ポールポジションはガラン・ヘンドラ・プラタマ(ヤマハ)、小山知良(RAMA Honda)は2番手、山本剛大(Supra Studio Honda Ikazuchi Racing Team)は9番手となりました。

土曜日に行われたレース1は、小山、プラタマ、アヌパ・サルムーン(ヤマハ)らがトップ集団を形成して激しいトップ争いを展開する中、プラタマと小山の2人が抜け出し、し烈な争いがスタート。何度もトップを入れ替え、やがて小山がプラタマを突き離します。プラタマに代わって、サルムーンが小山に迫りますが、そのサルムーンも突き離し、AP250クラスでの初優勝を果たしました。2位にサルムーン、3位にプラタマが入りました。激しい4番手争いを制したのはムクラダ・サラプーチ(AP Honda Racing Thailand)でした。山本は9位でチェッカーを受けました。

日曜日に行われたレース2は、決勝直前に雨が降り出し、路面はウエットへ。グリッドは、ライダーたちがレインタイヤに履き替えようと慌ただしくなりました。この影響で、12周から10周へと減算されたレースのホールショットはプラタマ、そこに小山、山本、サルムーンらが続きました。プラタマのトップは変わらず、そのまま逃げきって優勝。小山は安定した走りで2位となり、2レース連続で表彰台を獲得しました。3位表彰台は山本が獲得しました。ゲリ―・サリム(Astra Honda Racing Team)は5位となりました。