■ルーベンス・バリチェロ
「オーストラリアGPは大好きだよ。全戦の中でも、一番好きなレースのひとつだね。みんなリラックスした雰囲気だし、親切で、微笑みを絶やさない。ブラジルに帰ったような気になってしまうね。メルボルンは街自体も素晴らしいけど、何と言ってもあのサーキットは最高さ。各コーナーのコンビネーションは、まさに絶妙と言うしかない。バレルンガのテストは、天気には恵まれなかったけど、いろんなアイデアを試すことができた。だからメルボルンでのレースは、本当に楽しみだ。われわれのマシンはコースを選ばず、どこでも速いと思うので、この週末は存分に楽しむよ」
■ジェンソン・バトン
「ここでのレースは、いつも楽しめる。おまけに今回はすでに2戦終えて、誰が速くて誰がそうでもないか、大体のところはわかりつつあるからね。いつもならそのあたりが不確かなまま、メルボルンを走ることになるけど、今年は違う。その意味でも、例年以上に特別なレースになりそうだ。メルボルンは美しい町だから、旅行自体も楽しみだ。今回はまずシドニーに入って、数日間トレーニングに費やすことになってる。もちろんリラックスした時間も、過ごすつもりだよ。アルバートパークは走ってても楽しいけど、観客もコースとの距離が近い分、レースを堪能してくれるはずだ。マレーシアで表彰台に上がった勢い、そして先週のテスト結果を活かして、ぜひ今度も素晴らしいレースを披露したいね」
■ジル・ド・フェラン Honda
Racing F1 Team スポーティングディレクター
「メルボルンはこれまでの2戦とは、ずいぶん違ったレースになるはずだ。ここが臨時特設コースというだけでなく、気温もずいぶん低そうだからね。ここまでは好調と言えるが、われわれはもちろん現状に満足するつもりはない。絶えず進化を続けて、その努力が報われるような結果を出したいね。オーストラリアGPは全戦の中でも、特に人気のあるイベントだ。街もファンも、そしてレース展開も素晴らしく、それらが混ざり合って忘れがたい経験となっていく」
■中本修平 Honda Racing F1 Team シニアアドバイザー
ホンダ・レーシング・ディベロップメント エンジニアリングディレクター
「暑く湿度の高かった序盤2戦から一転して、メルボルンは新たな挑戦となります。エンジン面ではいくつかの改良を予定しており、今後数戦に次々と投入されることになるでしょう」 |