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マレーシアGP 第2戦 3月20日
マレーシアGP
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グランプリ情報
Rd. Date
01 3/6 オーストラリアGP
02 3/20 マレーシアGP
03 4/3 バーレーンGP
04 4/24 サンマリノGP
05 5/8 スペインGP
06 5/22 モナコGP
07 5/29 ヨーロッパGP
08 6/12 カナダGP
09 6/19 アメリカGP
10 7/3 フランスGP
11 7/10 イギリスGP
12 7/24 ドイツGP
13 7/31 ハンガリーGP
14 8/21 トルコGP
15 9/4 イタリアGP
16 9/11 ベルギーGP
17 9/25 ブラジルGP
18 10/9 日本GP
19 10/16 中国GP
J.バトン
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B・A・R Honda勢、2台共に完走ならず
3月20日(日)・決勝
サーキット:セパン・サーキット 天候:晴れ 気温:37℃

 午前中に引き続き、炎暑の続くセパン・サーキット。通常より1時間遅い午後3時からの決勝レースは、上空に広がり始めた雲のお陰で時折り日差しが遮られるものの、気温37℃、路面温度53℃という酷暑の中で始まった。

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 午前中の2回目予選の結果、Lucky Strike B・A・R Hondaの2台は、前日の1回目予選と同じジェンソン・バトンが5列目、アンソニー・デビッドソンが8列目から決勝レースをスタートすることになった。フォーメーションラップを終えて、全車一斉にスタート。9番手からスタートのバトンは、スタート直後に2台を抜き、7番手にポジションアップ。逆に15番手スタートのデビッドソンは、スタート後の混乱で一つポジションを落としてしまい、16番手から追い上げる展開となった。

 2周目、バトンが1コーナーでK.ライコネン(マクラーレン)を鮮やかにパスし、6番手に浮上。ところがちょうどその頃より、バトンのマシン後部から白煙が上がり始めた。そして、ペースダウンしたバトンのマシンは、コースサイドに止まってしまう。ほぼ同じタイミングで、デビッドソンのマシンにも同様のアクシデントが発生。デビッドソンのマシンも止まってしまい、レース序盤での2台同時リタイアという信じられない結果で、B・A・R HondaのマレーシアGPは早すぎる幕を閉じることとなった。優勝はポールポジションからスタートした、F.アロンソ(ルノー)だった。

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コメント

ジェンソン・バトン DNF(3周目リタイア)
「言うまでもなく、とてもがっかりしているし、フラストレーションを強く感じているよ。マシンのペース自体は他と比べても速く、レッドブルの2台を簡単に抜けたし、ライコネンにも近づいて、そしてオーバーテイクできたからね。我々のレース戦略を考えると、今日は良いチャンスを逃がしてしまったよ。自分もそうだけど、チームでのレースデビューだったアンソニーや、ハードなコンディションの中で頑張ってくれたチームにとっても、とても残念だよ。バーレーンGPまでに、この問題を解決しなければならない」

アンソニー・デビッドソン DNF(3周目リタイア)
「チームでのデビューレースがこんなふうに終わってしまい、とてもがっかりだよ。この週末は自分にとって、とても大きなチャレンジだったし、僕がレースできるようサポートしてくれたチームやトレーナーに感謝している。努力を結果につなげられず残念だ。今週のテストではやらなきゃいけないことが沢山あるだろうし、バーレーンGPまでに解決できるよう、頑張らないとね」

ジェフ・ウィリス B・A・R Hondaテクニカルディレクター
「ジェンソンが良いスタートを決め、ポジションを上げていただけに、とても残念な週末の終焉になってしまった。マシンのハンドリングは良く、スピードとレース戦略には自信を持っていたので、とても良い結果になるだろうと考えていた。突然の指名にも関わらず素晴らしい仕事をしてくれたアンソニーについても、活躍の場を奪ってしまい、とても残念だ」

ニック・フライ B・A・R Honda CEO
「開幕戦メルボルンからここマレーシアGPまで、チームはポイントあるいは表彰台を獲得するための開発をハードに進めてきた。ハードワークをこなしてきた彼らに対し、感謝の言葉を述べたい。また、ドライバーや我々のファン、そしてパートナーの方々に対しては、マシンの真価を発揮させることができず、また良いレース戦略をお見せすることができず、申し訳なく思っている。我々は先のことに集中しなければならないが、B・A・R Hondaの力と知恵と資源を使い、この状況を打開できると思っている」

中本修平 エンジニアリング・ディレクター Honda Racing Development
「最悪の結果となってしまいました。ここまで努力してくれたチームメンバー、そしてドライバーに対し、非常に申し訳なく思います。原因は今のところ、昨日のジェンソン選手のエンジンに発生したトラブルと同じだと思われます。次戦のバーレーンGPまでに確実に対策を施します」

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決勝リザルト&ポイントランキング
順位 No. ドライバー コンストラクター タイヤ
1 5 F.アロンソ ルノー M 1:31.33.736
2 16 J.トゥルーリ トヨタ M +24.327
3 8 N.ハイドフェルド ウィリアムズ M +32.188
4 10 JP.モントーヤ マクラーレン M +41.631
5 17 R.シューマッハ トヨタ M +51.854
6 14 D.クルサード レッドブル M +72.543
7 1 M.シューマッハ フェラーリ B +79.988
8 15 C.クリエン レッドブル M +80.835
9 9 K.ライコネン マクラーレン M +81.580
10 12 F.マッサ ザウバー M +1lap
11 19 N.カーティケヤン ジョーダン B +2laps
12 18 T.モンテイロ ジョーダン B +3laps
13 21 C.アルバース ミナルディ B +4laps
RT 2 R.バリチェロ フェラーリ B DNF
RT 6 G.フィジケラ ルノー M DNF
RT 7 M.ウェーバー ウィリアムズ M DNF
RT 11 J.ビルヌーブ ザウバー M DNF
RT 3 ジェンソン・バトン B・A・R Honda M DNF
RT 4 アンソニー・デビッドソン B・A・R Honda M DNF
RT 20 P.フリーザッハー ミナルディ B DNF
ドライバー
順位 ドライバー コンストラクター 総合
ポイント
1 F.アロンソ ルノー 16
2 G.フィジケラ ルノー 10
3 J.トゥルーリ トヨタ 8
4 R.バリチェロ フェラーリ 8
5 JP.モントーヤ マクラーレン 8
6 D.クルサード レッドブル 8
7 N.ハイドフェルド ウィリアムズ 6
8 R.シューマッハ トヨタ 4
9 M.ウェーバー ウィリアムズ 4
10 C.クリエン レッドブル 3
11 M.シューマッハ フェラーリ 2
12 K.ライコネン マクラーレン 1
13 F.マッサ ザウバー 0
14 N.カーティケヤン ジョーダン 0
15 ジェンソン・バトン B・A・R Honda 0
16 T.モンテイロ ジョーダン 0
17 J.ビルヌーブ ザウバー 0
18 C.アルバース ミナルディ 0
19 佐藤琢磨 B・A・R Honda 0
20 P.フリーザッハー ミナルディ 0
- アンソニー・デビッドソン B・A・R Honda 0
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  コンストラクター
順位 コンストラクター 総合
ポイント
1 ルノー 26
2 トヨタ 12
3 レッドブル 11
4 フェラーリ 10
5 ウィリアムズ 10
6 マクラーレン 9
7 ザウバー 0
8 ジョーダン 0
9 B・A・R Honda 0
10 ミナルディ 0
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