Round01マレーシアマレーシア

SS600 決勝

2020年03月7日(土)-8日(日)・決勝

セパン・インターナショナル・サーキット

開幕戦 マレーシア

アヌアがレース1でSS600クラス初優勝、レース2で2位表彰台

今季、Boon Siew HONDA Racing Teamからアズロイ・アヌア、ヘルミ・アズマンが参戦、タイトルを狙います。また、Honda Philippines Okada Manila Access Plus Racingからトロイ・ヤコブ・キュア・アルベルトが参戦。Honda CBR600RRを駆ります。

ポールポジションはアダム・ノロディン(ヤマハ)。決勝スタートからA.ノロディンが前に出て、それを数珠つなぎの集団が追います。A.ノロディンにアズマンが迫り、トップ争いを繰り広げます。3番手争いをアヌアとアハマド・アフィフ・アムラン(ヤマハ)が繰り広げます。

レース中盤にはA.ノロディンが抜け、アズマンを突き放します。3番手にはアヌア、4番手にアムランと等間隔で続き周回を重ねます。5番手には、イブラヒム・ノロディン(ヤマハ)がつけます。

トップのA.ノロディンが痛恨の転倒で首位から脱落、コース復帰しますが、ポジションダウン。残り3ラップで首位はアズマンとなり、そこにアヌア、アムランが迫り、トップ争いが激しくなります。アヌアが、アズマンを捉え首位に躍り出ます。さらにアムランもアズマンをパス、そこにI.ノロディンが迫ります。

最終ラップの攻防は激しさを増し、各コーナーでポジションが入れ替わる戦いとなりますが、最終的にアヌアが逃げきり、アムラン、I.ノロディンの順でチェッカー、アズマンは僅差の4位となりました。

レース2のオープニングラップは相次ぐ転倒で、コースにオイルが出たことからコースクリアのために赤旗が提示されレースディレイ。10ラップから8ラップへと短縮されてスタートが切られました。

レースをリードしたのはラタポン・ウィライロー(ヤマハ)。それをA.ノロディン、アズマンが追います。ウィライローを捉えたA.ノロディンがトップに立ちますが、アヌアが首位を奪い、目まぐるしくトップが変わります。数珠つなぎのトップ争いから、アヌア、A.ノロディン、I.ノロディンの3台が抜け出します。ですが、セカンド集団が追いつきトップ争いに迫ります。その大きな集団から抜けたA.ノロディン、アヌア、I.ノロディン、アズマンの4台の争いが続きます。

トップ争いから、アズマンが遅れ、トップ3の戦いとなり最終ラップまで続きます。最終コーナーでI.ノロディンが痛恨の転倒。争ってきたアズマンが遅れ、A.ノロディンが優勝、アヌアが僅差で続き2位、アズマンは3位となり表彰台に立ちました。

コメント

アズロイ・アヌア(優勝/2位)
アズロイ・アヌア「スタートはミスしましたが、コンスタントに追い上げることだけ考えてトライしました。トップのA.ノロディンが転倒してからは、落ち着いてベストを尽くそうと思いました。トップ争いは激しくなりましたが、勝ちたかったので、最終ラップはハードに攻めました。優勝まで長い時間がかかりましたが、これからは常に勝てるようにがんばりたいです。勝てるバイクを用意してくれたチームに感謝します」

リザルト

レース1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム
120アズロイ・アヌアHonda1021'53.229
250A.アフィフ・アムランヤマハ10+0.059
366I.ノロディンヤマハ10+0.303
432ヘルミ・アズマンHonda10+0.379
522南本宗一郎ヤマハ10+11.913
618仲村優佑 ヤマハ10+22.282
969トロイ・ヤコブ・キュア・アルベルトHonda10+31.973

レース2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム
177A.ノロディンヤマハ817'36.715
220アズロイ・アヌアHonda8+0.848
332ヘルミ・アズマンHonda8+1.436
456R.ウィライローヤマハ8+5.851
523R.ロスリヤマハ8+6.271
622南本宗一郎ヤマハ8+6.706
1069トロイ・ヤコブ・キュア・アルベルトHonda8+21.847

ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
120アズロイ・アヌアHonda45
277A.ノロディンヤマハ34
332ヘルミ・アズマンHonda29
422南本宗一郎ヤマハ21
550A.アフィフ・アムランヤマハ20
6321M.カイル・パスヤマハ17
1069トロイ・ヤコブ・キュア・アルベルトHonda13

ランキング詳細

フォトギャラリー

ニュース