2019 Abu Dhabi Desert Challenge Stage05 UAEアブダビ

2019年4月4日(木)
Liwa Desert

アブダビ・デザート・チャレンジ 2019

今大会ステージ2勝のコルネホが総合3位でポディウム登壇

アブダビ・デザート・チャレンジは最終日を迎え、Monster Energy Honda Teamのホセ・イグナシオ・コルネホが大会総合3位で表彰台に登壇しました。

最終ステージは、ヤス・マリーナ・サーキットでゴールを迎えるコースが設定され、コルネホは214.5kmのスペシャルステージをトラブルなしで走りきり、5日間1900kmのラリーを締めくくりました。ステージ4位となったコルネホは、大会総合3位となり、自身初のクロスカントリーラリー世界選手権の表彰台登壇を果たしました。

チームメートのケビン・ベナバイズは、ステージ5位でこの日を終え、総合4位。大会前には肩の脱臼と肋骨の骨折を喫していましたが、そのハンディをものともせずに見事トップ5入りを達成しました。

同じく肋骨の骨折と鎖骨の脱臼という負傷を抱えながら今大会に臨んだホアン・バレダは、大会2日目にマシンのフットレストが左脚に刺さるアクシデントにも見舞われましたが、最後まで走りきることを決意。ステージ2位を2回記録し、この最終ステージも3位でフィニッシュしました。

Monster Energy Honda Teamの次戦は、7月6日~16日に開催される、クロスカントリーラリー世界選手権第2戦、シルクウェイ・ラリー。ロシアからモンゴル、中国にかけての難コースに挑みます。

コメント

ホセ・イグナシオ・コルネホ(ステージ 4位/総合 3位)ホセ・イグナシオ・コルネホ
「今日は厳しい一日でした。先頭でスタートしたため、終始コースを探りながら走ることになり、後続の選手を利する形になりましたが、それでも総合3位で大会を終えることができました。ステージ2勝を挙げられましたし、それによって先頭スタートが2ステージあっても総合順位でポディウム獲得を果たせたことはうれしいです。この経験は、きっと将来につながるはずです。ライディングにも満足しており、どんどんペースを上げることができました。Monster Energy Honda Team全員のハードワークに感謝していますし、コーチや家族にもお礼を言いたいです。皆さん、本当にありがとうございました」

ケビン・ベナバイズ(ステージ 5位/総合 4位)ケビン・ベナバイズ
「やっと大会を終えられて、とてもうれしいです。今回は負傷もあってフィジカル面で厳しいラリーでした。脱臼した肩と骨折した肋骨を抱えてマシンを駆るのは大変でした。体力的には50%というところでしたが、そのすべてを使いきった結果、総合4位でフィニッシュできたことはよかったです。すべての犠牲には必ず報いが訪れます。今大会、我々は我慢のときが長かったのですが、シーズンはいい形で終えられることを願っています」

ホアン・バレダ(ステージ 3位/総合 26位)ホアン・バレダ
「今回のアブダビ・デザート・チャレンジは、猛暑と砂漠という身体的に厳しい環境の中で満足いく結果を残せたと思います。ケガを喫していたものの、大会で復帰して、レースペースでの走りやスピード、身体的な負荷を体験できたことで、いいシーズンのスタートとなりました。メカニカルトラブルもありましたが、そこから学んで今後へ向けて改善をしていけると思います」

リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム ペナルティー
1 6 S.サンダーランド KTM 02:39'59  
2 77 L.ベナバイズ KTM +00:03'26  
3 11 ホアン・バレダ Honda +00:06'43  
4 9 ホセ・イグナシオ・コルネホ Honda +00:09'41  
5 7 ケビン・ベナバイズ Honda +00:13'35  
6 10 M.アル・バロシ KTM +00:20'14  

総合順位

順位 No. ライダー マシン タイム ペナルティー
1 6 S.サンダーランド KTM 17:46'42  
2 77 L.ベナバイズ KTM +00:08'20  
3 9 ホセ・イグナシオ・コルネホ Honda +00:09'59  
4 7 ケビン・ベナバイズ Honda +00:34'51  
5 29 A.ショート ハスクバーナ +01:01'40 00:01'00
6 25 R.ブレア ハスクバーナ +01:36'51 00:02'00
 
26 11 ホアン・バレダ Honda +33:16'23 28:55'00

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