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今季最終戦、アキュラ勢が1-2-3フィニッシュ達成
ド・フェラン・モータースポーツが総合優勝
パトロン・ハイクロフト・レーシングがLMP1クラスタイトル獲得
ロウズ・フェルナンデス・レーシングがLMP2クラスシーズン最多勝タイ記録を樹立

2009年10月10日(土)
決勝
開催地:カリフォルニア州モントレー
会場:ラグナセカ・レースウェイ
コース全長:3.6km

アメリカン・ルマン・シリーズ(ALMS)の今シーズン最終戦が10月10日(土)にラグナセカ・レースウェイで開催され、#66 XMサテライト・ラジオ・アキュラを駆るジル・ド・フェラン/サイモン・ペジノ組(ド・フェラン・モータースポーツ)が総合優勝。#15 ロウズ・アキュラを駆るエイドリアン・フェルナンデス/ルイス・ディアス組(ロウズ・フェルナンデス・レーシング)が総合2位に入り、LMP2クラス優勝を果たした。さらに、#9 パトロン・ハイクロフト・アキュラを駆るデイビッド・ブラバム/スコット・シャープ組(パトロン・ハイクロフト・レーシング)は総合3位でフィニッシュし、LMP1クラスのドライバーとチーム両タイトルを獲得した。

ド・フェランは現役最後のレースを有終の美で飾った。歴史ある2.238マイルのロードコースで4時間に及んだレースは、ド・フェランにとって決して楽なレースではなかった。レース終盤の1時間は、フェルナンデスとの並走が続き、トップが数回入れ替わった。最終的には、ペジノがわずか0.662秒差で逃げ切り、チームにとって今シーズン5度目の勝利を果たした。また、シーズン最多の7度のポールポジション獲得も記録した。

フェルナンデス/ディアス組は総合2位表彰台を獲得し、今シーズン8度目のLMP2クラス優勝を飾った。この勝利により、2007年にティモ・ベルンハルト/ロマン・デュマ組(ペンスキー・レーシング)が達成したLMP2クラスのシーズン最多勝記録に並んだ。

ブラバム/シャープ組は総合3位表彰台を獲得し、LMP1クラスのドライバータイトルとチームタイトルを獲得した。シャープが巻き込まれた前戦でのクラッシュ後、2週間をかけてゼロの状態からマシンを作り上げた。さらに、チーム内でのインフルエンザの流行にも悩まされたが、すべてを乗り越えてのタイトル獲得となった。最終的に、パトロン・ハイクロフト・レーシングは今シーズン3勝を記録した。

全10戦で争われた今シーズンにおいて、アキュラの1-2-3フィニッシュは6度目の快挙となり、LMP1、LMP2両クラスのドライバータイトル、チームタイトルとマニュファクチャラーズタイトルをすべて獲得した初の自動車メーカーとなった。

コメント

ジル・ド・フェラン〔LMP1クラス優勝(総合優勝)、ド・フェラン・モータースポーツ〕

「本当に簡単な勝利ではなかった。エイドリアンとの差を広げようとけん命な走りをしながら、燃費をセーブすることにも必死だった。週末に入り、様々な思いが脳裏を駆け巡っていたが、マシンに乗った瞬間、レースに勝つことだけを考えた。すべきことに注力し、自分にとって最後のレースだという意識はなかった。そして、エンジンを切った瞬間、自分のレースキャリアを振り返った。サイモンがすばらしい走りで差を広げてくれたが、エイドリアンもあきらめず、簡単には勝たせてくれなかった。とにかく今、終わったことがうれしい。私にとって夢のような週末になった」

サイモン・ペジノ〔LMP1クラス優勝(総合優勝)、ド・フェラン・モータースポーツ〕

「マシンの状態はとてもよかった。スピードを上げ、約1分の差をつけることができた。ジルが燃料をセーブしていたことを知っていたので、最後はやや不安だったが、チームが燃料のコントロールを完ぺきにしてくれ、我々は今シーズン5度目の勝利を手にすることができた」

エイドリアン・フェルナンデス〔LMP2クラス優勝(総合2位)、ロウズ・フェルナンデス・レーシング〕

「最高の形で、すばらしいシーズンを締めくくることができた。マシンは速く、総合優勝できるチャンスもあった。ジルが燃料をセーブしていることを知っていて、彼にプレッシャーをかけた。最終的にはおよばなかったが、LMP2クラスのシーズン最多勝タイ記録樹立と、ドライバーとチーム両タイトルを獲得でき、本当にうれしい」

ルイス・ディアス〔LMP2クラス優勝(総合2位)、ロウズ・フェルナンデス・レーシング〕

「シーズン8勝と2つのタイトル獲得というALMS史上に残るすばらしいシーズンだった。尊敬するエイドリアンと組めたことはすばらしい経験となり、彼が最高のチームと、アキュラとともにレースができるチャンスを与えてくれた。これ以上何も望むことができない最高の環境だった。我々のシーズンの締めくくりにふさわしいレースだった」

デイビッド・ブラバム〔LMP1クラス2位(総合3位)、パトロン・ハイクロフト・レーシング〕

「いくつか懸念もあったが、チームの目標は完走することだった。もし走りきることができれば、クラスタイトルを獲得できる状況だった。この2週間はクラッシュとインフルエンザの流行でチームは苦しかった。しかし、スタッフはプロの仕事をしてくれ、パトロン、アキュラ、ミシュランをはじめとするすべての関係者にクラスタイトルをもたらした」

スコット・シャープ〔LMP1クラス2位(総合3位)、パトロン・ハイクロフト・レーシング〕

「シーズンが終わったことが信じられない。LMP1クラスでのレースは簡単なものではなかった。ド・フェラン・モータースポーツは最高のチームで、彼らに勝つことができ、本当に満足している。シーズンを通じてチームは長時間を割き、どんな状況下でもマシンを準備してくれてきた。新たなマシンを用意してくれた前戦のチームの取り組みは、並大抵の努力ではなかった。そして、ラグナセカでは、インフルエンザの流行にも悩まされた。しかし、チーム一丸となって戦い、タイトル獲得を果たすことができた」

決勝リザルト

順位 No. クラス ドライバー マシン 周回数
1 66 LMP1 ジル・ド・フェラン/サイモン・ペジノ Acura 168
2 15 LMP2 エイドリアン・フェルナンデス/ルイス・ディアス Acura 168
3 9 LMP1 デイビッド・ブラバム/スコット・シャープ Acura 164
4 12 LMP1 T.バーガス/C.マクマリー/B.ウィルマン ローラ 159
5 48 LMP1 J.モーレム / S.ヨハンソン ジネッタ・ザイテック 158
6 45 GT2 J.バーグマイスター/P.ロング ポルシェ 155

ポイントスタンディング

ドライバー | LMP1クラス

順位 ドライバー マシン 総合ポイント
1 デイビッド・ブラバム Acura 179
  スコット・シャープ Acura 179
2 ジル・ド・フェラン Acura 162
  サイモン・ペジノ Acura 162
3 J.フィールド ローラ 116
  C.フィールド ローラ 116
4 J.モーレム ジネッタ・ザイテック 58
  S.ヨハンソン ジネッタ・ザイテック 58
5 S.サラジン プジョー 56
  F.モンタニー プジョー 56
6 D.カペッロ アウディ 53
  A.マクニッシュ アウディ 53
12 ダリオ・フランキッティ Acura 34
18 スコット・ディクソン Acura 12

シャシー | LMP1クラス

順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 Acura 199
2 ローラ 123
3 ジネッタ・ザイテック 58
4 プジョー 56
5 アウディ 53
6 オレカ 18

エンジン | LMP1クラス

順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 Acura 199
2 AER 123
3 ザイテック 58
4 プジョー 56
5 アウディ 53
6 エイム 18

ドライバー | LMP2クラス

順位 ドライバー マシン 総合ポイント
1 エイドリアン・フェルナンデス Acura 217
  ルイス・ディアス Acura 217
2 B.ライジンガー ローラ 137
  M.フラッキッティ ローラ 137
3 K.グラフ ポルシェ 73
4 C.ダイソン ローラ 55
  G.スミス ローラ 55
5 G.ピケット ポルシェ 50
6 B.デブリン ローラ 30

シャシー | LMP2クラス

順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 Acura 217
2 ローラ 143
3 ポルシェ 73
4 ラディカル 13

エンジン | LMP2クラス

順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 Acura 217
2 マツダ 143
3 ポルシェ 73
4 AER 13