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波に乗るカーマイケルが5連勝
ラムゼイがCRFを表彰台に導く
ランキング首位独走態勢に持ち込んだカーマイケル
今季2度目の1−2フィニッシュ
AMAスーパークロス
Houston
[2002.03.23]
AMA-SXニュース
AMA-SXレースレポート
第11戦 ヒューストン(テキサス州)
2002年 3月23日開催
天候:晴れ  気温:昼22℃/夜15℃ コースコンディション:ドライ
観客:44,528人
Honda1−2フィニッシュ!
カーマイケル5連勝!ラムゼイ初の表彰台!
好スタートを切ったラムゼイをカーマイケルが追う、チームメイト同士の一騎打ちとなったが、10周目に前に出たカーマイケルがラムゼイを徐々に引き離してチェッカー。カーマイケルが5連勝でランキング首位を固める一方、ラムゼイは2位に入り念願のポディアム登壇を初達成した。Hondaにとっては今季2度目の1−2フィニッシュとなる。フォンセカは終始キープした6位でゴール。前戦の練習中に腰を痛めたトーテリは、第12戦での復帰に備えるため欠場した。

ヒューストン・アストロドームに設けられた今回のコースは、多くのコーナーが巧みにレイアウトされており、相対的に直線部が少なく、1周に1分強を要する長めのコースだった。

メインレースでホールショットを取ったのはフェリーだったが、トップはラスク、ラムゼイと目まぐるしく入れ替わった。1周目のコントロールラインでは、ラムゼイ、ラスク、カーマイケル、ビーラマン、マクグラス、フォンセカという順に落ち着いたが、3周目にラスクが転倒し、トップ争いはラムゼイをカーマイケルが追う形になった。同じ周回に、ランキング2位のビーラマンも転倒し、9番手からの再スタートとなる。

テールトゥノーズで周回を重ねるラムゼイとカーマイケルの間隔は、レース中盤になると次第に詰まってきたが、カーマイケルはフープスでミスをした影響もあり、無理なチャージをせずに追走を続けた。そして迎えた10周目、大ジャンプのヘイベールが崩れ落ちた部分を突いたカーマイケルが、ラムゼイをクリーンパス。後半はポジションを入れ替えた1−2体制で、ランデブー走行を続けた。

終盤になると両者の間隔は4秒ほどに開いたが、カーマイケルにとっては決して楽勝とは言えないパターンでチェッカー。終始苦しめられたチームメイトを従えて、カーマイケルが5連勝を飾ったレースだった。なお、ランキング2位のビーラマンが4位でゴールしたため、首位カーマイケルのポイントリードは17点となっている。

R.カーマイケル(優勝)
ネイサン(ラムゼイ)がいい走りをしていたので、今夜はとても苦労したよ。チームメイト同士でもあるし、とにかくクリーンパスをしたいって心がけていたせいもある。あちこちで仕掛けようとしたけれど、うまく抜けるところが全然なかった。もっと無理することもできたけれど、そうしたらたぶん致命的なミスをしていただろうね。実際、序盤のフープスでちょっと危なかったことがあって、それ以降はペースを落として、様子を見ながらついて行くことにしたんだ。プレッシャーをかければ、いつか自滅してくれるかもしれなかったし……。正直に言うと、今夜は2位でもいいかなって思っていたくらいだよ。何度か転倒しそうになったし、運よく切り抜けたって感じだ。すべてがうまく行って、とても満足している。残りはあと5戦だけど、この勢いをキープして連勝したい。次のレースは再来週になるけれど、できればこのまま休まないで続けたいくらいだよ。ポイントリードはまた増えたけれど、今シーズンはみんなの実力が接近しているし、予想外の出来事も起こり得るから、何点リードしていても安心はできない。最後まで慎重にかつ大胆に戦わないとね。

N.ラムゼイ(2位)
目標にしていた表彰台までたどり着けて、最高の気分だよ。あんなにトップを走っていたことを考えると、優勝も夢じゃなかったかもしれないけれど、リッキー(カーマイケル)の方が速かったし、彼が勝って当然だと思う。1周目からリーダーになったんだけれど、あるフレーズを自分自身に言い聞かせながら走っていたんだ。内容は秘密。誰にも教えられない。ラスクが転んだ後は、真後ろにリッキーが近づいて来たのがわかった。彼の速さはわかっていたけれど、リッキーの家に行って練習したこともあるし、カリフォルニアでも一緒にテストをしてきたし、そんなわけでなぜか平常心を保つことができたんだ。隙を突いてくることはわかっていたし、オレの方は守らないで逃げようって思っていた。結果的に抜かれてしまったけれど、いいレースができたと思う。3連の上で並んだ時、お互いに見合ったりしたし、楽しいバトルだったよ。最後までオレが前だったら、もっとよかったんだけどね。

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