■ジェンソン・バトン DNF(3周目リタイア)
「言うまでもなく、とてもがっかりしているし、フラストレーションを強く感じているよ。マシンのペース自体は他と比べても速く、レッドブルの2台を簡単に抜けたし、ライコネンにも近づいて、そしてオーバーテイクできたからね。我々のレース戦略を考えると、今日は良いチャンスを逃がしてしまったよ。自分もそうだけど、チームでのレースデビューだったアンソニーや、ハードなコンディションの中で頑張ってくれたチームにとっても、とても残念だよ。バーレーンGPまでに、この問題を解決しなければならない」
■アンソニー・デビッドソン DNF(3周目リタイア)
「チームでのデビューレースがこんなふうに終わってしまい、とてもがっかりだよ。この週末は自分にとって、とても大きなチャレンジだったし、僕がレースできるようサポートしてくれたチームやトレーナーに感謝している。努力を結果につなげられず残念だ。今週のテストではやらなきゃいけないことが沢山あるだろうし、バーレーンGPまでに解決できるよう、頑張らないとね」
■ジェフ・ウィリス B・A・R Hondaテクニカルディレクター
「ジェンソンが良いスタートを決め、ポジションを上げていただけに、とても残念な週末の終焉になってしまった。マシンのハンドリングは良く、スピードとレース戦略には自信を持っていたので、とても良い結果になるだろうと考えていた。突然の指名にも関わらず素晴らしい仕事をしてくれたアンソニーについても、活躍の場を奪ってしまい、とても残念だ」
■ニック・フライ B・A・R Honda CEO
「開幕戦メルボルンからここマレーシアGPまで、チームはポイントあるいは表彰台を獲得するための開発をハードに進めてきた。ハードワークをこなしてきた彼らに対し、感謝の言葉を述べたい。また、ドライバーや我々のファン、そしてパートナーの方々に対しては、マシンの真価を発揮させることができず、また良いレース戦略をお見せすることができず、申し訳なく思っている。我々は先のことに集中しなければならないが、B・A・R
Hondaの力と知恵と資源を使い、この状況を打開できると思っている」
■中本修平 エンジニアリング・ディレクター
Honda Racing Development
「最悪の結果となってしまいました。ここまで努力してくれたチームメンバー、そしてドライバーに対し、非常に申し訳なく思います。原因は今のところ、昨日のジェンソン選手のエンジンに発生したトラブルと同じだと思われます。次戦のバーレーンGPまでに確実に対策を施します」
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