Round01マレーシアマレーシア

AP250 決勝

2020年03月7日(土)-8日(日)・決勝

セパン・インターナショナル・サーキット

開幕戦 マレーシア

ラドゥアンがレース1でAP250クラス初優勝、イクマルがレース2で3位表彰台

IDEMITSU Boon Siew Honda Racing Teamからイザム・イクマル、イドラン・ハキミ・ラドゥアンが参戦。Yuzy Honda Racingからシャロル・ユージーが参戦しHonda CBR250RRを駆ります。

レース1ではアンディ・ムハンマド・ファドリ(カワサキ)がポールポジション、2番手はイクマル、3番手は井吉亜衣稀(カワサキ)でフロントロー、4番手にユージーがつけました。

ファドリがレースをリードしオープニングラップを制します。それを井吉、イクマル、ラドゥアンが追い、この4台がトップ集団を形成します。中盤にはラドゥアンが首位に立ちレースをリード、イクマルも2番手に浮上して、Honda勢が1-2の展開。しかし、ファドリが前に出て再び首位に立ちます。それをイクマル、井吉、ラドゥアンが追う展開。ポジションを入れ替える戦いが続きます。ラドゥアンが2番手へと浮上しファドリを追います。

ラスト2ラップ、井吉が首位に立ちますが、ファドリ、ラドゥアン、イクマルが僅差で続き、最終ラップまで息詰まるトップ争いを繰り広げます。イクマルはトップを奪い、終盤の戦いへと突入します。その中でファドリがスローダウン、トップ争いから遅れ、セカンド集団に飲み込まれてしまいます。

トップで最終コーナーを迎えたのはラドゥアンですが、スリップからわずかに抜けた井吉が迫り、並んでコントロールラインを通過、その差は0.001秒差となりラドゥアンが優勝を飾りました。2位に井吉、3位イクマル。ユージーは5位でチェッカーとなりました。

レース2では、スタートダッシュで飛び出したファドリがホールショットを奪い1コーナーをクリア、続くのは井吉、イクマル。その後方につけたユージーが転倒リタイアとなり、トップ争いはファドリ、井吉、イクマルの3台。セカンド集団との差ができます。2ラップ目には井吉が首位を奪います。ファドリ、イクマルが追う展開。トップ争いは逃げ、セカンド集団との差を広げていきます。上位3台は、各コーナーで首位を入れ替えながら周回を重ねました。イクマルは果敢に攻め、幾度も首位を脅かしました。ラインがクロスする戦いから、ファドリがトップに立ち逃げ始めますが、井吉、イクマルも食らいつきます。しかし、トップ争いはファドリが制し優勝。井吉、イクマルが僅差で続き、2位、3位を獲得しました。

リザルト

レース1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム
119イドラン・ハキミ・ラドゥアンHonda819'40.866
237井吉亜衣稀カワサキ8+0.001
324イザム・イクマルHonda8+0.348
489W.ヌグロホヤマハ8+12.584
561シャロル・ユージーHonda8+12.640
6146V.マラフアンTVS8+13.329

レース2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム
1108A.ムハンマド・ファドリカワサキ819'39.574
237井吉亜衣稀カワサキ8+0.120
324イザム・イクマルHonda8+0.409
489W.ヌグロホヤマハ8+20.428
5146V.マラフアンTVS8+20.829
696A.セチアワンヤマハ8+20.912
DNF19イドラン・ハキミ・ラドゥアンHonda1DNF
DNF61シャロル・ユージーHondaDNF

ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
137井吉亜衣稀カワサキ40
224イザム・イクマルHonda32
3108A.ムハンマド・ファドリカワサキ28
489W.ヌグロホヤマハ26
519イドラン・ハキミ・ラドゥアンHonda25
6146V.マラフアンTVS21
1261シャロル・ユージーHonda11

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