IDEMITSU Boon Siew Honda Racing Teamからイザム・イクマル、イドラン・ハキミ・ラドゥアンが参戦。Yuzy Honda Racingからシャロル・ユージーが参戦しHonda CBR250RRを駆ります。
レース1ではアンディ・ムハンマド・ファドリ(カワサキ)がポールポジション、2番手はイクマル、3番手は井吉亜衣稀(カワサキ)でフロントロー、4番手にユージーがつけました。
ファドリがレースをリードしオープニングラップを制します。それを井吉、イクマル、ラドゥアンが追い、この4台がトップ集団を形成します。中盤にはラドゥアンが首位に立ちレースをリード、イクマルも2番手に浮上して、Honda勢が1-2の展開。しかし、ファドリが前に出て再び首位に立ちます。それをイクマル、井吉、ラドゥアンが追う展開。ポジションを入れ替える戦いが続きます。ラドゥアンが2番手へと浮上しファドリを追います。
ラスト2ラップ、井吉が首位に立ちますが、ファドリ、ラドゥアン、イクマルが僅差で続き、最終ラップまで息詰まるトップ争いを繰り広げます。イクマルはトップを奪い、終盤の戦いへと突入します。その中でファドリがスローダウン、トップ争いから遅れ、セカンド集団に飲み込まれてしまいます。
トップで最終コーナーを迎えたのはラドゥアンですが、スリップからわずかに抜けた井吉が迫り、並んでコントロールラインを通過、その差は0.001秒差となりラドゥアンが優勝を飾りました。2位に井吉、3位イクマル。ユージーは5位でチェッカーとなりました。
レース2では、スタートダッシュで飛び出したファドリがホールショットを奪い1コーナーをクリア、続くのは井吉、イクマル。その後方につけたユージーが転倒リタイアとなり、トップ争いはファドリ、井吉、イクマルの3台。セカンド集団との差ができます。2ラップ目には井吉が首位を奪います。ファドリ、イクマルが追う展開。トップ争いは逃げ、セカンド集団との差を広げていきます。上位3台は、各コーナーで首位を入れ替えながら周回を重ねました。イクマルは果敢に攻め、幾度も首位を脅かしました。ラインがクロスする戦いから、ファドリがトップに立ち逃げ始めますが、井吉、イクマルも食らいつきます。しかし、トップ争いはファドリが制し優勝。井吉、イクマルが僅差で続き、2位、3位を獲得しました。
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム |
---|---|---|---|---|---|
1 | 19 | イドラン・ハキミ・ラドゥアン | 8 | 19'40.866 | |
2 | 37 | 井吉亜衣稀 | カワサキ | 8 | +0.001 |
3 | 24 | イザム・イクマル | 8 | +0.348 | |
4 | 89 | W.ヌグロホ | ヤマハ | 8 | +12.584 |
5 | 61 | シャロル・ユージー | 8 | +12.640 | |
6 | 146 | V.マラフアン | TVS | 8 | +13.329 |
順位 | No. | ライダー | マシン | 周回数 | タイム |
---|---|---|---|---|---|
1 | 108 | A.ムハンマド・ファドリ | カワサキ | 8 | 19'39.574 |
2 | 37 | 井吉亜衣稀 | カワサキ | 8 | +0.120 |
3 | 24 | イザム・イクマル | 8 | +0.409 | |
4 | 89 | W.ヌグロホ | ヤマハ | 8 | +20.428 |
5 | 146 | V.マラフアン | TVS | 8 | +20.829 |
6 | 96 | A.セチアワン | ヤマハ | 8 | +20.912 |
DNF | 19 | イドラン・ハキミ・ラドゥアン | 1 | DNF | |
DNF | 61 | シャロル・ユージー | DNF |
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント |
---|---|---|---|---|
1 | 37 | 井吉亜衣稀 | カワサキ | 40 |
2 | 24 | イザム・イクマル | 32 | |
3 | 108 | A.ムハンマド・ファドリ | カワサキ | 28 |
4 | 89 | W.ヌグロホ | ヤマハ | 26 |
5 | 19 | イドラン・ハキミ・ラドゥアン | 25 | |
6 | 146 | V.マラフアン | TVS | 21 |
12 | 61 | シャロル・ユージー | 11 |