 2015, RACE 2015 Formula 1 Rolex Australian Grand Prix
オーストラリアGP
順位 | ドライバー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン | Mercedes | 1:31'54.067 |
2 | ニコ・ロズベルグ | Mercedes | +1.36 |
3 | セバスチャン・ベッテル | Ferrari | +34.523 |
4 | フェリペ・マッサ | Williams | +38.196 |
5 | フェリペ・ナスル | Sauber | +95.149 |
6 | ダニエル・リカルド | Red Bull | +1Lap |
7 | ニコ・ヒュルケンベルグ | Force India | +1Lap |
8 | マーカス・エリクソン | Sauber | +1Lap |
9 | カルロス・サインツ Jr. | Toro Rosso | +1Lap |
10 | セルジオ・ペレス | Force India | +1Lap |
11 | ジェンソン・バトン | McLaren-Honda | +2Laps |
RT | キミ・ライコネン | Ferrari | DNF |
RT | マックス・フェルスタッペン | Toro Rosso | DNF |
RT | ロマン・グロージャン | Lotus | DNF |
RT | パストール・マルドナド | Lotus | DNF |
DNS | ダニール・クビアト | Red Bull | DNS |
DNS | ケビン・マグヌッセン | McLaren-Honda | DNS |
ドライバー
順位 | ドライバー | マシン | 総合ポイント |
---|---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン | Mercedes | 25 |
2 | ニコ・ロズベルグ | Mercedes | 18 |
3 | セバスチャン・ベッテル | Ferrari | 15 |
4 | フェリペ・マッサ | Williams | 12 |
5 | フェリペ・ナスル | Sauber | 10 |
6 | ダニエル・リカルド | Red Bull | 8 |
7 | ニコ・ヒュルケンベルグ | Force India | 6 |
8 | マーカス・エリクソン | Sauber | 4 |
9 | カルロス・サインツ Jr. | Toro Rosso | 2 |
10 | セルジオ・ペレス | Force India | 1 |
11 | ジェンソン・バトン | McLaren-Honda | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント |
---|---|---|
1 | Mercedes | 43 |
2 | Ferrari | 15 |
3 | Sauber | 14 |
4 | Williams | 12 |
5 | Red Bull | 8 |
6 | Force India | 7 |
7 | Toro Rosso | 2 |
8 | McLaren | 0 |
ジェンソン・バトン
スタート:16番手
レース結果:11位
ファステストラップ:1分33秒338(56周目、12番手)
ピットストップ:1回(27周目、静止時間4秒6)、オプションからプライムへタイヤ交換
「今日はいい一日でした。まだまだ道のりは長いですが、いいスタートです。ペレス選手と少しばかりバトルすることもできて、レースを楽しめました。そして、開発に大変役立つ結果だと思います。もし3周しかできなければ、ほとんど何も学べませんが、今日はレースディスタンスを走りきれたので、かなりのデータを得られました。
私にとっても、マシンに慣れ、適応するいい機会になりました。パワー、ドライバビリティー、ダウンフォースを改善し、セットアップを詰めていくなど、やるべきことは多いですが、我々は大きな一歩を踏み出したのです。そして、1カ所が改善されると、それに伴って改善個所がどんどん増えていくでしょう。
さらに、明るい兆しもあります。コーナーでの速度は、フォースインディアのマシンと同じくらいでしたし、レッドブルやザウバーとも近いように見えました。連続周回は12周が最大という、厳しいウインターテストでしたから、今日の56周は素晴らしい前進です。まだまだすべきことが多いのは分かっていますが、次のレースでは、さらに多くの箇所を改善できると思います」
ケビン・マグヌッセン
スタート:17番手
レース結果:DNS
「今日はフラストレーションのたまる一日でした。このマシンでレースがしたかったです。ただ、今週末のグランプリに参加できたのは良かったです。私はスタートできませんでしたが、チームはマシンの問題点を知ることができたと思います。
そして、ジェンソンが完走できて良かったです。レース前には、それすら難しいかもしれないと思っていましたから、この完走は、チームにとってささやかな勝利と言えるでしょう。ここから、我々の進化が加速し始めます。
今日の56周はとても価値があるもので、McLarenとHondaによる新たなスタートとしては、大きな第一歩です」
エリック・ブーリエ|McLaren-Honda Racing Director
「今週末は大変厳しい状況が続きましたが、明るい点はいくつかあります。まずは、ジェンソンが完走を果たしてくれたことを、嬉しく思います。本当にうまくやってくれました。ペレス選手の前で、長時間にわたって巧みなドライビングをみせてくれましたし、56周を走りきったことで、膨大な量のデータを得ることができました。
優勝したハミルトン選手からは2周の差を付けられ、超えるべき山は険しいものだと感じています。ただ、それでもコーナーでの速度はかなり良く、MP4-30はまだまだ可能性を秘めています。ケビンがスタートできなかったのは残念でした。今まで起こったことがないパワーユニットのトラブルが原因です。
最後に、日々ハードワークを続けてくれたメカニックたちには、本当に感謝しています。次戦のセパン(マレーシア)までは、2週間あります。すぐにばん回できるとは言えませんが、パフォーマンスと信頼性の向上を図るべく、できる対策はすべて行います」
新井 康久|株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者
「ジェンソンが完走してくれたことは、チーム全員にとって大きな前進です。そして、今日のパフォーマンスは、目標達成に向けて我々に必要なことを、はっきり示してくれたと思います。
また、ケビンにとっては重要なレースでしたから、この結果を重く受け止めています。レースで使用可能なパワーユニットを提供できなかったことを、申し訳なく思っています。ケビンに起こった問題をしっかりと分析することが必要ですから、マシンが戻ってきたら、すぐに取り掛かります。
次のマレーシアGPに目を向けなければなりません。高温多湿の環境下ですから、厳しい戦いが待っていると思います。ただ、我々はヒートマッピングの問題に取り組み、より競争力のあるデータセッティングにすることを目指していきます」