7月9日(金)・1日目フリー走行
サーキット:シルバーストーン・サーキット 天候:曇り時々晴れ 気温:18℃
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J.バトン
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イギリスGP初日午後のフリー走行で、Lucky Strike B・A・R Hondaのジェンソン・バトンが5番手、佐藤琢磨は9番手タイム。第3ドライバーのアンソニー・デビッドソンは、セッション半ばにギアボックスにトラブルが発生し、16番手タイムに終わった。
7月上旬とは言いながら、午前中の気温は僅か16℃。路面温度は26℃しかない。黒曇と青空が共存して今にも雨の降りそうな、典型的なイギリスの天候となった。午前中のセッションは、フェラーリの2台がトップを独占。アンソニー・デビッドソンがコンマ6秒遅れで5番手につけた他、バトンは10番手、佐藤は13番手のタイムだった。
午後2時。天候は変わらないものの、気温は18℃まで上がり、路面温度は30℃近くまで上昇した。それでもイギリスらしい肌寒さを感じる陽気のなか、2回目のフリー走行が始まった。しかし、セッション開始後24分。タイヤの比較テストを行っていたデビッドソンが、ホームストレートを抜けようというところで、ギアボックストラブルのためにストップ。セットアップを進めていたチームにとって、第3ドライバーの手痛い離脱となってしまった。残ったレギュラードライバーの2人は、セッション終了15分前で、バトン4番手、佐藤は6番手ポジション。この時点でトップのK・ライコネン(マクラーレン)からは、それぞれコンマ7秒からコンマ9秒ほど離されているものの、2人揃って1分19秒台と、まずまずのタイムだ。
その後セッション後半に、J・フィジケラ(ザウバー)などがタイムを出した結果、バトンは5番手、佐藤9番手のタイムで初日フリー走行を終えた。トラブルのため、セッションを最後まで走りきれなかったデビッドソンは、16番手タイム。初日午後のフリー走行のトップタイムは、K・ライコネンだった。
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