シルクウェイラリーがロシアのイルクーツクからスタートします。今年で10回目を迎えるシルクウェイラリーですが、2輪カテゴリーが行われるのは今年が初めてです。

シルクウェイラリーはクロスカントリーラリー世界選手権の第2戦に位置づけられていて、明日オープニングステージが行われます。本日はロシアのイルクーツクで車検やセレモニーが行われ、明日には中国の敦煌までの約5000kmにわたるラリーがスタートします。

Monster Energy Honda Teamはアルゼンチン出身のケビン・ベナバイズ、スペイン出身のホアン・バレダ、チリ出身のホセ・イグナシオ・コルネホの3名の布陣で臨みます。もう1人のファクトリーライダーであるリッキー・ブラベックは、出身地の米国でダカールに向けた練習を続けています。

スポーツマネージャーのルーベン・ファリアは「シルクウェイラリーは予測不可能な厳しいものになるでしょう。Monster Energy Honda Teamの準備は万全ですし、マシンのセッティングも仕上がっています。最初の数ステージは問題なく走ることができるでしょう。首位で中国のゴールに到着したいです」と語りました。

第1ステージはイルクーツクからバイカリスクにかけての255.53kmです。スペシャルステージは50.87kmあり、森や川を通過してベースキャンプとなるバイカル湖に向かいます。