9月11日(土)・予選 サーキット:モンツァサーキット 天候:晴れ 気温:26℃
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佐藤琢磨 |
イタリアGP2日目の予選で、Lucky Strike B・A・R Hondaの佐藤琢磨が5番手、ジェンソン・バトンが6番手タイム。明日の決勝レースは、2台揃って好ポジションの3列目グリッドからスタートすることになった。
2日目も、朝のうちはどんよりとした曇り模様の天候となった。しかし昼前から日が射し始め、気温も23℃前後に上がる。午前中のフリー走行は、ジェンソン・バトンがトップのR・バリチェロ(フェラーリ)からコンマ18秒差の3番手。佐藤琢磨は、そこから僅かコンマ1秒落ちの5番手タイム。バリチェロから9番手のD・クルサード(マクラーレン)までが、ほぼコンマ5秒内と、前日の予想通り非常に接近した展開になった。
午後の1回目予選も、大接戦で幕を開けた。第1走者のK・ライコネン(マクラーレン)から4人目のF・マッサ(ザウバー)までが、100分の1秒単位の戦いを繰り広げる。この時点での1位から4位のタイム差は、なんと100分の7秒しかない。この1回目予選で、B・A・R Hondaのバトンは、1分20秒台を切る1分19秒856を出し、4番手。佐藤はさらにそれをコンマ13秒縮める1分19秒733の自己ベストで3番手に付けた。トップはJP・モントーヤ(ウィリアムズ)だった。
午後2時からの2回目予選は、気温26℃、路面温度36℃のコンディション下で始まった。16人が走り終わった時点で、バリチェロ、シューマッハのフェラーリ勢が1-2番手を占めている。そして17番手で出走したバトンは、バリチェロからコンマ69秒落ちの1分20秒786で暫定4番手。さらにその直後にコースインした佐藤は、再びバトンにまさる1分20秒715を叩き出した。最終的にB・A・R Honda勢は、佐藤が5番手、バトンが6番手と、好ポジションの3列目グリッドを独占した。ポールポジションは、フェラーリのR・バリチェロ。2番手のJP・モントーヤ(ウィリアムズ)から10番手のD・クルサード(マクラーレン)までが、コンマ4秒あまりの中にひしめく大接戦となり、明日の決勝レースも激しい戦いが予想される結果となった。
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