生年月日 : 1983年8月11日
出身地 : スペイン カステジョン
身長・体重 : 180㎝・74kg
近年のクロスカントリーラリーにおいて最も才能あふれるライダーの一人と目されているバレーダは、モトクロスでレースデビューを果たすと、持ち前のスピードを発揮して125㏄クラスの世界選手権に参戦。しかし、ケガによって長期の欠場を余儀なくされてしまいます。復帰後はエンデューロを経てラリーの世界へ。2012年のバハ・アラゴンを制すると、ラリー界の重鎮であるウォルフガング・フィッシャーの目に留まり、契約直後のファラオラリーで優勝。13年にはダカールラリーでステージ4勝を挙げるすばらしい活躍を見せ、モロッコラリーでも表彰台登壇を果たしました。
そして迎えたダカールラリー2014では、前年を上回るステージ5勝。激しい転倒によって総合7位に終わったものの、総合優勝を目指せる力が十分にあることを示しました。さらに、同年のクロスカントリーラリー世界選手権においても、カタールで総合優勝、アブダビで3位という結果を残し、ランキング3位でシーズンを終えました。
2015年のダカールラリーでは戦略を活かした走りを披露し、ウユニ塩湖での塩害によって総合優勝の可能性を奪われてしまったものの、ステージ4勝をマーク。その後のクロスカントリーラリー世界選手権でもアブダビで優勝し、カタールでは2位に入りました。
ダカールラリー2016では第6ステージでエンジントラブルが発生して無念のリタイア。ダカールラリー2017では勝負所のステージが中止になるなどの不運もありましたが、ステージ最多となる4勝を挙げ、総合5位となりました。ダカールラリー2018では第7ステージでヒザを負傷しながらも、ステージ優勝を飾るなど力走をみせましたが、ヒザの痛みが悪化し、戦線離脱。ダカールラリー2019では、第1ステージで優勝しますが、第3ステージでリタイアに。同年のクロスカントリーラリー世界選手権では、アタカマラリーとモロッコラリーでそれぞれ総合3位に入り、年間ランキングは5位でした。
ダカールラリー2020では強風により距離が短縮された第10ステージで、確実なペースを保ち優勝。それ以外にも3度の表彰台を獲得し、総合7位でした。
2021年もHondaのワークスチームであるMonster Energy Honda Teamから参戦します。
2020 | ダカールラリー2020 参戦(ステージ優勝1回) |
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2019 | ダカールラリー2019 参戦(ステージ優勝1回) FIMクロスカントリーラリー世界選手権 総合5位 |
2018 | ダカールラリー2018 参戦(ステージ優勝3回) メルズーガ・ラリー2018 総合優勝 |
2017 | ダカールラリー2017 総合5位(ステージ優勝4回) |
2016 | ダカールラリー2016 参戦 |
2015 | ダカールラリー2015 総合17位(ステージ優勝4回) |
2014 | ダカールラリー2014 総合7位(ステージ優勝5回) シーラインクロスカントリーラリー 総合優勝 クロスカントリーラリー世界選手権 総合3位 |
2013 | ダカールラリー2013 総合17位(ステージ優勝4回) |
2012 | バハ・アラゴン・エスパーニャ 総合優勝 ファラオラリー 総合優勝 ダカールラリー2012 総合11位(ステージ優勝1回) クロスカントリーラリー世界選手権 総合5位 |
2011 | ダカールラリー2011 参戦 |
2005 | モトクロス世界選手権 125ccクラス 参戦 |
2004 | モトクロス世界選手権 125ccクラス 参戦 |
2003 | モトクロス世界選手権 125ccクラス 参戦 |
2002 | モトクロス世界選手権 125ccクラス 参戦 |
2001 | スペインモトクロス選手権 チャンピオン |
2000 | スペインモトクロス選手権 チャンピオン |
1998 | スペインモトクロス選手権 チャンピオン |
1996 | スペインモトクロス選手権 チャンピオン |
1993 | スペインモトクロス選手権 チャンピオン |